コラム
食中毒を防いで、夏を元気に乗り切ろう! 食材管理のポイント【専門家監修】
夏は気温や湿度が高くなるため、食中毒のリスクが高まる季節です。
「お弁当が傷まないか心配…」
「冷蔵庫に入れた食材、いつまで食べられるの?」
そんな不安はありませんか?
今回は、0th clinic 日本橋が、夏に気を付けたい食中毒と、食材を安全に管理するためのポイントをご紹介します。
夏に多い食中毒の原因は?
夏に多い食中毒の原因菌は、主に以下の3つです。
- 腸炎ビブリオ
海水中に生息する細菌で、魚介類に付着することがあります。 生で食べる魚介類や、加熱が不十分な魚介類から感染しやすく、腹痛、下痢、嘔吐などの症状を引き起こします。 - サルモネラ菌
鶏卵や鶏肉に多く存在する細菌です。 加熱が不十分な卵料理や鶏肉料理から感染しやすく、腹痛、下痢、嘔吐、発熱などの症状を引き起こします。 - カンピロバクター
鶏肉に多く存在する細菌です。 生や加熱不十分な鶏肉から感染しやすく、腹痛、下痢、嘔吐、発熱などの症状を引き起こします。
食中毒を防ぐ食材管理のポイント
1.買物
- 冷蔵・冷凍が必要なものは最後に買う
- 持ち帰り時間を短くする
- 保冷剤や保冷バッグを活用する
2.保存
- 冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下に保つ
- 肉や魚は、他の食材と分けて保存する
- 調理済み食品は、長時間室温に放置しない
- 賞味期限・消費期限を守る
3.調理
- 手洗いを徹底する
- 包丁やまな板は、肉用と野菜用を分ける
- 加熱は中心までしっかり行う
- 調理後は早めに食べる
食中毒かな?と思ったら…
もし、食中毒かな?と思ったら、以下の点を確認しましょう。
- 症状はいつから始まったか
- どのような症状があるか
- 同じものを食べた人に同じような症状があるか
病院に行くタイミングは?
症状が軽く、水分補給ができている場合は、様子を見ても構いません。
しかし、以下の場合は早めに医療機関を受診しましょう。
- 下痢や嘔吐が激しい
- 血便が出る
- 高熱が出る
- 意識がもうろうとする
- 乳幼児や高齢者、妊娠中の方
0th clinic 日本橋からのコメント
食中毒は、予防が大切です。
食材の正しい管理と調理方法を心掛けることで、食中毒のリスクを減らすことができます。
もし、食中毒かな?と思ったら、お気軽に0th clinic 日本橋にご相談ください。
免責事項
本記事は、食中毒に関する一般的な情報提供を目的としており、診断や治療を目的としたものではありません。
症状によっては、他の病気が隠れている可能性もありますので、必ず医療機関を受診し、医師の診断を受けてください。
また、本記事の内容は、必ずしも全ての患者様に当てはまるものではありません。