VISIA肌診断とは？〜AIで“見える化”する最新肌解析〜

VISIA（ビジア）肌診断は、AIと画像解析技術を駆使して、シミ・毛穴・赤み・皮脂・シワ・キメ・肌年齢などを多角的に分析できる最新の肌診断機器です。治療前後の比較も可能で、美容施術の効果を可視化できるのが特長です。

VISIAの基本情報

• 開発元：Canfield Scientific社（アメリカ）
• 診断内容：シミ・赤み・毛穴・しわ・皮脂・キメ・肌年齢など
• 照射方式：UV・クロスポラライズ・標準光
• 特徴：定量分析・経過比較が可能／AI解析搭載
• 所要時間：約5分〜10分で完了
• 用途：美容施術の前後比較・肌質に応じた施術提案

VISIAで診断可能な項目

1. 色素・赤みの状態

• しみ、そばかす、色素沈着
• 赤ら顔、毛細血管拡張、ニキビ後の赤み
• UVダメージ（紫外線による潜在的ダメージ）

2. 肌質・構造の可視化

• 毛穴の大きさ・分布
• 皮脂分泌の過多・テカリ
• しわ・小じわの深さ
• 肌のキメ・均一性

3. 肌年齢の評価

• 年齢平均との比較グラフ表示
• エリア別（頬・額・鼻など）の診断

4. 治療経過の記録・活用

• 治療前後の肌画像を同条件で比較
• スキンケアや施術効果の“見える化”

VISIAは「自分の肌の状態を客観的に知りたい」「効果のある美容治療を受けたい」という方に最適な肌診断ツールです。0th CLINIC 日本橋では、初診時や治療の評価時にVISIAを導入し、根拠ある美容医療をご提供しています。

🎯 肝斑治療は「正確な診断」から始まります

「それは肝斑です」「レーザーはできません」と、見た目だけの診断で治療の選択肢を狭められていませんか？

肝斑は見た目だけでは他の色素性疾患（老人性色素斑や炎症後色素沈着）との鑑別が難しい疾患です。
当院では、VISIA（ビジア）による肌解析やダーモスコピー観察を活用して、皮膚の深層レベルまで精密に診断します。

正確な診断を行うことで、肝斑であっても以下のような安全かつ効果的な治療戦略が可能になります。

• ◎ VISIAによる色素分布と肌状態の数値化
• ◎ ダーモスコピーで血管・色素の混在パターンを確認
• ◎ 低刺激・低出力IPL照射（状況に応じてルメッカも調整可）
• ◎ トラネキサム酸内服 + 外用（ハイドロキノン・ナイアシンアミド）

「肝斑＝治療不可」ではありません。
正確に見極めた上でのアプローチにより、肝斑と共存しながら他の肌トラブルも改善できます。

VISIA肌診断｜最新AI解析で肌悩みを“見える化”

VISIA（ビジア）は、肌をマルチアングルで撮影し、AIが分析を行う最新の肌診断システムです。しみ、赤み、毛穴、皮脂、しわ、肌年齢など、肉眼では見えない肌状態を数値化・可視化することで、美容治療の効果を最大限に引き出します。

VISIAで分かる肌の情報

1. 色素沈着・くすみ・シミ

表在性・深在性のしみ、そばかす、炎症後色素沈着などを画像と数値で可視化。紫外線ダメージも含めて解析され、治療前後の変化も比較可能です。

2. 赤ら顔・血管の拡張

酒さ・赤み・毛細血管拡張などを検出。肉眼では分かりにくい血管性病変も正確に確認でき、レーザーや光治療の適応判断にも有用です。

3. 毛穴・皮脂分泌の状態

毛穴の数・大きさ・分布、皮脂量の偏りを評価し、毛穴ケアやピーリング・スキンケアの指針となります。

4. 肌年齢・キメ・しわ

年齢別平均との比較により、自分の肌年齢がどれくらいかを客観的に把握できます。細かいちりめんじわやキメの乱れも解析対象です。

5. 治療経過の比較

VISIAは治療前後の画像を同条件で記録・比較できるため、施術効果の可視化が可能です。変化が数字やグラフで見えることで、満足度の高い治療計画につながります。

VISIAの仕組みと診断精度

• マルチ光照射：UV、クロスポラライズ、標準光の3種で深層から表層まで分析
• AI画像解析：肌トラブルを定量評価し、改善度や変化を記録
• 数値化＋グラフ化：しみや毛穴、赤み、肌年齢が一覧で視覚的に把握可能
• ダーモスコピー併用：診断が難しい肝斑などの鑑別に有効
• 個別分析レポート出力：カウンセリングに活用しやすい診断シート付き

VISIA診断のメリット

• 肌の状態を客観的に把握できる
• 治療効果の前後比較が可能で納得感が高い
• しみ・赤み・毛穴などを細かく分類・評価できる
• AIが自動的に肌のスコアを算出するので信頼性が高い
• スキンケア・治療提案の科学的根拠となる
• 画像データをもとに経過観察ができる
• 時間は5〜10分と短時間で診断可能
• カウンセリングやドクター診察の精度が上がる

VISIAがおすすめな方

• しみ・赤み・毛穴・肌年齢などが気になる方
• 肌の変化をきちんと記録・評価したい方
• 何を優先的に治療すべきか知りたい方
• 美容治療の効果を客観的に確認したい方
• 適切なスキンケアや内服・外用を選びたい方
• 定期的に肌診断をして経過を追いたい方

こんな方に特におすすめ

• 治療前に自分の肌状態を正確に知りたい方：目に見えないダメージも把握
• 効果が出ているか数字で知りたい方：比較データで説得力ある治療を
• 信頼できるスキンケア・治療提案を受けたい方：AI＋医師のダブルチェック
• 肝斑や難治性の肌悩みを慎重に治療したい方：ダーモスコピーと併用で診断精度向上

VISIAが適さないケース

• 強い日焼け直後の方：診断が不正確になるため1〜2週間程度空けてからを推奨
• 顔にメイクや日焼け止めが残っている場合：診断精度が落ちるため、完全にクレンジングを
• アトピーや皮膚炎が悪化している状態：解析の妨げになることがあるため医師が適否を判断

VISIAは、肌を“見た目”だけでなく“根本”から理解するためのツールです。正確な診断こそが、的確な治療への第一歩。0th CLINICでは、VISIAを活用したオーダーメイド美容医療を提供しています。

📖 VISIAなどによる肌診断の科学的根拠・参考文献

以下は、肌画像解析（VISIA等）を活用した診断・評価の有効性に関する文献・レビューの一部です。

• 🔗 Jones DH. “Objective assessment of facial skin using digital imaging analysis.” J Clin Aesthet Dermatol. 2010.
  → VISIAを含むデジタル画像解析が、肌の色素沈着やしわ、毛穴などの定量的評価に有用であることを示した研究。
• 🔗 Kim EH et al. “Clinical Utility of Facial Skin Analysis Using VISIA Imaging System.” Skin Res Technol. 2020.
  → VISIAシステムが、しみ・毛穴・赤みなどを統計的に解析し、施術効果の評価指標として信頼できることを示す研究。
• 🔗 Juhász ML et al. “The efficacy of noninvasive devices in skin aging evaluation: VISIA as an evidence-based tool.” J Cosmet Dermatol. 2019.
  → VISIAを含む非侵襲型診断機器が肌老化の評価・治療の選択に有効であるとしたレビュー論文。
• 🔗 Chilicka K et al. “Evaluation of the effectiveness of cosmetic procedures with the VISIA system.” J Cosmet Laser Ther. 2017.
  → VISIAによる術前・術後比較の有効性を示し、定量的な変化の確認が治療継続意欲にも貢献することを報告。

VISIA肌診断の流れ

💰 VISIA肌診断の料金について

当院では、最新の肌分析機器 「VISIA（ビジア）」を用いた高精度な肌診断を実施しています。
肌のお悩みに対し、科学的根拠に基づいた治療プランをご提案するための重要なステップです。

肌診断だけのご希望でも、しっかりと丁寧なカウンセリングを行い、肌のお悩み・状態を明確に分析いたします。
診断後、施術をご希望の場合は、診断料を全額無料とさせていただきます。

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👨‍⚕️ 医師からのコメント・監修（VISIA肌診断について）

「肌の状態を正確に評価することは、美容医療の第一歩です。
VISIAは、目に見えるトラブルだけでなく、隠れジミや毛穴・赤みの状態まで多角的に分析できる優れたツールです。
治療前後の経過も科学的に可視化できるため、患者さまにも安心して治療を受けていただけます。」

当院では、VISIAによる肌診断を導入し、カウンセリングの質を高めるとともに、無駄のない治療計画の立案に活用しています。
お悩みに応じて、レーザー、光治療（ルメッカ）、ピーリング、内服などを適切に組み合わせ、一人ひとりに合った最適なスキンケアをご提案しています。

監修：黒田揮志夫 医師（病理専門医／皮膚病理医）
0th CLINIC 日本橋 院長
日本病理学会認定 病理専門医／総合診療・救急診療歴10年以上