コラム

海外旅行、飛行機での長旅も安心! 医師が教える機内の健康対策【専門家監修】

待ちに待った夏休み!
海外旅行を計画されている方も多いのではないでしょうか?
しかし、飛行機での長時間のフライトは、時差ボケやエコノミークラス症候群など、思わぬ体調不良を引き起こす可能性も。
「せっかくの旅行なのに、体調を崩したくない!」
「機内で快適に過ごすにはどうしたらいいの?」
そんな不安をお持ちのあなたへ。
今回は、0th clinic 日本橋が、夏の海外旅行、特に飛行機の機内で気を付けたいことと、快適に過ごすための対策をご紹介します。

飛行機での長旅、こんなトラブルにご用心!

  1. エコノミークラス症候群
    長時間同じ姿勢で座っていると、足の血管に血の塊(血栓)ができることがあります。 この血栓が肺に詰まると、呼吸困難や胸の痛みを引き起こす「エコノミークラス症候群」になることも。
  2. 脱水症状
    機内は乾燥しているため、気づかないうちに脱水症状になることがあります。 のどの渇きや倦怠感、頭痛などを引き起こし、体調不良の原因に。
  3. 時差ボケ
    時差のある国へ旅行すると、体内時計が狂い、時差ボケが起こることがあります。 睡眠障害や疲労感、食欲不振などを引き起こし、旅行の楽しみを奪ってしまうことも。
  4. 気圧の変化による耳の痛み
    飛行機の離着陸時には、気圧の変化によって耳が痛くなることがあります。 特に、風邪気味の方や耳の病気をお持ちの方は注意が必要です。

医師が教える! 機内で快適に過ごすための対策

  1. こまめな水分補給
    機内では、こまめな水分補給を心掛けましょう。 水やお茶、ジュースなどを持ち込み、のどが渇く前に飲むようにしましょう。 アルコールやカフェインを含む飲み物は、利尿作用があるため、控えめにするのがおすすめです。
  2. 適度な運動
    長時間同じ姿勢で座っていると、血行が悪くなり、エコノミークラス症候群のリスクが高まります。 1時間に1回程度、席を立ってストレッチをしたり、足首を回したりするなど、軽い運動をしましょう。
  3. 服装
    締め付けの少ない、ゆったりとした服装で搭乗しましょう。 靴下やスリッパを履くのも、足のむくみを軽減するのに効果的です。
  4. 耳抜き
    飴を舐めたり、ガムを噛んだりすることで、耳抜きがしやすくなります。 鼻をつまんで軽く息を吐く方法も有効です。
  5. 時差ボケ対策
    旅行先の時間に合わせた生活リズムを、出発前から少しずつ調整しておきましょう。 機内では、できるだけ眠るようにし、現地に着いたら太陽の光を浴びるようにしましょう。

0th clinic 日本橋からのコメント

海外旅行は、心身ともにリフレッシュできる素晴らしい体験です。 しかし、長時間のフライトは、体に負担がかかることも。 ご紹介した対策を参考に、万全の準備で旅行に臨み、楽しい思い出を作ってください。

免責事項

本記事は、夏の海外旅行における機内の注意点と対策に関する一般的な情報提供を目的としており、診断や治療を目的としたものではありません。 症状によっては、他の病気が隠れている可能性もありますので、必ず医療機関を受診し、医師の診断を受けてください。 また、本記事の内容は、必ずしも全ての患者様に当てはまるものではありません。

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