コラム
海の中にも危険がいっぱい!? 夏の海で出会うかもしれない危険生物【専門家監修】
夏の海は楽しい思い出を作る絶好の場所ですが、中には危険な生物も潜んでいます。
「きれいな貝殻だな~」
「あの魚、初めて見た!」
と、興味本位で触れてしまうと、思わぬケガや体調不良につながることも。
今回は、0th clinic 日本橋が、夏の海で遭遇するかもしれない危険生物とその対処法について解説します。
危険生物1:クラゲ
美しい姿をしていますが、触手には毒があり、刺されると痛みやかゆみ、腫れを引き起こします。 種類によっては、呼吸困難や意識障害などの重篤な症状を引き起こすことも。
刺された時の対処法
- 落ち着いて海から出る
- 触手を優しく取り除く(素手では触らない)
- 海水で洗い流す(真水はNG)
- 氷や冷水で冷やす
- 医療機関を受診する
危険生物2:エイ
砂の中に隠れていることが多く、気づかずに踏んでしまうことがあります。 尾には毒針があり、刺されると激痛が走ります。
刺された時の対処法
- 落ち着いて海から出る
- 傷口を洗い流す(海水で)
- 毒を絞り出す(口では吸わない)
- 患部を温める(40~50℃のお湯に30~90分浸ける)
- 医療機関を受診する
危険生物3:ウニ
磯遊びで見かけることも多いですが、棘に触れると刺さり、痛みや炎症を引き起こします。
刺された時の対処法
- 目に見える棘はピンセットなどで取り除く
- 患部を温める(40~50℃のお湯に30~60分浸ける)
- 消毒液で消毒する
- 医療機関を受診する(棘が残っている場合や症状がひどい場合)
その他の危険生物
- ゴンズイ:背びれと胸びれに毒があり、刺されると激痛が走ります。
- ヒョウモンダコ:唾液に猛毒があり、噛まれると呼吸困難や麻痺を引き起こすことも。
- カツオノエボシ:青い浮き袋を持つクラゲの一種で、長い触手には強い毒があります。
海での安全対策
- 危険生物について事前に調べる
- 素足で海に入らない
- 岩場や海藻が多い場所には近づかない
- 見慣れない生物には触らない
- 万が一刺された場合は、速やかに医療機関を受診する
0th clinic 日本橋からのコメント
夏の海は楽しいものですが、危険生物の存在を忘れずに、安全に楽しみましょう。
もし、海でケガをしたり、体調が悪くなったりした場合は、お気軽に0th clinic 日本橋にご相談ください。
免責事項
本記事は、夏の海の危険生物に関する一般的な情報提供を目的としており、診断や治療を目的としたものではありません。
症状によっては、他の病気が隠れている可能性もありますので、必ず医療機関を受診し、医師の診断を受けてください。
また、本記事の内容は、必ずしも全ての患者様に当てはまるものではありません。