ハイドロキノン(HQクリア)|使い方・注意点・価格
ハイドロキノン(HQクリア)|使い方・注意点・価格
シミ・肝斑・ニキビ跡の色素沈着に。
効果が強いぶん、使い方と紫外線対策がポイント。医師の指導で安全に。
アクセス
東京都中央区日本橋二丁目16番9号 CAMCO日本橋ビル4階(東京駅八重洲口・日本橋駅から徒歩3分)
ハイドロキノンとは(やさしい概要)
メラニンの生成を抑える美白外用薬です。
老人性色素斑、肝斑、炎症後色素沈着(PIH)などに用い、2–12週間で少しずつ薄くすることを目指します。
- 濃度:一般に2–4%(当院は5%以下)
- 使い方:気になる部位に米粒大の少量をピンポイント
- 必須:SPF50/PA++++の日焼け止め(朝)
- 休薬:連続3か月→1–2か月お休み
「顔全体にベタ塗り」は推奨しません。部位・期間は医師が調整します。
使い方(夜が基本/朝は日焼け止め必須)
- 洗顔:こすらず優しく。
- 保湿:刺激軽減のため薄く。
- 塗布:シミ1か所に米粒大。点置き→トントンとなじませます。
- 回数:1日1回(夜)。必要時のみ朝も可だがUV対策必須。
- 範囲:基本は局所。広範囲は医師と設計。
- 初期反応:軽いピリつき・赤みは数日で落ち着くことがあります。
強い赤み・白抜け(白斑様)・ヒリヒリが続く→すぐ中止して受診。
▲ 使用量の目安(局所塗布)
⚠️ ハイドロキノン使用時の注意点と安全性について
■ ハイドロキノンによるかぶれ(アレルギー反応)
ハイドロキノンは一定の割合(約1〜2%)でアレルギー反応(かぶれ)を起こすことがあります。
アレルギーは体質によって起こるため、事前に予測することはできません。
▶ 使用前のセルフパッチテスト(推奨)
安心してご使用いただくために、以下の方法で使用前テストを行ってください:
- ● 腕の内側など目立たない場所に少量を塗布
- ● そのまま72時間(3日間)観察し、赤み・かゆみ・刺激がないかを確認
- ● 異常があれば使用を中止し、医師へご相談ください
■ 万が一かぶれが起きた場合の対応
当院では、ハイドロキノンによるアレルギー症状のチェック用に、5g製剤の販売も行っております。
皮膚の赤みやかゆみ、ヒリヒリ感を感じた場合は、すぐに使用を中止しご相談ください。
必要に応じて保険診療にて皮膚炎の治療対応も可能です。
■ 使用時の注意点(濃度と管理)
2%を超える濃度のハイドロキノンは、効果が高い反面、副作用リスクも高まります。
そのため、皮膚科専門医の指導のもとでの使用が推奨されます。
■ ハイドロキノンの発がん性について
一部の動物実験において懸念が示されたことがありますが、ヒトでの発がん性は確認されていません。
人体とラットの代謝経路が異なることから、次の論文によりそのリスクは否定されています:
Jacob Levitt, J Am Acad Dermatol. 2007
■ 白斑・色素脱失について
ハイドロキノンによる白斑(色素脱失)は6〜8%の高濃度製剤で報告されています。
当院で処方する5%以下の濃度では、現時点でそのような報告は確認されていません。
万が一、色の抜けや白斑のような変化があった場合は、ただちに使用を中止し医師にご相談ください。
なお、不可逆的な白斑を引き起こす「ハイドロキノンモノベンジルエーテル」は、当院では一切使用しておりませんのでご安心ください。
✅ ハイドロキノンは高い美白効果が期待できる反面、使用方法を誤ると刺激やアレルギーの原因になることがあります。
必ずパッチテストと医師の指導のもとで、安全にお使いください。
当院でも安全に配慮し、使用方法と経過を継続的にフォローいたします。
施術・薬との併用
| 項目 | 併用可否 | ポイント |
|---|---|---|
| ケミカルピーリング(サリチル酸/マッサージピール等) | ⚠ 要調整 | 前後3–5日休薬 |
| レーザー・IPL(ピコ/ルメッカ/フラクショナル) | ⚠ 要調整 | 前後5日休薬、医師指示に従う |
| エレクトロポレーション | ○ 併用可 | 導入剤の刺激成分に注意 |
| トレチノイン療法 | ○ 併用可 | 反応期の赤み・皮むけに合わせ量と頻度を微調整 |
適応(どんな悩みに向く?)
- 老人性色素斑(しみ)/そばかす
- 炎症後色素沈着(PIH:ニキビ跡・擦過傷・虫刺され後など)
- 肝斑(トレチノインとの併用等)
- レーザーやIPL後の色調ケア
「刺激が強い」「複数の悩みを同時に改善したい」場合は、アゼライン酸が適すこともあります。
休薬サイクル(連用しないための目安)
- STEP 1:局所1日1回(夜)で開始。2–4週間は様子見。
- STEP 2:色調が動けば継続し、最大3か月でいったん休薬。
- STEP 3:1–2か月お休み。維持は日焼け止め+摩擦対策。
維持期は「ティント+酸化鉄」入りの日焼け止めで可視光も対策。
| 内容 | 容量 | 価格(税込) | 目安 |
|---|---|---|---|
| HQクリア(スポット) | 5g | 1,485円 | 局所使用で約1〜1.5か月 |
| HQクリア(継続・広範囲) | 60g | 9,900円 | 広めの部位で約3〜4か月 |
自由診療(保険適用外)。診察で適応と使用法をご説明します。
よくある質問
- Q. どれくらいで効果がわかりますか?
- A. 早い方で2–4週間、一般に8–12週間で変化を感じます(個人差あり)。
- Q. 朝も使っていいですか?
- A. 可能ですが、必ず日焼け止め(SPF50/PA++++推奨)を重ねてください。
- Q. 肝斑にも効きますか?
- A. 効果はあります。肝斑ではトレチノインや内服と併用設計が有効です。
- Q. 赤みやかゆみが出たら?
- A. いったん中止。白抜けが疑わしい場合は早めに受診してください。
- Q. 妊娠・授乳中は?
- A. 原則控えます。必要時は医師が個別に判断します。
医師からのコメント・監修
「ハイドロキノンは“しっかり薄くする”ための頼れる外用薬です。
ただし刺激や紫外線感受性があるため、量・範囲・休薬を設計して安全に使いましょう。」
監修:黒田揮志夫 医師(病理専門医/皮膚病理)|0th CLINIC 日本橋 院長
診察で最適な濃度と使い方をご提案します
肌状態・生活リズム・予定(イベントや施術)に合わせて、現実的なプランを一緒に設計します。
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