ガミースマイル治療(ボトックス)|上唇挙上の抑制で“歯ぐき見え”を自然に軽減

ボトックスは、ボツリヌス菌が作り出した神経毒を精製して作られた薬剤です。正式名称は「ボツリヌス毒素」ですが、アラガン社製の薬剤名が「ボトックス」として広く知られています。

ガミースマイル治療(ボトックス)|上唇挙上の抑制で“歯ぐき見え”を自然に軽減|0th CLINIC 日本橋

ガミースマイル(ボトックス)
上唇挙上の“効き過ぎ”を穏やかに調整

  • 笑うと歯ぐき(歯肉)が3mm以上見えるのが気になる
  • 自然な笑顔のまま、見え方だけを控えめにしたい
  • 手術や長期ダウンタイムは避けたい

※ 本治療は美容領域での適応外使用を含みます(国内承認は眉間・目尻)。当院では十分な説明と同意の上で限定的に実施します。詳しくは安全・品質ポリシーをご確認ください。

ガミースマイルとは?(原因と見極め)

笑った際に上唇が上がりすぎ、上顎の歯肉が大きく露出する状態をいいます。原因は1つとは限らず、筋肉の過活動骨格的要因(上顎の垂直過成長)歯列/歯肉(歯冠長や萌出)上唇の短さなどが組み合わさることがあります。

主因特徴の目安当院での方針
筋性(上唇挙上筋群の過活動)笑顔で急に歯肉が露出、安静時は問題少ないボトックスでリフト量を調整(少量・左右差配慮)
骨性(垂直的上顎過成長)歯肉露出が強く、歯列の表示量も多い外科/矯正の相談を推奨(連携のご案内)
歯列/歯肉歯冠長が短い、歯肉が厚い・長い歯科での歯冠長延長術等の適応を検討
上唇が短い安静時から歯の表示が多い保存的対処(ボトックス/メイク)や手術適応の評価

当院の注入デザイン(安全に“らしさ”を残す)

ターゲットとなる筋

  • 上唇鼻翼挙筋(LLSAN)
  • 上唇挙筋(LLS)/ 小頬骨筋(Zmi)
  • 必要に応じて:鼻中隔下制筋(DSN)

※ 具体的な注入点・深さ・単位は診察のうえ個別設計。
※ 初回は最小有効量で“効き過ぎ”を避け、2–3週で微調整を検討します。

効果の目安

  • 発現:3–7日、ピーク:1–2週
  • 持続:2–4か月(個人差)
  • 再注入:3–4か月間隔を目安

イベント(挙式・撮影など)は2–3週間前を目安に。

注意点・副作用

  • 笑顔の非対称・上唇の重さ(初回はとくに控えめ設計)
  • 発音の違和感(唇を使う子音・母音)/乾燥による唇の荒れ
  • 赤み・腫れ・内出血・注射痛(多くは数日で軽快)
  • 妊娠・授乳中、神経筋疾患、トキシン既往アレルギーの方は事前にご相談ください

適応外部位にあたるため、安全・品質ポリシー単位・間隔の考え方をご一読ください。

よくある質問(Q&A)

Q1. どのくらい歯ぐきの見え方が変わりますか?

A. 目安として1–3mm程度の露出減を目標に、自然な笑顔を保つ範囲で調整します。

Q2. 効果が強すぎるのが心配です

A. 初回は少量で開始し、2–3週でタッチアップをご提案します。

Q3. 何か月ごとに受ければ良い?

A. 個人差はありますが3–4か月ごとが目安です。

Q4. どの製剤を使いますか?

A. 国内承認の正規品を第一選択とし、適応外使用の説明・同意を行います。詳細は安全・品質へ。

Q5. 代替治療は?

A. 歯科での歯冠長延長術、矯正/顎顔面外科手術、上唇粘膜切除(リポジショニング)など。原因に応じて連携をご案内します。

Q6. 価格は?

A. 診療時に必要量を見積もります。最新の料金はボトックス総合ページをご確認ください。

👨‍⚕️ 医師からのコメント・監修

ガミースマイル治療(ボトックス)|上唇挙上の抑制で“歯ぐき見え”を自然に軽減<br><p style="font-size: 0.25em;">ボトックスは、ボツリヌス菌が作り出した神経毒を精製して作られた薬剤です。正式名称は「ボツリヌス毒素」ですが、アラガン社製の薬剤名が「ボトックス」として広く知られています。 </p> <style>span.post.post-page.current-item p {     display: none; } .ja p {font-size: 10px;line-height: 1.6;"}</style>
「ガミースマイルは原因が筋・骨格・歯肉と多岐にわたります。まずは原因を見極め、“効き過ぎ”を避ける最小量から始めるのが安全です。必要なら歯科や口腔外科とも連携し、自然な笑顔を大切に治療を設計します。」
監修:黒田 揮志夫 医師(病理専門医/皮膚病理医)
0th CLINIC 日本橋 院長/医学博士
日本病理学会認定 病理専門医/プライマリ・ケア認定医/日本医師会認定 産業医・健康スポーツ医
まずは原因の見極めから。
適応・リスク・代替治療まで丁寧にご説明します。
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※ 本ページは一般向け情報です。診療の最終判断は医師の対面診察に基づきます。

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