コラム
夏の虫刺され、甘く見ないで! 危険な虫と刺された時の対処法【専門家監修】
夏はアウトドアが楽しい季節ですが、同時に虫刺されにも注意が必要です。
「たかが虫刺され」と軽く考えていませんか?
実は、刺す虫によっては、強い痛みやかゆみだけでなく、感染症を引き起こす危険性もあるんです。
今回は、0th clinic 日本橋が、夏に特に注意したい危険な虫と、刺された時の対処法について詳しく解説します。
夏に注意したい危険な虫
1. 蚊
- 特徴:夜行性で、血を吸う際に痒みを引き起こす物質を注入します。
- 危険性:デング熱や日本脳炎などの感染症を媒介することがあります。
2. ブユ(ブヨ)
- 特徴:水辺に生息し、日中に活動します。刺されると激しい痛みやかゆみを引き起こし、腫れが長引くこともあります。
- 危険性:アレルギー反応を起こす場合があり、重症化すると呼吸困難などを引き起こすこともあります。
3. アブ
- 特徴:日中に活動し、刺されるとチクッとした痛みを感じます。その後、赤く腫れ上がり、かゆみが続くこともあります。
- 危険性:感染症を媒介することは稀ですが、アレルギー反応を起こす場合があります。
4. スズメバチ
- 特徴:攻撃性が強く、刺されると激しい痛みや腫れを引き起こします。
- 危険性:アナフィラキシーショック(※)を起こす可能性があり、命に関わることもあります。
(※)アナフィラキシーショックとは、ハチ毒や食物などに対する急激なアレルギー反応で、呼吸困難や意識障害などを引き起こす危険な状態です。
5. マダニ
- 特徴:草むらや森林に生息し、動物や人間に取り付いて吸血します。
- 危険性:ライム病や日本紅斑熱など、様々な感染症を媒介します。
虫に刺された時の対処法
- 傷口を清潔にする:水道水で洗い流し、清潔なタオルで優しく拭きましょう。
- 冷やす:氷や保冷剤などで冷やすと、痛みやかゆみを和らげることができます。
- 市販薬を塗る:かゆみ止めやステロイド剤などを塗ると、症状を緩和できます。
- 様子を見る:数日経っても症状が改善しない場合や、悪化する場合は、医療機関を受診しましょう。
0th clinic 日本橋からのコメント
虫刺されは、放置すると症状が悪化したり、感染症を引き起こす可能性もあります。
少しでも気になる症状がある場合は、お気軽に0th clinic 日本橋にご相談ください。
虫刺されを防ぐには?
- 虫よけスプレーを使用する
- 長袖・長ズボンを着用する
- 明るい色の服を着る
- 草むらや藪に入る際は注意する
- 帰宅後は、衣服や体に虫がついていないか確認する
免責事項
本記事は、夏の虫刺されに関する一般的な情報提供を目的としており、診断や治療を目的としたものではありません。
症状によっては、他の病気が隠れている可能性もありますので、必ず医療機関を受診し、医師の診断を受けてください。
また、本記事の内容は、必ずしも全ての患者様に当てはまるものではありません。