液体窒素治療(クライオセラピー)|治るまで何日?何回?費用の目安
液体窒素治療(冷凍凝固 / クライオ)
「何日で治る?」「何回必要?」「費用は?」を先にまとめます
液体窒素(-196℃)で病変を凍らせて壊死させる外来処置です。いぼは2〜4週間おきに複数回が基本。足裏などは回数が増えることがあります。
このページでは治るまでの日数(経過)・必要回数・費用の目安を、受診前にイメージできる形で整理しています。
足裏は2〜3週間かかることも
コンジ:複数回+再発チェック
約1,000〜3,000円/回(処置中心)
※病変数・診察料で変動
水ぶくれ/かさぶたが出ることあり
冷却・外用麻酔で調整(部位による)
治るまで何日?|処置後の経過(目安)
経過は部位・深さ・凍結の強さで変わります。ここでは「よくある流れ」を示します。
※足裏/爪まわりは遅れがち、顔は色素変化に注意が必要です。
| 時期 | 起こりやすいこと | 自宅でのコツ |
|---|---|---|
| 当日 | 凍結中はしみる痛み/処置後にヒリヒリすることがあります | 強い摩擦を避ける・痛みが強ければ冷却(タオル越し) |
| 翌日〜3日 | 赤み・腫れ/水ぶくれ(血疱)が出ることがあります | 破らない(感染予防)。靴ずれ部位は保護材でカバー |
| 3日〜1週間 | 水疱がしぼむ→かさぶたに。痛みは軽くなることが多い | 入浴はOK(しみるなら短め)。こすらず清潔に |
| 1〜2週間 | かさぶたが自然に脱落し、皮膚が再生 | 無理に剥がさない。顔・露出部は紫外線対策 |
| 2〜3週間(足裏など) | 角質が厚い部位は治癒が遅れやすい/痛みが残ることも | クッション性のある保護・靴調整。必要なら再診で痛み対策 |
発赤が広がる・膿が出る・強い熱感/痛みが増える・発熱がある場合は、感染などの可能性があるため早めに受診してください。
何回必要?|回数・通院間隔の“現実的な目安”
回数は病変の種類・大きさ・深さ・部位(足裏/爪周囲)で変わります。基本は2〜4週間ごとに経過を見て追加します。
| 対象 | 回数の目安 | 通院間隔 | 補足 |
|---|---|---|---|
| いぼ(手/指) | 2〜6回 | 2〜4週 | 初回で小さくなることも/根が深いと長期化 |
| 足裏いぼ(足底) | 4〜10回になることも | 2〜4週 | 角質が厚く痛みが出やすい/削り+凍結を併用することも |
| 爪まわり(爪囲) | 回数が増えがち | 2〜4週 | 痛み/治癒の遅れに配慮し段階的に |
| 尖圭コンジローマ | 複数回+再発チェック | 2〜3週 | 再発し得るため“治療後フォロー”込みで計画 |
| 日光角化症 | 1〜数回 | 医師判断 | 必要に応じて病理評価(生検)を検討 |
費用は?|保険適用と自己負担の目安
多くの良性皮膚疾患(いぼ等)で保険適用となることが一般的です。
ただし費用は病変数(何個か)・部位・処置区分・初診/再診で変動します。ここでは“イメージ”として目安を示します。
※病変数が多い/追加処置がある場合は変動
※前がん病変の評価などで追加検査が必要な場合
※医療費は算定ルールにより変動します。本ページの金額は「目安」であり、確定額は診察後にご案内します。
対象となる主な疾患(詳しくは各ページへ)
治療方法・痛みへの配慮(当院の考え方)
治療の基本
綿棒またはスプレーで病変部を凍結します。深い病変では凍結→融解→再凍結を複数回行い、効果を高めます。
深いイボ(足裏など)は“強め”が必要なことも
深層まで凍結すると血疱(黒っぽい水ぶくれ)ができることがあります。これは「やり過ぎ」ではなく、根が深い場合に必要となる反応の一つです(ただし痛みが強い場合は調整します)。
痛みは“段階的に”調整
- 初回は軽め→反応を見て強さを上げる(継続しやすさ重視)
- 部位により冷却や外用麻酔を検討(小児・足裏など)
- 大きな血疱で強い痛みが続く場合は、医師判断で処置を行うことがあります
液体窒素治療の流れ
-
① 診察と患部の確認
ダーモスコピー等で種類・深さ・感染性を評価し、回数・間隔・費用の見通しを共有します。
-
② 液体窒素で患部を凍結
綿棒またはスプレーで数秒〜30秒凍結。必要に応じて1〜3サイクル行います。
-
③ 処置後のケア・説明
赤み・水疱・かさぶたが出ることがあります。自宅ケアと再診タイミングをお伝えします。
-
④ 再診・必要に応じた追加治療
通常は2〜4週間ごとに効果を確認。残存や再発がある場合は追加の凍結処置を行います。
セルフケア(処置後)|治りを早め、跡を残しにくくするコツ
- 水ぶくれは基本“破らない”:感染・痛み悪化を避けます(大きくて痛い場合は相談)
- 清潔+保護:靴ずれ部位は保護材(ハイドロコロイド等)で摩擦を減らす
- かさぶたは剥がさない:自然に取れるのを待つ方が跡が残りにくい
- 紫外線対策:露出部は色素沈着予防に重要(特に顔)
- 当日は強い刺激を避ける:長風呂・強い運動・飲酒は腫れ/痛みが増えることがあります
アクセス
東京都中央区日本橋二丁目16番9号 CAMCO日本橋ビル4階(日本橋駅徒歩3分/茅場町駅徒歩5分/東京駅周辺から通院しやすい)
「何日で治る?」「何回?」「費用は?」—まずは診察で見通しを出します
病変の種類(いぼ/コンジ/角化症など)と深さで、最適な強さ・間隔・回数が変わります。
診察で適応と計画を決定し、続けやすいペースで進めます。
最終更新:
