おなら・ガスが多い/ニオイが気になる
おなら・ガスが多い/ニオイが気になる
「おならの回数が増えた」「ニオイが強くて気になる」「お腹がゴロゴロ鳴って恥ずかしい」──
こうしたガス症状は、食事や腸内環境によることもあれば、便秘・過敏性腸症候群・消化吸収のトラブルが隠れていることもあります。
このページでは、/symptoms/abdominal-bloating(お腹の張り)や/symptoms/constipation(便秘)とカニバリしないように、
「おなら・ガス」を主訴としたときの原因と受診の目安を整理します。
すぐ受診してほしい危険サイン
- 強い腹痛とともに、ガスも便も出ない状態が続く(腸閉塞 など)
- 血便・黒色便・発熱を伴うお腹の張り・痛み
- 数週間〜数か月で体重が急に減っている
- 黄疸・強い倦怠感・むくみを伴う
- 夜間も眠れないほどの腹痛・嘔吐を伴う
上記に当てはまる場合は、当日受診や救急受診も検討してください。
「おならが多いが、そこまで強い痛みはない」という段階でも、一度ご相談いただくと安心です。
このページの役割|腹部膨満感・便秘ページとの住み分け
ガス・おなら中心
「回数・ニオイ・音」が気になる方のためのページです。お腹の張りや便秘を背景に持つことはありますが、ここではガス症状の整理に主眼を置きます。
お腹の張り
「パンパンで苦しい」「締め付けられる感じ」が主な方は、お腹の張り(腹部膨満感)ページで詳細を解説しています。
便秘
「出にくい・硬い・回数が少ない」が主な悩みの方は、便秘ページで便通に特化した説明をご覧ください。
ガス症状は、腹部膨満感・便秘・下痢・腹痛など他の症状と重なりやすいため、
0th CLINICのサイトでは「何に一番困っているか」からページを選べるように構成しています。
ガスが多くなる主な原因とメカニズム
① 食事・飲み込み方によるガス産生一番多いパターン
- 炭酸飲料・ビール・発泡酒の多飲
- 早食い・ながら食いで空気をたくさん飲み込んでいる
- 豆類・イモ類・キャベツ・玉ねぎなどのガス産生食品が多い
- ガム・飴・ストロー飲みで空気を飲み込みやすい
→ このタイプは食習慣の調整だけで改善することも多い一方で、背景に便秘や腸の動きの低下があると症状が長引きます。
② 腸内環境・便秘によるガス貯留
- 数日お通じがない/硬い便が少しずつしか出ない
- 排便後もすっきりせず、おならが残っている感じがする
- 便臭が強く、便の性状(形・色)も気になる
→ 便秘はガスの出口をふさいでしまうイメージです。
便秘そのものの詳しい対策は 便秘ページ にまとめ、ここでは「ガス症状の背景因子」として位置づけています。
③ 過敏性腸症候群(IBS)など機能性腸疾患
- ストレスがかかるとお腹がゴロゴロ鳴りやすい
- 便秘と下痢をくり返す/朝の通勤前にトイレをくり返す
- 検査では明らかな異常が見つからないのに、ガス症状がつらい
→ 腸の「形」ではなく「動き・感じ方」の問題で、ガスや便意に敏感になります。生活調整と薬物療法、ストレスケアの組み合わせが有効なことが多いです。
④ 消化吸収のトラブル(小腸・膵臓など)
- 脂っこいものを食べるとすぐお腹がゴロゴロ・下痢気味になる
- 便がベタつく・水に浮く・きちんと流れないことがある
- 体重減少や栄養状態の低下を伴う
→ 乳糖不耐症、グルテン関連疾患、膵外分泌不全などでは、消化されない栄養分が腸内でガスを多く生み出します。 血液検査や便検査、画像検査で評価が必要です。
⑤ 薬剤・嗜好品の影響
- 鉄剤・一部の糖尿病薬(α-グルコシダーゼ阻害薬 など)でガスが増える
- 人工甘味料(ソルビトールなど)の多量摂取
- アルコール・カフェイン・喫煙習慣
→ 服薬内容・間食・飲料を見直すことで、ガス症状が軽くなるケースがあります。処方薬の場合は必ず主治医と相談して調整します。
どの科に相談?|受診先の目安
| 状況・症状 | まず相談したい診療科 | ポイント |
|---|---|---|
| おならが多い・ニオイが気になるが、強い痛みはない | 総合内科 | 食事・生活・便通・薬の影響をまとめて整理します。必要に応じて腹部膨満感・便秘ページもご案内します。 |
| おなら+お腹の張りが苦しい・便秘が続いている | 総合内科 | 便秘ページ(便秘)と併せて評価。腹部エコーや採血を組み合わせます。 |
| おならが多く、便に血が混じる/黒い便・体重減少を伴う | 総合内科(消化器内科相当) | 大腸ポリープ・炎症性腸疾患・腫瘍などの可能性もあるため、精査が必要です。 |
| ストレスで下痢と便秘をくり返す/朝にトイレへ何度も行く | 総合内科 | 過敏性腸症候群などの機能性腸疾患を想定しつつ、まずは危険な病気が隠れていないかチェックします。 |
「おならが多いだけで受診してよいのか…」と迷われる方も多いですが、
生活の質(QOL)に影響する症状です。気になる方は、まず総合内科としてお気軽にご相談ください。
0th CLINICでの検査と診療の流れ
- 問診・診察
いつから・どんな場面で・どのくらいの頻度か/食事・便通・体重変化/服薬や既往歴などを丁寧に伺います。 - 基本検査
採血(炎症・貧血・肝腎機能・栄養状態)、便潜血検査 など。必要に応じて便性状の評価も行います。 - 腹部エコー
肝臓・胆のう・膵臓・腎臓など、腹部臓器の大きさや構造を確認し、腹水の有無などもチェックします。 - 追加検査の検討
所見に応じて内視鏡検査やCTなど、連携施設と相談しながら段階的に検査を行います。 - 生活・食事・薬の調整
食事内容・食べ方・便通・ストレスのコントロールなど、その日から取り組める具体的なアドバイスと薬物療法を組み合わせます。
受診前にメモしておくと役立つポイント
- ガス・おならの回数(目安で構いません)と、一日の中で多い時間帯
- ガスが増えやすい食事・飲み物(炭酸・乳製品・豆類 など)
- お腹の張り・痛み・便通(回数・硬さ・色)の変化
- 体重の変化(ここ1〜3か月での増減)
- 内服中の薬(鉄剤・糖尿病薬・鎮痛薬・精神科の薬 など)
メモがなくても受診は可能ですが、これらの情報があると診察がスムーズになり、検査の優先順位をつけやすくなります。
よくある質問
Q. ニオイが強いおならは「悪いガス」ですか?
A. 肉類・脂っこいもの・アルコールが多いと、硫黄成分などを含むニオイの強いガスが増えます。
ただし、ニオイだけで病気かどうかを判断することはできません。
便に血が混じる・黒い便・体重減少などがあれば、必ず受診してください。
Q. 市販の整腸剤を飲めば様子を見てよいでしょうか?
A. 一時的な症状では有効なこともありますが、数週間〜数か月続くガス症状や、 腹痛・便通異常・体重減少などを伴う場合は、市販薬だけで判断せず一度検査を受けることをおすすめします。
Q. 「おならが多いだけ」で病院に行ってもいいですか?
A. もちろん構いません。
ガス症状は、仕事中や外出時の不安・恥ずかしさにつながり、生活の質(QOL)を大きく下げてしまう症状です。
生活・食事の工夫だけで改善できるケースも多いため、遠慮なくご相談ください。
おなら・ガスが気になる方へ|総合内科でまとめて相談できます
「検査が必要な病気なのか」「生活や食事で改善できるのか」を見極めることが、最短の解決ルートです。
0th CLINIC 日本橋では、総合内科としてガス症状・お腹の張り・便通・体重などを総合的に評価し、
必要に応じて検査や専門医連携を行います。
監修
「皮膚疾患や感染症治療では、適切な薬剤選択と正しい使い方の指導が最も大切です。
再発を防ぎ、症状を早く抑えるために、丁寧に診療と説明を行っています。」
0th CLINICでは、ガス症状やお腹の張りなどの消化器症状についても、生活背景やストレス、服薬状況を含めた総合的な評価を心がけています。
「検査すべきかどうか」「まず何から変えたらよいか」を一緒に整理していきましょう。
0th CLINIC 日本橋 院長
医学博士/日本病理学会認定 病理専門医/プライマリ・ケア連合学会認定 プライマリ・ケア認定医
日本医師会認定 産業医/健康スポーツ医/総合診療・救急科での診療歴10年以上
スマホで読み取り可
