歯の食いしばり・歯ぎしり|顎の痛み・頭痛・肩こりとの関係と受診の目安

歯の食いしばり・歯ぎしり|顎の痛み・頭痛・肩こりとの関係と受診の目安|0th CLINIC 日本橋

朝起きると顎がだるい・歯がしみる…それは「歯の食いしばり・歯ぎしり」かもしれません。

就寝中や日中の作業中に無意識に歯を強く噛みしめている状態を「食いしばり」「歯ぎしり」と呼びます。
歯だけでなく、顎関節・咬筋・こめかみ・首肩の筋肉に負担がかかり、頭痛や肩こり、睡眠の質低下につながることもあります。

日本橋・茅場町・人形町・東京駅エリア 頭痛・首肩こり・自律神経も含めて評価 エラ(咬筋)ボトックス・首肩ボトックスの相談可

銀座線・東西線・京葉線沿線からも通院しやすい立地です。

LINEで予約・お問い合わせ 03-6281-9280(診療時間内) ※ 歯そのものの治療(虫歯・被せ物・マウスピース作成)は歯科での対応が必要です。当院では全身評価とボトックス治療・内科的評価を行います。

歯の食いしばり・歯ぎしり(ブラキシズム)は、多くの方が自覚しにくい習慣です。 「私は歯ぎしりしていないと思う」とおっしゃる方でも、歯がすり減っている・欠けている・顎がだるいといったサインが見つかることは少なくありません。

また、強い食いしばりにより咬筋・側頭筋・首肩まわりの筋肉が慢性的に緊張すると、 緊張型頭痛や肩こり、目の疲れを悪化させることがあります。 日本橋の0th CLINICでは、歯科と連携しつつ、頭痛・首肩こり・睡眠の質まで含めた評価と、 エラ(咬筋)ボトックスや首肩ボトックスなどの治療のご相談を承っています。

朝起きると顎が疲れている・痛い 歯科で「歯がすり減っている」と言われた 奥歯が欠けやすい・知覚過敏がある 頭痛・肩こりが慢性的に続く 日中、ふと気づくと歯を噛みしめている

歯の食いしばり・歯ぎしりとは?

歯の食いしばり・歯ぎしりは、必要以上に強い力で上下の歯を接触させている状態です。 睡眠中にガリガリと音の出る「歯ぎしり」だけでなく、日中に無意識にグッと噛みしめているパターンも多く見られます。

一見「クセ」のように思えますが、放置すると 歯の破折・知覚過敏・顎関節症・頭痛・首肩こり・睡眠の質低下など、全身の不調につながることがあります。

主な症状とセルフチェック

よくみられる症状

  • 朝起きたときに顎がだるい・痛い
  • 歯がすり減っている・欠けたことがある
  • 知覚過敏(冷たいものがしみる)が強くなった
  • こめかみ・頬・エラのあたりが張っている感じがする
  • 頭痛・肩こり・首こりが慢性的に続く
  • 家族から「寝ている間に歯ぎしりしている」と言われた

かんたんセルフチェック

  • 何もしていないとき、上下の歯は離れていますか?
    常にどこかが触れている場合は、食いしばりのクセがあるかもしれません。
  • 頬の内側に噛んだ跡(白い線)がついている
  • 歯の先端がギザギザではなく、平らにすり減っている
  • エラ(咬筋)が硬く盛り上がっていて、触ると痛い

いくつも当てはまる場合、歯科での評価+全身のバランスチェックをおすすめします。

頭痛・首肩こりとの関係

強い食いしばりにより、咬筋・側頭筋・首肩の筋肉が常に緊張した状態になると、 緊張型頭痛や首肩こりを悪化させることがあります。

  • こめかみがズキズキ/重い → 側頭筋の過緊張
  • エラの張り・顎の疲れ → 咬筋の過緊張
  • 首の後ろ〜肩の張り → 僧帽筋・後頸筋群の緊張

0th CLINICでは、緊張型頭痛片頭痛など頭痛全体の中で、 食いしばりがどの程度関わっているかを評価し、必要に応じて エラ(咬筋)ボトックス首・肩こりボトックスなども組み合わせて検討します。

原因(ストレス・噛み合わせ・筋緊張など)

ストレス・自律神経の影響

食いしばり・歯ぎしりは、ストレスや緊張、不安などと関係が深いとされています。

  • 仕事や人間関係のストレス
  • 睡眠の質の低下・寝不足
  • 日中も常に緊張感が抜けない

自律神経のバランスが乱れることで、無意識に筋肉へ力が入りやすくなると考えられています。

噛み合わせ・歯列・生活習慣

  • 歯列不正・噛み合わせの問題(歯科領域)
  • 片側だけで噛むクセ・頬杖・うつ伏せ寝
  • 日中の「上下の歯を常にくっつけている」習慣

歯科での評価・マウスピース(ナイトガード)などと、生活習慣・姿勢・筋緊張の調整を組み合わせることが重要です。

どこを受診すべき?歯科と内科・神経内科の役割

歯科で主に行うこと

  • 歯や顎関節の評価(虫歯・歯周病・歯列・かみ合わせ)
  • ナイトガード(マウスピース)の作成・調整
  • 必要に応じた歯列矯正や咬合調整

0th CLINIC(内科・神経内科)で主に行うこと

  • 頭痛・首肩こり・睡眠の質を含めた全身評価
  • 筋緊張・自律神経バランスの評価、必要に応じた内服薬調整
  • 咬筋ボトックス首・肩ボトックスなどの相談
  • ストレスマネジメント・生活リズムのアドバイス

歯の治療そのものは歯科の領域ですが、「頭痛・首肩こり・睡眠」など全身症状とのつながりを整理する場として、当院をご活用ください。

0th CLINICで行う治療・サポート

1. まずは評価・生活調整

  • 頭痛・首肩こり・睡眠・ストレス状況の整理
  • 日中の「歯を離す」トレーニング(NRT:No clenching, Relax, Tongue up など)
  • PC作業時の姿勢・モニター位置・休憩の入れ方の見直し
  • 睡眠衛生(寝る前のスマホ・カフェイン・アルコール)の調整

2. ボトックス治療の選択肢

症状やご希望によって、以下のようなボツリヌス毒素注射を検討します(自由診療)。

※ ボトックス治療は「クセそのものを0にする」ものではなく、負担を減らして生活しやすくする補助的な選択肢です。歯科でのマウスピースなどと組み合わせると効果的な場合があります。

受診の目安|様子見でよい場合・早めに相談したい場合

様子を見ながらセルフケアでもよいことが多いケース

  • ときどき顎がだるい程度で、生活に大きな支障はない
  • 歯科でナイトガードを作り、ある程度症状が落ち着いている
  • ストレスの多い時期だけ一時的に症状が強くなる

当院や歯科への受診をおすすめしたいケース

  • 頭痛・首肩こりが慢性的に続き、仕事や家事に支障が出ている
  • 歯がよく欠ける・知覚過敏が強いのに、原因がはっきりしない
  • ナイトガードを使っても顎の疲れが改善しない
  • 睡眠の質が悪く、日中のだるさ・集中力低下が気になる

「歯科だけでなく、頭痛や首肩こりもまとめて相談したい」という場合は、当院へお気軽にご相談ください。

症状から探すに戻る