肛門のできもの・出血(いぼ痔・切れ痔など)
肛門のできもの・出血|受診の目安と考えられる病気
肛門のまわりにしこり・いぼのようなふくらみがある、トイレで鮮やかな赤い血がつく——。
多くは痔(いぼ痔・切れ痔)などの良性疾患ですが、中には別の病気が隠れていることもあります。
このページでは、「どこまで様子見してよいか」「いつ受診するか」「どこに行くか」の目安をまとめました。
※ここでの説明は一般的な目安です。具体的な診断・治療は診察のうえで判断します。
すぐ救急・時間外受診を検討してほしい場合
- 便器が真っ赤になるほどの大量の出血があり、ふらつき・動悸・冷や汗を伴う
- 肛門・おしり周りが急に強く腫れて激痛があり、熱・寒気(悪寒)を伴う
- 高熱が続き、肛門周囲の皮膚が赤く硬く腫れている(肛門周囲膿瘍が疑われる)
- 便がタールのように黒い、または嘔吐した物に血が混じる(上部消化管出血の可能性)
- 出血が止まらず、数時間以内に繰り返し排便・出血がある
上記に当てはまる場合は、救急要請(119番)や、救急対応可能な医療機関への受診を検討してください。
当院(外科)での受診をおすすめするケース
- 肛門周りに柔らかい/硬いしこりがあり、長く続いている
- 排便時に紙につく程度〜便器に少量の鮮血が繰り返し見られる
- トイレで鋭い痛みが走り、その後もヒリヒリ痛む(切れ痔が疑われる)
- 「痔だと思っているが、本当に痔だけか心配」「がんではないか確認したい」
- 市販薬を使っているが、数週間以上よくならない/悪化してきている
0th CLINIC 日本橋では、外科・総合診療として、肛門周囲の診察と初期対応を行い、
必要に応じて肛門専門クリニックや内視鏡センターとの連携も含めた治療方針をご提案します。
考えられる主な原因の一例
| 疾患名 | 特徴的な症状・サイン |
|---|---|
| 痔核(いぼ痔) | 排便時の鮮血、肛門周囲のいぼ状のふくらみ、違和感・軽い痛み。長時間のいきみ・立ち仕事・妊娠などで悪化。 |
| 血栓性外痔核 | 肛門のふちに突然できる紫・青っぽい硬いしこりと強い痛み。いきみ・重い物を持った後などに起こることも。 |
| 裂肛(切れ痔) | 硬い便で肛門が裂ける。排便時の鋭い痛みと少量の鮮血。便意を我慢しがちで、慢性化すると悪循環に。 |
| 肛門周囲膿瘍 | 肛門のまわりが赤く腫れて非常に痛い・熱や寒気を伴う。多くは切開排膿が必要で、放置すると瘻孔(瘻ろう)になることも。 |
| 大腸ポリープ・直腸がんなど | 出血の量は様々。痔と思って様子を見ていたら腫瘍だった、というケースもあるため、特に40歳以上・家族歴がある場合は要注意。 |
※上記はあくまで一例です。同じ症状でも別の原因で起こることがあります。
「痔だろう」と決めつけず、一度は医療機関で評価を受けることをおすすめします。
受診までにできること・避けてほしいこと
- 便を硬くしない:水分をこまめにとり、便秘気味の方は早めに便通コントロール(市販薬の自己調整は注意)。
- 長いいきみを避ける:スマホを見ながらの長時間トイレは痔を悪化させます。
- 強くこすらない:トイレットペーパーでゴシゴシこするのではなく、やさしく押さえるように拭きます。
- 市販薬だけで長期間様子を見続けない:数週間以上改善しない場合や、繰り返す出血は医療機関へ。
- 出血量・期間のメモ:「いつから」「どのくらいの頻度・量か」をメモしておくと診察がスムーズです。
0th CLINIC 日本橋 外科での診察の流れ
- 問診:出血の量・色、痛みの有無、便通・生活習慣、痔や大腸がんの家族歴などをうかがいます。
- 視診・触診:可能な範囲で肛門周囲を観察し、しこりの性状・腫れ・裂け目の有無などを確認します。
- 必要に応じた検査:血液検査・便潜血検査・専門医へ内視鏡検査の紹介などを検討します。
- 治療方針の相談:生活指導・座薬や軟膏などの薬物療法、専門的な手術が必要な場合は連携医療機関を含めてご提案します。
「まずは痔かどうか知りたい」「切る治療はできるだけ避けたい」など、ご希望も踏まえながら方針を一緒に決めていきます。
受診・ご相談について
0th CLINIC 日本橋は、日本橋駅・茅場町駅・東京駅(八重洲口/京葉線ホーム)から徒歩圏の外科・皮膚科クリニックです。
肛門のお悩みは一人で抱え込まず、早めにご相談ください。
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