コラム
液体窒素はいぼは何回で治る?
液体窒素はいぼは何回で治る?
結論(80–120字):いぼ治療は通常2〜4週間おきに2〜6回が目安。足底など角質が厚い部位は回数が増えやすく、角質ケアや併用治療で効率化します。詳しくは液体窒素の総論へ。
回数・通院間隔の目安
基本は2〜4週間ごとに効果を見ながら継続。部位・年齢・角質の厚さで幅が出ます。
タイプ | 目安回数 | 間隔 | ポイント |
---|---|---|---|
子どものいぼ | 2〜4回目安 | 2〜4週 | 反応が良い例が多い/痛み対策を優先 |
足底・手掌など厚い角質 | 4〜6回以上も | 2〜3週 | 角質ケア併用で効率化/再発に注意 |
顔面・頸部など薄い部位 | 少量×複数回 | 3〜4週 | 色素沈着を避けるため弱めに刻む |
治療法の総論は液体窒素治療(総論)、疾患の基本はいぼ総論をご覧ください。
回数を減らすための効率化のコツ
- 角質削り+凍結:浸透効率を高める(適応は診察で判断)
- 反復凍結:短時間×複数サイクルで深部まで到達
- 外用併用:サリチル酸などを適切に併用(自己判断で濃度を上げない)
- 摩擦・噛み癖の是正:刺激は悪化要因、保護テープや生活指導を活用
痛み対策と所要時間
- 痛み:刺激感・しみる痛みが数十秒〜数分(個人差あり)
- 対策:冷却・外用麻酔・処置速度の最適化(必要時は局所麻酔)
- 所要:外来で数分、説明やアフターケア含めても短時間
進みが悪い・間に合わないときの分岐
- 角質ケアの強化(削り・保護)+反復凍結の最適化
- 外用薬の併用(サリチル酸等/用法用量を厳守)
- 病変の性状が不明瞭・非典型なら生検・切除を検討
治療の全体像は液体窒素治療(総論)へ。
セルフケア(処置後のポイント)
- 水疱・びらん:清潔を保ち、必要に応じ保護材を使用
- 色素沈着:紫外線対策・摩擦回避で徐々に目立ちにくく
- 入浴・運動:当日の強い刺激は回避、翌日以降に様子を見て再開
詳細は液体窒素治療(総論)をご覧ください。
まずは診察予約(回数の見立てを個別にご案内)
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