コラム

夏のレジャーは要注意! 触れると危険な植物にご用心【専門家監修】

夏はキャンプやハイキングなど、自然の中で過ごす機会が増えますね。

しかし、自然の中には、美しい花や緑だけでなく、触れるとかぶれたり、中毒を起こしたりする危険な植物も潜んでいます。
「この植物、綺麗だな…」
「これって食べられるのかな?」
そんな軽い気持ちで触れてしまうと、大変なことになることも。
今回は、0th clinic 日本橋が、夏に特に注意したい危険な植物とその対処法について詳しく解説します。

夏に注意したい危険な植物

  1. ウルシ
    • 特徴:触れるとかぶれを引き起こす。葉は3枚セットで、秋には紅葉します。
    • 症状:かゆみ、赤み、水ぶくれ、炎症など。
    • 注意点:ウルシに触れたら、すぐに流水で洗い流し、ステロイド軟膏などを塗布しましょう。症状がひどい場合は、皮膚科を受診してください。
  2. イラクサ
    • 特徴:茎や葉にトゲがあり、触れると強い痛みやかゆみを引き起こします。
    • 症状:刺された部分が赤く腫れ、水ぶくれができることもあります。
    • 注意点:トゲが刺さった場合は、ピンセットなどで優しく抜き取り、流水で洗い流しましょう。抗ヒスタミン薬やステロイド軟膏を塗布することも有効です。
  3. トリカブト
    • 特徴:美しい紫色の花を咲かせますが、全草に毒があります。
    • 症状:口にすると、嘔吐、下痢、呼吸困難、心停止などを引き起こすことがあります。
    • 注意点:絶対に口にしないようにしましょう。もし誤って口にしてしまった場合は、すぐに医療機関を受診してください。
  4. ドクウツギ
    • 特徴:赤い実をつけますが、全草に毒があります。
    • 症状:口にすると、嘔吐、下痢、腹痛、呼吸困難などを引き起こすことがあります。
    • 注意点:絶対に口にしないようにしましょう。もし誤って口にしてしまった場合は、すぐに医療機関を受診してください。
  5. チョウセンアサガオ
    • 特徴:白い花を咲かせますが、全草に毒があります。
    • 症状:口にすると、幻覚、錯乱、呼吸困難などを引き起こすことがあります。
    • 注意点:絶対に口にしないようにしましょう。もし誤って口にしてしまった場合は、すぐに医療機関を受診してください。

危険な植物に触れないための対策

  • 知らない植物には触れない
  • 山や森に入る際は、長袖・長ズボンを着用する
  • 軍手や手袋を着用する
  • 植物図鑑などで事前に危険な植物を調べておく

0th clinic 日本橋からのコメント

自然の中で過ごすことは、心身のリフレッシュに繋がりますが、危険な植物には十分注意しましょう。
万が一、植物に触れて症状が出た場合は、自己判断せず、早めに医療機関を受診することをおすすめします。
0th clinic 日本橋では、植物による皮膚トラブルや中毒症状にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

免責事項

本記事は、危険な植物に関する一般的な情報提供を目的としており、診断や治療を目的としたものではありません。
症状によっては、他の病気が隠れている可能性もありますので、必ず医療機関を受診し、医師の診断を受けてください。
また、本記事の内容は、必ずしも全ての患者様に当てはまるものではありません。

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