指のけが(切った・挟んだ・突き指)|救急受診の目安と応急処置
指のけが(切った・挟んだ・突き指)|救急受診の目安と応急処置
「包丁で深く切ってしまった」「ドアに挟んで指が真っ青」「ボールを受けて突き指した」──
指は細い血管・神経・腱が集まる部位のため、見た目以上に重いけがが隠れていることもあります。
このページでは、救急車を呼ぶべき危険なサインと、
当日〜数日以内の外来受診を検討する目安、自宅でできる応急処置をまとめました。
※自己診断を目的としたものではありません。迷うときは、119番や地域の救急相談、医療機関にご相談ください。
このページで分かること
- 救急車を呼ぶべき指のけがのサイン
- 当日中に外来受診をおすすめする症状
- 自宅で様子を見てもよいことが多い軽症の目安
- 代表的な指のけがの種類(切り傷・挟み込み・突き指・爪のけがなど)
- 0th CLINIC 日本橋で対応できる範囲と連携病院への紹介
日本橋・東京駅・八重洲・茅場町・銀座線・京葉線沿線で指のけがにお困りの方は、 アクセス情報もご確認ください。
今すぐ119番・救急車を検討してほしい指のけが
次のような場合は、自宅で様子を見るのは危険です。迷わず119番で救急車を要請するか、近くの救急外来へ連絡してください。
- 清潔なタオルなどで圧迫しても出血が止まらない
- 血が噴き出すように出ている、指の付け根から大量に出血している
- 指が一部または完全に切断されている
- 指が明らかにおかしな方向に曲がっている・短くなっている
- 指先が白く・紫色に変色し、冷たく脈が触れない感じがする
- 強い痛みとともに、めまい・冷や汗・意識がもうろうとする
- 電動ノコギリ・機械などで広範囲に深くえぐれている
#7119(救急安心センター)が使える地域では、「救急車を呼ぶべきか迷うとき」の相談窓口として利用できます(対応エリアは自治体により異なります)。
当日中〜数日以内に受診をおすすめするケース
次のような場合は、多くが外来での診察・処置の対象です。当日〜翌日を目安に受診をご検討ください。
- 数mm以上の切り傷で、ガーゼに血がにじみ続ける
- ガラスなどで切ってしまい、異物が残っているか心配
- 指が大きく腫れている・青あざが広がっている
- 指の曲げ伸ばしがしづらい/まっすぐ伸びなくなった
- 突き指後の痛み・腫れが数日たっても引かない
- 爪が大きく割れた・はがれかけている
- 爪の下に黒い血豆(爪下血腫)が広くたまっている
- 数日たっても赤み・痛み・膿が続き、はれて熱をもっている(ひょうそ・爪周囲炎など)
0th CLINIC 日本橋では、軽〜中等度の指のけがについて、感染予防・縫合の要否の判断・必要に応じた連携病院への紹介を行っています。
自宅で様子を見てもよいことが多い軽い指のけが
次のような場合は、自宅でのケアで軽快することも多いですが、痛みや腫れが強くなる・動かしづらくなる場合は受診してください。
- 浅い切り傷で、数分の圧迫で出血がほぼ止まった
- 軽いぶつけ傷で、腫れが小さく、指は普通に動かせる
- 爪の端が少し欠けた程度で、強い痛みや出血がない
ただし、糖尿病や免疫低下のある方は、軽い傷でも感染が広がりやすいため、早めの受診をおすすめします。
指のけがの主な種類と、隠れているかもしれない状態
同じ「指のけが」でも、傷の深さ・方向・挟まれ方などで、骨折・腱断裂・神経損傷が隠れていることがあります。
- 切り傷(包丁・ガラスなど)
└ 皮膚だけでなく、腱・神経・血管が傷ついていることがあります。 - 挟まれたけが(ドア・工具など)
└ 指先の挫滅(つぶれ)・爪床損傷・骨折を伴うことがあります。 - 突き指・ひねり
└ 捻挫だけでなく、靭帯損傷・骨折・腱断裂があることも。 - 爪のけが(割れた・はがれた)
└ 爪の下に血がたまり(爪下血腫)、強い痛みを伴う場合は、血を抜く処置が必要なことがあります。 - 感染性のけが(ささくれからの腫れ・ひょうそ)
└ 放置すると膿が広がり、指全体の腫れや発熱につながることがあります。
見た目で軽そうに見えても、「よく見ると深い」「動きがおかしい」といった場合は、早めの医療機関受診が安心です。
自宅でしてよい応急処置
- 清潔な流水で軽く洗い、汚れを落とす(深い傷はこすりすぎない)
- 清潔なガーゼやタオルで数分間しっかり圧迫して止血する
- 指を心臓より高く挙上し、安静に保つ
- 氷嚢や保冷剤をタオル越しに当てて冷却する(凍傷に注意)
- 切断された部分がある場合は、ガーゼで包み、ビニール袋に入れ、その袋ごと氷水で冷やす
避けたいこと(悪化させないために)
- 強い出血があるのに、何度もガーゼをはがして傷口をのぞき込む
- 針などで自分で血を抜く・爪をはがす
- 汚れた油・歯磨き粉・民間療法の薬などを傷口に塗る
- 明らかな変形や激痛があるのに、無理に指を引っ張って戻そうとする
- 強い痛みをごまかすために大量のアルコールや市販鎮痛薬を使う
0th CLINIC 日本橋でできること
当院では、軽〜中等度の指のけがについて、次のような対応を行っています。
- 切り傷・擦り傷の洗浄・消毒・必要に応じた縫合
- 爪周囲炎・ひょうそなどの局所感染の処置と内服薬の調整
- 爪下血腫など、適応があれば血を抜く処置
- 破傷風ワクチンが必要かどうかの判断と接種の相談
- 骨折や複雑なけがが疑われる場合の、近隣の整形外科・救急病院への紹介
診療体制や対応可能な処置は曜日・時間帯によって異なります。
最新情報はアクセス・診療案内をご確認いただくか、LINE・お電話でお問い合わせください。
指のけがでお困りの方へ
「この程度で受診していいのか不安」「どこに行けばいいか分からない」ときは、
まず当院にご相談ください。状態を評価し、外来で対応できるか・より高度な治療が必要かを一緒に判断します。
電話でのご相談:03-6281-9280
※強い痛み・大量出血などの緊急時は、ためらわず119番・#7119など公的窓口もご利用ください。
