コラム

夏山登山、大自然を満喫! でも、危険生物には要注意!医師が教える対策【専門家監修】

夏の山は、新緑が美しく、高山植物も咲き乱れ、まさに絶景!

しかし、美しい自然の中には、危険な生物も潜んでいます。
「クマに遭遇したらどうしよう…」
「ハチに刺されたら大変!」
そんな不安を抱えながら、せっかくの登山を楽しめないのはもったいないですよね。
今回は、0th clinic 日本橋が、夏の山で遭遇するかもしれない危険生物とその対策について詳しく解説します。

夏山で出会うかもしれない危険生物

  1. クマ
    • 特徴:日本にはツキノワグマとヒグマが生息しています。遭遇すると、襲われる可能性があります。
    • 対策:鈴やラジオなど音の出るものを持ち歩き、クマに人間の存在を知らせましょう。
    • もし遭遇したら:背中を見せず、ゆっくりと後退しましょう。大声を出したり、走ったりするのは避けましょう。
  2. スズメバチ
    • 特徴:黒い服や香水に反応しやすく、刺されると激しい痛みや腫れを引き起こします。
    • 対策:黒い服や香水を避け、白い帽子や長袖・長ズボンを着用しましょう。
    • もし刺されたら:傷口を洗い流し、抗ヒスタミン薬やステロイド軟膏を塗布しましょう。症状がひどい場合は、すぐに医療機関を受診してください。
  3. マダニ
    • 特徴:草むらや藪に潜み、動物や人間に寄生して吸血します。
    • 危険性:ライム病や日本紅斑熱など、様々な感染症を媒介します。
    • 対策:肌の露出を避け、虫よけスプレーを使用しましょう。
    • もし刺されたら:無理に引き抜かず、医療機関を受診しましょう。
  4. ヤマビル
    • 特徴:湿った場所に生息し、動物や人間の血を吸います。
    • 症状:吸血されると、かゆみと出血が続きます。
    • 対策:ヒル下がりの薬を塗布したり、塩をかけたりすると効果的です。
    • もし吸血されたら:無理に剥がさず、医療機関を受診しましょう。
  5. 毒ヘビ
    • 特徴:マムシ、ヤマカガシ、ハブなどが代表的です。噛まれると毒が注入され、痛みや腫れ、吐き気などの症状を引き起こします。
    • 対策:草むらや藪に入る際は、長靴や厚手の靴下を着用しましょう。
    • もし噛まれたら:安静にし、速やかに医療機関を受診しましょう。

0th clinic 日本橋からのコメント

夏山登山は、自然を満喫できる素晴らしいアクティビティですが、危険生物の存在を忘れずに、安全に楽しみましょう。
今回ご紹介した対策を参考に、万全の準備で登山に臨んでください。

免責事項

本記事は、夏の山の危険生物に関する一般的な情報提供を目的としており、診断や治療を目的としたものではありません。
症状によっては、他の病気が隠れている可能性もありますので、必ず医療機関を受診し、医師の診断を受けてください。
また、本記事の内容は、必ずしも全ての患者様に当てはまるものではありません。

コラム一覧に戻る