浮腫・むくみ(顔・手・足・全身)は何科?危険サインと検査の目安

浮腫・むくみ(顔・手・足・全身)|0th CLINIC 日本橋の内科診療

Internal Medicine — 内科診療

顔や手足のむくみ、
その背景にあるもの

朝の顔のむくみ、指輪がきつい感じ、夕方の足の重さ——多くは塩分や疲れ、姿勢によるものです。ただ、なかには腎臓や心臓、肝臓、甲状腺の状態や、血栓、お薬の影響が関わっていることもあります。ここでは、受診の目安と、当院で行える検査についてご案内します。

First Check

受診の目安

早めのご相談をおすすめします

  • 片方の足だけ急に腫れて、痛みや熱感がある
  • むくみとともに息苦しさがある、横になると苦しい
  • 顔や唇、喉が急に腫れて、声がかすれる、呼吸がしづらい
  • 尿の量が極端に少ない、血尿を伴う

数日以内にご相談ください

朝の顔や手のむくみが数日以上続く。だるさや皮膚のかゆみ、尿の泡立ちを伴う。新しいお薬(血圧のお薬など)を始めてから悪化した。1週間で2キロ以上、体重が増えた——こうした場合は、原因を確かめるご相談をおすすめします。

様子を見てよいことが多い状態

夕方だけ足がむくみ、翌朝には改善する。塩分やアルコール、寝不足の翌日に一時的にむくむ。長時間の移動のあと、一過性に出てすぐ落ち着く——こうした場合は、生活によるものであることが多いです。

中学生未満のお子様の診療には対応しておりません。妊娠中の方で、急なむくみに頭痛、見えにくさ、みぞおちの痛みなどを伴う場合は、かかりつけの産科または救急へ直ちにご相談ください。

むくみの出方から見る、背景にあるもの

どこに、いつ、どのように出るかで、背景にあるものの見当がつきやすくなります。

朝に強い(顔・まぶた)

腎臓(蛋白尿やネフローゼ)、甲状腺の機能低下、お薬の影響、睡眠不足など。尿の泡立ちや全身のだるさがあれば、検査で確かめます。

夕方に強い(足)

立ち仕事や座りっぱなしの時間、静脈のうっ滞、心臓の機能低下、お薬の影響など。息切れや体重増加があれば、心臓の状態もあわせて確認します。

片方の足だけ、急に

深部静脈血栓症、炎症、外傷など。痛みや熱感があれば優先度が上がり、胸の痛みや息切れを伴う場合は、救急のご相談もご検討ください。

全身に、短期間で体重増加を伴う

心臓の機能低下、腎機能の低下、肝臓の状態、お薬の影響など。増え方と、ほかの症状の組み合わせで検査の優先度を決めます。

血圧のお薬や痛み止め、ステロイドなどが関係することもあります。お薬を変えた、増やしたタイミングがあれば、受診の際にお伝えください。

Our Approach

当院で行える検査

むくみの多くは、尿と血液の検査でかなりの部分が見えてきます。必要に応じて、エコーで追加の評価を行います。

検査見るところ手がかりになるもの
尿検査蛋白尿、潜血、尿の比重など腎臓の状態
血液検査腎機能、肝機能、アルブミン、電解質、必要に応じて甲状腺の値腎・肝・甲状腺、栄養の状態
腹部エコー下肢静脈の血栓、腹水、腎・肝胆膵の形血栓、腹水、臓器の状態

受診の際は、いつから、朝と夕方のどちらが強いか、左右差はあるか、体重の変化、息切れや尿の変化、最近変わったお薬があれば、あわせてお聞かせください。

家でできる工夫

塩分を控える。加工食品やスープ、麺のつゆで、思いのほか摂りすぎていることがあります。足のむくみには、こまめに歩く、ふくらはぎを動かすことが役立ちます。睡眠と水分も大切ですが、極端な水分制限は避けてください。お薬は自己判断で中止せず、気になる点は医師にご相談ください。

息切れ、片方の足だけの腫れ、尿量の減少などがある場合は、セルフケアよりも受診を優先してください。

よくあるご質問

塩分の摂りすぎ以外の原因は、どう見分けますか
数日以上むくみが引かない、体重が増え続ける、息切れや尿の異常がある場合は、内臓の状態を疑います。尿検査・血液検査で、多くのことが確認できます。
指のこわばりも「むくみ」ですか
指の浮腫で動かしづらくなることがあります。一方で、関節リウマチなどの炎症性の病気でも起こることがあるため、症状によっては血液検査で確認します。
片足だけむくむのは、なぜ注意が必要なのですか
深部静脈血栓症の可能性があり、まれに肺塞栓につながることがあります。痛みや熱感、急な腫れがあれば、早めの評価が大切です。

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