コラム
海でビリッ!? エイに刺されたときの対処法と注意点【専門家監修】
夏の海でのレジャーは楽しいものですが、思わぬ危険も潜んでいます。
その一つが、エイに刺されること。
「急に足に激痛が…」
「エイに刺されたらどうすればいいの?」
今回は、0th clinic 日本橋が、万が一エイに刺されてしまった時の対処法と注意点について詳しく解説します。
なぜエイに刺されると痛いの?
エイの尾には、毒を持った棘があります。
この棘が刺さると、毒が注入され、激しい痛みや腫れを引き起こします。
エイに刺された! いますぐやるべきこと
- 落ち着いて、海から出る
慌てず、ゆっくりと安全な場所へ移動しましょう。 海の中でパニックになると、二次的な事故につながる可能性があります。 - 傷口を洗い流す
真水ではなく、海水で傷口を洗い流しましょう。 真水を使うと、毒が体内に広がる可能性があります。 - 毒を絞り出す
可能であれば、傷口から毒を絞り出し、出血を促しましょう。 ただし、口で吸い出すのは避け、清潔な布やタオルを使いましょう。 - 患部を温める
エイの毒はタンパク質でできているため、40~50℃のお湯に30~90分浸けると痛みが和らぐことがあります。 - 医療機関を受診する
必ず医療機関を受診しましょう。 適切な処置を受けないと、傷口が化膿したり、重症化することもあります。
症状と注意点
エイに刺されると、以下のような症状が現れます。
- 激しい痛み
- 腫れ
- 出血
- 発熱
- 吐き気
- めまい
症状の程度は、刺された場所やエイの種類、毒の量によって異なります。
重症の場合は、アナフィラキシーショック(※)を起こすこともあるため、注意が必要です。
(※) アナフィラキシーショックとは、ハチ毒や食物などに対する急激なアレルギー反応で、呼吸困難や意識障害などを引き起こす危険な状態です。
0th clinic 日本橋からのコメント
エイに刺された場合は、適切な処置を受けることが重要です。
自己判断せず、必ず医療機関を受診しましょう。
0th clinic 日本橋では、エイ刺傷の治療も行っております。
免責事項
本記事は、エイ刺傷に関する一般的な情報提供を目的としており、診断や治療を目的としたものではありません。
症状によっては、他の病気が隠れている可能性もありますので、必ず医療機関を受診し、医師の診断を受けてください。
また、本記事の内容は、必ずしも全ての患者様に当てはまるものではありません。