コラム

海外旅行、ワクワクするけどちょっと心配? 医師が教える、夏の海外旅行で気を付けたいこと【専門家監修】

夏休み、海外旅行を計画されている方も多いのではないでしょうか?
青い海、異国の文化、美味しい料理…考えるだけでワクワクしますよね!

でも、ちょっと待って。
海外旅行には、日本とは違う環境であるがゆえの注意点がたくさんあるんです。
今回は、0th clinic 日本橋が、夏の海外旅行で気を付けたいポイントを分かりやすく解説します。

夏の海外旅行、こんなことに気を付けて!

1. 感染症
  • 気を付けるべき感染症:A型肝炎、B型肝炎、腸チフス、狂犬病、デング熱、ジカウイルス感染症など
  • 対策:渡航先の感染症情報を事前に確認し、必要な予防接種を受けましょう。
  • 予防:こまめな手洗い、生水や加熱不十分な食べ物を避ける、虫除けスプレーを使用するなど、基本的な感染症対策を徹底しましょう。
2. 時差ボケ
  • 症状:睡眠障害、疲労感、食欲不振、集中力低下など
  • 対策:出発前に少しずつ生活リズムを調整し、現地に着いたら太陽の光を浴びるようにしましょう。
  • 予防:メラトニンというホルモンの分泌を促すサプリメントの服用も効果的です。(医師に相談の上、服用してください)
3. 熱中症
  • 症状:めまい、頭痛、吐き気、意識障害など
  • 対策:こまめな水分補給、帽子や日傘の使用、涼しい場所での休憩など、暑さ対策を徹底しましょう。
4. 旅行者下痢症
  • 原因:水や食べ物が原因で起こる下痢
  • 対策:生水や加熱不十分な食べ物を避け、火が通ったものを食べましょう。
  • 予防:整腸剤を持参すると安心です。(医師に相談の上、服用してください)
5. その他
  • 海外旅行保険への加入:万が一の病気やケガに備えて、必ず加入しましょう。
  • 常備薬の準備:普段服用している薬や、頭痛薬、胃腸薬、酔い止め薬など、必要な薬を持参しましょう。
  • 安全対策:スリや置き引きなどの犯罪に巻き込まれないよう、貴重品の管理には十分注意しましょう。

0th clinic 日本橋からのコメント

海外旅行は、非日常を体験できる素晴らしい機会です。
しかし、体調を崩してしまうと、せっかくの旅行が台無しになってしまいます。
今回ご紹介した注意点と対策を参考に、万全の準備で海外旅行を楽しんでください。

免責事項

本記事は、夏の海外旅行に関する一般的な情報提供を目的としており、診断や治療を目的としたものではありません。
症状によっては、他の病気が隠れている可能性もありますので、必ず医療機関を受診し、医師の診断を受けてください。
また、本記事の内容は、必ずしも全ての患者様に当てはまるものではありません。

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