片頭痛の費用と保険適用|受診・検査・処方の目安

片頭痛の費用と保険適用|受診・検査・処方の目安|0th CLINIC 日本橋

片頭痛の費用と保険適用

当院の片頭痛診療は保険診療が基本です。ここでは、初診・再診、検査、処方の費用目安と、自己負担割合(3割/1割)の早見表、よくあるケース別の概算をまとめました。実際の金額は保険点数・選択薬・検査の有無で変動します。

目次
  1. 費用の概要(早見表)
  2. 受診費用(初診・再診)
  3. 検査費用の考え方
  4. 薬剤費用の目安(急性期・予防)
  5. モデルケースの概算
  6. お支払い・領収書・医療費控除
  7. よくある質問

費用の概要(早見表)

ご注意:下記は目安です。実際は診療内容・保険点数改定・薬剤選択で変動します。詳しくは受診時にご説明します。
項目内容自己負担3割の目安自己負担1割の目安
初診・再診 問診・診察・処方計画 数百円〜数千円台 数百円〜1,000円台
採血(必要時) 炎症・代謝・甲状腺 等 数千円台 千円前後
画像検査(必要時) CT/MRI(提携機関) 1万円台〜数万円台 数千円台〜1万円台
急性期薬 トリプタン/ゲパント 等 薬剤により数百〜数千円台 数百円台〜
予防薬 CGRP抗体/内服 ほか 薬剤により数千〜数万円台 千円台〜

※ 高額療養費制度や公費負担等の対象となる場合があります。該当の方は受付でご相談ください。

受診費用(初診・再診)

項目内容自己負担の目安
初診料 問診・診察・必要な説明 保険点数に準拠(数百〜千円台)
再診料 治療経過の評価・調整 保険点数に準拠(数百円台)
処方箋料 院外処方せんの発行 数百円台

→ 治療の流れは 治療ページ:当日の流れ をご覧ください。

検査費用の考え方(赤旗がある場合は優先)

片頭痛では、赤旗(危険サイン)や初発・性状変化などの適応がある時に検査を行います。必要時は近隣の提携医療機関でのCT/MRIを手配可能です。

検査用途自己負担の目安メモ
採血 感染・炎症、代謝・内分泌の評価 数千円台(3割負担) 症状に応じて項目を選択
頭部CT 急性出血の評価 1万円台〜(3割負担) 急性の激烈頭痛などで選択
頭部MRI(±MRA/MRV) 腫瘍・炎症・血管病変の除外 1〜3万円台(3割負担) 神経徴候/慢性経過で有用
超音波・眼科的検査 側頭動脈炎・急性緑内障など 数千円〜(3割負担) 専門科と連携して実施

※ 実施の有無・組み合わせで費用は変動します。必要最小限での検査を心がけています。

薬剤費用の目安(院外処方)

薬剤費は薬局でのお支払いとなります。用量・剤形・日数によって変動します。下記は費用感のイメージです(保険適用内)。

区分代表例費用感(自己負担)ポイント
急性期薬 トリプタンジタンゲパント 数百〜数千円台 早期・適正用量での内服が効果的
予防薬(内服) 抗てんかん薬/β遮断薬 ほか 数千円台〜 併存症に合わせて選択
予防薬(注射/CGRP抗体) CGRP抗体薬 数千〜数万円台 月1回等。適応や既往により選択
制吐薬・補助薬 悪心・嘔吐、睡眠の是正など 数百〜数千円台 吸収改善・生活の質の向上に寄与

→ 詳細は 治療(急性期・予防) / 薬剤ページ:スマトリプタンウブロゲパントラスミジタンエレヌマブリメゲパントバルプロ酸

モデルケースの概算(保険診療・自己負担3割の例)

ケース内容概算
初診+処方のみ 初診・診察・処方箋 数百〜千円台+薬局での薬剤費
再診+採血 再診・採血(数項目)・処方箋 数千円台+薬局での薬剤費
赤旗ありで画像検査 初診・必要最小限の採血・提携機関でCTまたはMRI 1〜3万円台+薬局での薬剤費
予防療法を開始 再診・評価・予防薬の処方 数千円〜数万円台(薬剤に依存)

※ あくまで目安です。個別の状況で上下します。

お支払い・領収書・医療費控除

  • お支払い方法 現金/各種キャッシュレス(対応ブランドは受付でご案内)
  • 領収書・明細 医療費控除に使用できる領収書を発行します
  • 高額療養費制度 一定額を超えた自己負担が払い戻される場合があります
  • 公費等 該当する助成制度がある場合は必要書類をご持参ください

よくある質問(FAQ)

Q. 画像検査は院内で受けられますか?

A. 必要時は近隣の提携医療機関にてCT/MRIを実施し、結果を当院でご説明します。

Q. 薬剤費はいくらくらいかかりますか?

A. 薬の種類・日数で変動します。急性期薬は数百〜数千円台、予防薬は数千〜数万円台が目安です(自己負担)。

Q. 支払い方法は?領収書は発行されますか?

A. 現金・キャッシュレスに対応(ブランドは受付でご案内)。領収書・明細は発行します。

Q. 高額療養費制度は使えますか?

A. 条件に該当する場合にご利用いただけます。詳細は加入している保険者にご確認ください。

👨‍⚕️ 医師からのコメント・監修

片頭痛の費用と保険適用|受診・検査・処方の目安
「片頭痛は、少しの痛みでも生活に支障をきたします。
だからこそ、症状のないうちから予防と管理に取り組むことが重要です。
検査データや生活背景まで丁寧に確認し、“納得して続けられる医療”を心がけています。

0th CLINICの片頭痛治療では、生活スタイルにあわせた選択肢を複数選択できるように、忙しい現代人にも続けやすい医療設計を行っています。
未来の病気を防ぐ「未病医療」を、あなたの日常に無理なく取り入れていきましょう。

監修:黒田 揮志夫 医師(病理専門医/外科病理医)
0th CLINIC 日本橋 院長
医学博士(心臓血管外科学)
日本病理学会認定 病理専門医/元外科専門医/プライマリケア認定医
総合診療・救急・心臓血管外科領域での診療経験10年以上

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