コラム
夏の糖尿病、油断は禁物! 医師が教える、血糖値コントロールと脱水対策【専門家監修】
夏本番!
冷たい飲み物やアイスが美味しい季節ですが、糖尿病の方にとっては、血糖値コントロールが難しい時期でもあります。
「暑いからって、ついつい冷たいジュースを…」
「夏バテで食欲がない…」
「いつもと違う体調の変化が気になる…」
そんな不安をお持ちのあなたへ。
今回は、0th clinic 日本橋が、夏の糖尿病について、気を付けたいポイントと対策をご紹介します。
夏の糖尿病、ここがポイント!
1. 高血糖になりやすい
- 脱水:汗をたくさんかくことで、体内の水分が不足し、血液が濃縮されて血糖値が上がりやすくなります。
- 冷たい飲み物:清涼飲料水やアイスなどの糖分が多いものを摂りすぎると、血糖値が急上昇することがあります。
- 食欲不振:夏バテで食欲がなくなると、食事量が減り、血糖値が不安定になることがあります。
2. 低血糖にも注意
- 運動:いつもより運動量が増えると、血糖値が下がりすぎて低血糖になることがあります。
- アルコール:空腹時や運動前にアルコールを飲むと、低血糖を引き起こす可能性があります。
3. 感染症リスク
- 免疫力の低下:暑さによる疲労や睡眠不足、栄養不足などで免疫力が低下し、感染症にかかりやすくなります。
- 傷の治りが遅い:糖尿病の方は、傷の治りが遅いため、ちょっとした傷でも感染症を起こしやすくなります。
夏の糖尿病、血糖値コントロールのコツ
- こまめな水分補給
のどが渇く前に、こまめに水分を補給しましょう。 水やお茶など、糖分の少ないものがおすすめです。 - バランスの取れた食事
暑さで食欲が落ちても、3食きちんと食べるようにしましょう。 野菜やタンパク質を積極的に摂り、糖質を控えめにすることが大切です。 - 適度な運動
適度な運動は、血糖値を下げる効果があります。 ただし、激しい運動は避け、医師に相談の上、無理のない範囲で行いましょう。 - 血糖値の自己測定
血糖値をこまめに測定し、記録することで、自分の血糖値の変動を把握することができます。 医師に相談しながら、適切な血糖コントロールを目指しましょう。 - 感染症対策
手洗いやうがいを徹底し、感染症予防に努めましょう。 また、傷ができた場合は、早めに治療するようにしましょう。
0th clinic 日本橋からのコメント
糖尿病は、適切な治療と自己管理によって、健康的な生活を送ることができます。
夏は、血糖値が乱れやすい季節ですが、今回ご紹介したポイントを参考に、しっかりと対策を行いましょう。
0th clinic 日本橋では、糖尿病専門医が、患者様一人ひとりに寄り添い、最適な治療とサポートを提供しています。
糖尿病に関するお悩みや不安があれば、お気軽にご相談ください。
免責事項
本記事は、夏の糖尿病に関する一般的な情報提供を目的としており、診断や治療を目的としたものではありません。
症状によっては、他の病気が隠れている可能性もありますので、必ず医療機関を受診し、医師の診断を受けてください。
また、本記事の内容は、必ずしも全ての患者様に当てはまるものではありません。