コラム

夏の海、楽しみたいけど…危険もいっぱい!? 医師が教える海の注意点と安全対策【専門家監修】

夏といえば、やっぱり海!
青い空、白い砂浜、キラキラ輝く海…想像するだけでワクワクしますよね。

でも、ちょっと待ってください。
夏の海には、楽しい思い出だけでなく、危険も潜んでいるんです。
今回は、0th clinic 日本橋が、夏の海で気を付けたい注意点と、安全に海を楽しむための対策をご紹介します。

海の事故、こんな危険が潜んでいる!

  1. 熱中症
    強い日差しや高温多湿な環境は、熱中症を引き起こしやすくなります。 めまい、頭痛、吐き気などの症状が現れ、重症化すると命に関わることも。
  2. 日焼け
    海辺では、照り返しによって紫外線を多く浴びてしまいます。 日焼けは、肌の老化を進めるだけでなく、皮膚がんのリスクを高めることも。
  3. クラゲ刺傷
    クラゲに刺されると、強い痛みやかゆみ、腫れなどの症状が現れます。 アナフィラキシーショックを起こす危険性もあるため、注意が必要です。
  4. 離岸流
    海岸から沖に向かって流れる強い流れで、あっという間に沖へ流されてしまうことも。 遊泳禁止区域には絶対に近づかないようにしましょう。
  5. 溺水
    泳ぎに自信がない方は、浅瀬で遊ぶようにしましょう。 また、子供から目を離さないように注意が必要です。

海を安全に楽しむための対策

  1. 準備
    • 天気予報を確認し、荒天時は海に行かない
    • 水温や潮の流れを事前にチェックする
    • 飲食物、日焼け止め、帽子、サングラス、ラッシュガードなどを準備する
    • 救命胴衣を着用する(特にお子様や泳ぎに自信のない方)
  2. 海での行動
    • 遊泳禁止区域には入らない
    • お酒を飲んだら泳がない
    • 無理な遊泳はしない
    • 子供から目を離さない
    • 定期的に休憩をとる
    • クラゲに注意する
  3. 体調管理
    • こまめな水分補給を心掛ける
    • 日焼け止めをこまめに塗り直す
    • 体調が悪いときは無理をしない

万が一、事故に遭ってしまったら…

もし、溺れている人を見つけたら、すぐにライフセーバーに知らせましょう。 クラゲに刺された場合は、患部を海水で洗い流し、医療機関を受診しましょう。 熱中症や日焼けの症状が出た場合は、涼しい場所で休み、水分補給をしましょう。 症状が改善しない場合は、医療機関を受診しましょう。

0th clinic 日本橋からのコメント

海での事故は、正しい知識と準備があれば、防ぐことができます。
ぜひ、この記事を参考に、安全に海を楽しんでください。

免責事項

本記事は、夏の海での注意点に関する一般的な情報提供を目的としており、診断や治療を目的としたものではありません。
症状によっては、他の病気が隠れている可能性もありますので、必ず医療機関を受診し、医師の診断を受けてください。
また、本記事の内容は、必ずしも全ての患者様に当てはまるものではありません。

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