花粉症かな?|鼻水・くしゃみ・目のかゆみ

花粉症かな?|鼻水・くしゃみ・目のかゆみでお困りの方へ
「毎年同じ時期に鼻水・くしゃみが止まらない」「薬を飲んでも仕事や勉強に集中できない」「受験や仕事の本番に備えて万全にしておきたい」…。
そんな花粉症(アレルギー性鼻炎・結膜炎)の症状を、内科の視点でトリアージし、受診の目安・治療の選び方を整理しました。
0th CLINIC 日本橋では、日本橋駅直結エリア/東京駅八重洲口から徒歩圏で、忙しいビジネスパーソン・受験生・ご家族の花粉症対策をサポートします。
まず確認|すぐ受診・相談してほしいケース
次のような場合は、「花粉症かな…」と思っても要注意です。
- 高熱・強い倦怠感・関節痛・咳が目立つ(インフルエンザ・新型コロナ・感染症の可能性)
- 息苦しさ・ゼーゼー・ヒューヒューなど喘息症状を伴う
- 目の充血やかゆみが強く、視界がかすむ・痛みがある
- 顔・まぶた・唇・喉の腫れ、じんましん、声がれ、息苦しさ(アナフィラキシーの前兆)
- 市販薬を飲んでも、仕事・勉強・睡眠に支障が出ている
強い息苦しさ・ぐったりして動けないなどの症状がある場合は、迷わず救急相談窓口や救急外来もご検討ください。
セルフチェック|花粉症に多いパターン
- 透明なサラサラの鼻水・連続するくしゃみが出る
- 目のかゆみ・充血・ゴロゴロ感がある(アレルギー性結膜炎)
- 熱はあっても微熱程度、強い悪寒はあまりない
- 毎年、同じ季節(スギ・ヒノキ/イネ科/秋のブタクサなど)に似た症状が出る
- 家族に花粉症・アレルギー体質の人がいる
- 市販薬で少し楽になるが、眠気や口の渇きがつらい
当てはまる項目が多いほど、花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)の可能性が高くなります。
花粉症の主な症状とシーズン
| 原因・アレルゲン | 主な時期(目安) | よくある症状 |
|---|---|---|
| スギ・ヒノキ花粉 | 2〜4月(年により前後) | 透明な鼻水・くしゃみ・鼻づまり・目のかゆみ、頭がボーっとする、集中力低下 |
| イネ科・カモガヤなど | 5〜7月 | 屋外活動(公園・グラウンド)で症状増悪、のどのかゆみ・咳が出ることも |
| ブタクサ・ヨモギなど | 8〜10月 | 秋口の鼻炎・咳、咽頭違和感、軽い喘息様の症状 |
| ダニ・ハウスダスト | 通年(とくに夏〜秋) | 朝起きたときの鼻水・くしゃみ、年中の鼻づまり、いびき・睡眠の質低下 |
当院では、問診と必要に応じて血液検査(特異的IgE)などを組み合わせて、「どのアレルゲンか」「どの時期がつらいか」を整理したうえで治療方針を検討します。
花粉症と紛らわしい病気(鑑別のポイント)
風邪(上気道感染)数日で変化
- のどの痛み・咳・だるさ・発熱が強い
- 鼻水が黄色〜緑色、粘り気が出てくる
- 1〜2週間以内に治ることが多い
副鼻腔炎(ちくのう症)長引く鼻づまり
- ドロっとした鼻水・後鼻漏(のどに垂れてくる感じ)
- 頬や目の下の痛み・重さ、頭痛、嗅覚低下
新型コロナ・インフルエンザ
- 高熱・悪寒・強い倦怠感・咳・のどの痛みが目立つ
- 味覚・嗅覚の急な変化があることも
非アレルギー性鼻炎・血管運動性鼻炎
- 冷気・温度差・香水・タバコなどで鼻水・くしゃみ
- 季節にあまり関係しない
「花粉症だと思って市販薬を飲んでいたら、実は感染症や副鼻腔炎だった」というケースもあります。
特に発熱・強い全身症状・黄色い鼻水が続く場合は、内科での評価がおすすめです。
どの診療科を受診すべき?|内科・耳鼻科の使い分け
| 症状・状況 | まず相談したい診療科 | ポイント |
|---|---|---|
| 鼻水・くしゃみ・鼻づまり・軽い目のかゆみ | 内科 | 花粉症・アレルギー性鼻炎の一般的な症状。内科で全身状態(喘息・アレルギー体質・持病)も含めて評価します。 |
| 顔面痛・嗅覚低下・どろっとした鼻水が続く | 内科/耳鼻いんこう科 | 副鼻腔炎の可能性。画像検査や耳鼻科での処置が必要なこともあります。 |
| 夜間の咳・息苦しさ・喘鳴(ゼーゼー)がある | 内科 | 咳喘息・気管支喘息など、下気道のアレルギーも一緒に評価する必要があります。 |
| 市販薬・以前の処方薬で十分効かない、受験や仕事への影響が大きい | 内科 | 症状・生活スタイルに合わせた薬の組み合わせ(内服薬・点鼻・点眼)を検討します。 |
0th CLINIC 日本橋では、まず内科で全身を評価し、必要に応じて近隣の耳鼻いんこう科とも連携します。
今後予定している 花粉症治療の詳しいご案内ページ(/medicine/hayfever) も、準備が整い次第ご案内します。
0th CLINIC 日本橋での診察の流れ
- 問診・セルフチェックの確認
発症時期・去年までの経過・生活への支障度(仕事・勉強・睡眠)・使用中の薬・他のアレルギー(喘息・アトピー・じんましんなど)を伺います。 - 視診・診察
鼻・のど・目・胸部の所見を確認し、風邪・副鼻腔炎・喘息などを同時にチェックします。 - 必要に応じて検査
- 血液検査(総IgE・特異的IgE:スギ・ダニ・イネ科・ブタクサなど)
- 咳・息切れがある場合の肺機能・酸素飽和度など
- 発熱時はインフルエンザ・COVID-19 の検査を行うことも
- 治療方針のご提案
症状の強さ・生活スタイルに合わせて、以下を組み合わせます。- 眠気の少ない第2世代抗ヒスタミン薬
- 鼻づまりに強い鼻噴霧用ステロイド・抗ロイコトリエン薬
- 目のかゆみに対する抗アレルギー点眼薬
- 今後の舌下免疫療法の適応検討 など
- 生活・セルフケアアドバイス
マスク・メガネ・ゴーグルの活用、洗濯物の干し方、帰宅時の花粉リセット、就寝前の鼻洗浄など、その日からできる具体策をお伝えします。
受験生向けの体調管理ページ:受験生とご家族のための感染症・睡眠ケア もあわせてご覧ください。
よくある質問
Q. 花粉症と風邪の違いは?いつ受診すべきですか?
A. 花粉症は、透明な鼻水・くしゃみ・目のかゆみが中心で、発熱はあっても微熱程度のことが多いです。
風邪は数日〜1週間程度で経過が変化し、のどの痛み・黄色い鼻水・全身のだるさが目立ちます。
「毎年同じ時期に出る」「2週間以上続く」「仕事や勉強に支障がある」場合は、一度受診をおすすめします。
Q. 市販薬で様子を見てもよいですか?
A. 軽い症状であれば市販薬も選択肢ですが、眠気・口の渇きなどで仕事・勉強に支障が出る方も多くいらっしゃいます。
また、持病や他の薬との飲み合わせで注意が必要な場合もあります。
「毎年つらい」「市販薬ではカバーしきれない」「眠気が気になる」という方は、早めにご相談ください。
Q. 舌下免疫療法は扱っていますか?いつ相談すればいいですか?
A. スギやダニに対する舌下免疫療法は、花粉シーズン外から開始するのが基本です。 毎年症状が重い方、長期的に薬を減らしていきたい方は、シーズンが落ち着いたあとや夏〜秋頃にご相談いただくとスムーズです。
受診・ご相談|日本橋・東京駅エリアで花粉症対策を
0th CLINIC 日本橋は、日本橋駅直結エリア・東京駅八重洲口から徒歩圏に位置し、
中央区・千代田区・江東区・江戸川区など、都内各所から通いやすいクリニックです。
「これが花粉症か分からない」「どの薬が自分に合うか知りたい」など、ちょっとした不安でも遠慮なくご相談ください。
監修・医師からのコメント
「花粉症は『毎年のつらさだから仕方ない』と我慢される方が多いのですが、適切な薬の選び方と使い方で、
仕事や勉強・睡眠の質を大きく改善できることが少なくありません。」
0th CLINIC 日本橋では、花粉症を単なる鼻炎としてではなく、生活の質・パフォーマンスに影響する全身の問題として捉え、
お一人おひとりの生活スタイルに合わせた治療を心がけています。
「受験」「大事なプレゼン」「年度末」など、外したくないタイミングに備えたご相談も歓迎です。
0th CLINIC 日本橋 院長・医学博士
日本病理学会認定 病理専門医/プライマリ・ケア連合学会認定 プライマリ・ケア認定医
日本医師会認定 産業医・健康スポーツ医/総合診療・救急領域での診療歴10年以上
