コラム

夏山登山、安全に楽しむための注意点と準備!医師が解説【専門家監修】

夏の山は、新緑が美しく、高山植物も咲き乱れ、まさに絶景!
ですが、夏山登山には、暑さや紫外線、虫刺されなど、様々なリスクが潜んでいます。
「高山病にならないか心配…」
「どんな服装で行けばいいんだろう?」
「持っていくべき薬は?」
そんな不安をお持ちのあなたへ。
今回は、0th clinic 日本橋が、夏の登山で気を付けたい注意点と、事前に準備しておくと安心な予防薬について詳しく解説します。

夏山登山で気を付けたいこと

1. 熱中症対策
  • こまめな水分補給を心掛ける
  • 塩分タブレットや経口補水液を活用する
  • 吸湿速乾性のあるウェアを選ぶ
  • 帽子や日傘で直射日光を避ける
2. 日焼け対策
  • 日焼け止めをこまめに塗り直す
  • 帽子やサングラスを着用する
  • 長袖・長ズボンで肌の露出を控える
3. 虫刺され対策
  • 虫よけスプレーを使用する
  • 長袖・長ズボンを着用する
  • ハーブ系の虫よけグッズを活用する
4. 高山病対策
  • ゆっくりと高度を上げる
  • 深呼吸を意識する
  • 十分な睡眠をとる
  • 高山病予防薬を服用する(医師に相談)
5. 天候の変化に注意
  • 天気予報をこまめに確認する
  • 雨具や防寒着を準備する
  • 無理な登山は避ける

登山前に準備しておきたい予防薬

  • 高山病予防薬
    • アセタゾラミド:利尿作用があり、呼吸を楽にする効果があります。
    • デキサメタゾン:炎症を抑える効果があり、症状の悪化を防ぎます。
  • 酔い止め薬
    • 乗り物酔いしやすい方は、酔い止め薬を服用しておくと安心です。
  • 痛み止め
    • 頭痛や筋肉痛など、万が一の痛みにも対応できるように準備しておきましょう。
  • 虫刺され薬
    • かゆみ止めやステロイド剤など、虫刺されの症状を緩和する薬があると便利です。
  • 常備薬
    • 持病のある方は、必ず常備薬を持参しましょう。

これらの薬は、医師に相談の上、ご自身の体調に合わせて服用してください。

0th clinic 日本橋からのコメント

登山は、自然を満喫できる素晴らしいアクティビティですが、安全に楽しむためには、事前の準備が大切です。
今回ご紹介した注意点や予防薬を参考に、万全の対策で登山に臨みましょう。

免責事項

本記事は、夏の登山に関する一般的な情報提供を目的としており、診断や治療を目的としたものではありません。
症状によっては、他の病気が隠れている可能性もありますので、必ず医療機関を受診し、医師の診断を受けてください。
また、本記事の内容は、必ずしも全ての患者様に当てはまるものではありません。

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