リンデロンV(ベタメタゾン吉草酸エステル)|強さ・使い方(塗る量/回数/やめ方)・顔/子ども・副作用

リンデロンV(ベタメタゾン吉草酸エステル)|強さ・使い方(塗る量/回数/やめ方)・顔/子ども・副作用|日本橋・茅場町・人形町・東京駅|0th CLINIC

リンデロンV(外用ステロイド)で、
「赤み・かゆみ」を短く安全にコントロール

ストロング相当 軟膏/クリーム/ローション 塗る量はFTUで迷わない やめ方(減らし方)が大事 VG合剤は“基本は選ばない”

リンデロンVは 湿疹・皮膚炎などの炎症(赤み・かゆみ・腫れ)を抑える外用薬です。
いちばん大事なのは「どこに・どの剤形で・どれくらい・いつまで」を決めること。
ここでは、迷いやすいポイントを順番どおりに整理します。

※本ページは一般情報です。症状の原因(湿疹/感染/かぶれ等)で治療が変わります。
日本橋茅場町人形町東京駅

💊 リンデロンVとは(基本情報)

リンデロンV(ベタメタゾン吉草酸エステル)|強さ・使い方(塗る量/回数/やめ方)・顔/子ども・副作用
リンデロンV軟膏(油性)
リンデロンV(ベタメタゾン吉草酸エステル)|強さ・使い方(塗る量/回数/やめ方)・顔/子ども・副作用
リンデロンVクリーム(水分多め)
リンデロンV(ベタメタゾン吉草酸エステル)|強さ・使い方(塗る量/回数/やめ方)・顔/子ども・副作用
リンデロンVローション(液体)
一般名ベタメタゾン吉草酸エステル(Betamethasone Valerate
位置づけ外用ステロイド(炎症・かゆみを抑える)
強さの目安ストロング相当(部位・年齢・病気で最適強度は変わります)
剤形軟膏 / クリーム / ローション(毛のある部位に便利)
向いている症状湿疹・皮膚炎、かぶれ、虫刺されの炎症、乾癬など(医師の判断で)
注意感染(細菌/真菌/ウイルス)には原則使いません(悪化することがあります)
✅ うまく効かない原因の多くは「薬が弱い」ではなく、量が少ない / 期間が短い / 感染やかぶれが混ざっていることです。
当院では、原因評価→外用の量・回数・やめ方までセットで整えます。

「様子見」か「受診」か:チェック(早見)

当日〜近日の受診をおすすめ まずは相談(最適化すると早い)
ジュクジュク、黄色いかさぶた、膿、強い痛み/熱感
・急に広がる赤み、顔や目の周りの腫れ
・乳児で広範囲に悪化、眠れないほどのかゆみ
⚠ 外用ステロイドは感染を“隠す/悪化させる”ことがあります。迷ったら先に評価を。
2週間以上繰り返す/良くなってもすぐ戻る
・顔/首/まぶた、口周りが悪化しやすい
・塗るとしみる、赤みが増える(かぶれの可能性)
✅ 原因(湿疹/接触皮膚炎/感染/摩擦)を見極め、外用の設計を変えると改善が速いです。

剤形の使い分け(軟膏/クリーム/ローション)

剤形 向いている場面 コツ
軟膏(油性) 乾燥・慢性、ひび割れ、掻き壊し、バリアが弱い部位 保護力が高い。ベタつきやすいので夜中心も◎
クリーム(水分多め) 広範囲、使用感を軽くしたい、汗をかく季節 刺激を感じる人もいるため、しみる場合は相談
ローション(液体) 頭皮・毛のある部位、ベタつきが苦手 垂れやすいので少量ずつ。掻き壊しが強い時は設計変更
⚠ 「顔だからクリーム」「体だから軟膏」と単純ではありません。
部位(皮膚の薄さ)・病態(急性/慢性)・感染の有無で選びます。

🧴 リンデロンVの正しい使い方(回数・量・順番)

1) 基本の手順(迷ったらこの順)

  1. やさしく洗う:こすらず、泡で撫でる(熱い湯は避ける)
  2. 水分を拭く:タオルを押し当てる(摩擦を減らす)
  3. リンデロンV:赤み・かゆみの“炎症部位”に薄く均一に
  4. 保湿:乾燥が強い場合は数分後に保湿(必要ならワセリンで保護)

2) 回数の目安(“良くなったら減らす”が基本)

  • 炎症が強い時期:12回(朝・夜)
  • 改善してきたら:11回 → 隔日 → 週末だけ、などへ段階的に
✅ 早くやめたいほど、実は「最初の数日を適量で」が近道です。
ただし顔/まぶた/乳児などは例外が多いので、自己判断の長期使用は避けましょう。

3) 塗る量(FTUでズレない)

  • 1FTU(人差し指の第一関節まで出した量)=手のひら2枚分に塗れる目安
  • すり込まず、薄く均一に“置く→伸ばす”
  • 厚塗りしても効果は増えず、副作用リスクが上がる
※「少なすぎ」で効かないことが多い一方、「厚塗り」は副作用側に振れます。
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▲ 1FTU(フィンガーチップユニット)の目安

4) “やめ方”の考え方(リバウンドを防ぐ)

見た目が落ち着いても、皮膚の奥の炎症が残ることがあります。
いきなり中止ではなく、回数や塗る範囲を段階的に減らす方が再燃を減らせます。

注意点・副作用(避けたい使い方が“事故”を防ぐ)

避けたい・要相談になりやすいケース

状況 理由 代替/対応
感染が疑わしい
ジュクジュク/膿/かさぶた/水ぶくれ
ステロイドで悪化・長引くことがあります 感染評価(培養など)→必要なら抗菌/抗真菌/抗ウイルスへ
顔・まぶた 皮膚が薄く、副作用が出やすい(酒さ様/口囲皮膚炎など) 原則短期・最小量。別治療へ切替も検討
長期だらだら 皮膚萎縮、毛細血管拡張、ニキビ様など “効かせて減らす”設計(回数/強度/保湿/原因)へ
塗ると悪化 薬剤かぶれ(接触皮膚炎)の可能性 中止して評価(原因物質の同定が近道)

代表的な副作用(起きやすい順に)

  • 皮膚が薄くなる、血管が目立つ
  • ステロイドざ瘡(ニキビ様)、口周りの悪化(口囲皮膚炎)
  • 色の変化(色素沈着/脱色)、多毛
  • 感染のマスク・悪化(とびひ/水虫/ヘルペス等)
⚠ ここに挙げた副作用の多くは「薬が悪い」ではなく、部位選択・量・期間で防げます。
“いちばん少ない量で長期”ではなく、必要な時期に適量→減らす方が安全なことが多いです。

リンデロンVの薬価(費用感の目安)

薬価は改定されることがあります。ここでは目安として、処方時点の薬価から概算しやすい形で示します。
(診察料・調剤料等は別です)

剤形 薬価(目安) 自己負担のイメージ(薬剤費のみ)
軟膏 / クリーム 16.9円/g
例:10g = 169
1割:17円 / 3割:51円(概算)
ローション 16.9円/mL
例:10mL = 169
1割:17円 / 3割:51円(概算)
※実際のご負担は、保険割合・処方量・調剤/診察関連費用で変わります。

📰 リンデロンVG(抗菌薬+ステロイド)が“日常使いで減っている”理由

リンデロンVGは ベタメタゾン吉草酸エステル+ゲンタマイシン の合剤で、炎症と細菌感染を同時に抑える目的で作られています。
ただし現在は、「感染が明確な時に短期間・限局」に使う考え方が主流です。

1) “感染かどうか”を分けた方が治療が速い

湿疹の悪化に見えても、実はかぶれ真菌(カビ)が混ざっていることがあります。
合剤で覆い隠すより、原因を見極めて必要な薬を必要な期間が近道です。

2) 抗菌薬成分が「かぶれ(接触皮膚炎)」の原因になることがある

外用抗菌薬は感作(アレルギー)を起こし得ます。
「塗るほど赤くなる」「治らない」場合は、合剤が原因の接触皮膚炎も鑑別に入ります。

3) 耐性(効きにくさ)の問題

抗菌薬を広く長く使うほど、耐性菌の問題が出やすくなります。
そのため、感染が明確でない湿疹に合剤を常用するより、必要な時だけが基本です。

✅ VGは「悪い薬」ではなく、使いどころが狭い薬です。
例:とびひ等で感染が明確・局所に限局 → 短期で検討(ただし診察で判断)。

よくある質問(FAQ)

Q1. リンデロンVは顔にも使えますか?

顔・首・まぶたは皮膚が薄く副作用が出やすいため、原則は短期・最小量を医師管理で。自己判断の長期連用は避けましょう。

Q2. どのくらいの回数で塗りますか?

目安は炎症が強い時期は12回、改善したら11回〜隔日などへ段階的に減らします。病気・部位で調整します。

Q3. 塗る量(FTU)がわかりません

1FTU(人差し指の第一関節ぶん)は、手のひら2枚分の面積に薄く広げられる目安です。厚塗りは避け、均一に薄くが基本です。

Q4. 保湿剤やワセリン(プロペト)と併用する順番は?

基本はリンデロンV → 数分後に保湿(必要ならワセリンで保護)です。刺激や乾燥が強い場合は順番調整が必要なことがあります。

Q5. リンデロンVG(抗菌薬入り)はいつ使う?

細菌感染の合併が明確な場合に短期間・限局で検討します。感染が不明な湿疹に常用すると、かぶれや耐性の問題があるため必要性を見極めます。

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👨‍⚕️ 医師からのコメント・監修

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「外用ステロイドは、“強さ”よりも 使い方(量・回数・やめ方) が結果を決めます。
うまくいかない時は、感染や接触皮膚炎が混ざっていないかも含めて評価しましょう。」

0th CLINICでは、症状の原因を整理し、外用薬の設計(剤形・FTU・減量)まで具体的に提案します。

監修:黒田 揮志夫 医師(0th CLINIC 日本橋)

0th CLINIC 日本橋 アクセス

〒103-0027
東京都中央区日本橋2丁目16番9号 CAMCO日本橋ビル4F

※1F入口で部屋番号 401 を押してお入りください。

■ 日本橋駅 徒歩3分
東京メトロ銀座線・東西線/都営浅草線「D1出口」

■ 茅場町駅 徒歩5分
東京メトロ日比谷線「12番出口」

※お車の場合は近隣のコインパーキングをご利用ください。

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ご来院時は、1F入口で「401」を押してお入りください。

地図

東京都中央区日本橋二丁目16番9号 CAMCO日本橋ビル4階(東京駅八重洲口・日本橋駅から徒歩3分)

※本ページは一般情報です。症状が強い・長引く・繰り返す場合は受診をご検討ください。

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