色素ケアの最優先です。肝斑の国際コンセンサスでも、毎日の広域サンスクリーンは全員に必要な基本治療とされています。
ローションを追加する前に、日常の光防御ができているかを確認します。
シミやくすみが気になると、レーザーや強い美白成分に目が向きがちです。 けれど、長期の肌管理では紫外線対策・保湿・炎症を増やさないことが土台になります。
GAUDISKINのインナーモイストTAローションは、 トラネキサム酸とグリチルリチン酸ジカリウムを有効成分とする医薬部外品で、 ヒト型セラミドを含む保湿設計です。 当院では「化粧水だけでシミを治す」とは考えず、 毎日の色素ケアとバリアケアを支える一部として位置づけます。
美容施術を受けない方にも、エビデンスのあるホームケア治療を。 毎日できることから、肌を守り、整えます。
既にある老人性色素斑や肝斑などを「消す」と同義ではありません。病変によって治療方法は異なります。
外用TXAには肝斑のRCT・メタ解析がありますが、濃度や基剤の違いが大きく、本製品の効果をそのまま推定することはできません。
肝斑では広域紫外線対策が必須で、診断に応じてHQ、アゼライン酸、内服TXAなどを検討します。
セラミド含有保湿剤は乾燥やバリア機能の改善を示した比較試験・レビューがあります。
現在のメーカー公式は「数回に分けて多めになじませる」と案内しています。当院では肌質・季節・併用製品に合わせて調整します。
施術を前提にせず、紫外線対策・洗顔・保湿・必要な治療成分だけを整えたい方にもご相談いただけます。
色素ケアの最優先です。肝斑の国際コンセンサスでも、毎日の広域サンスクリーンは全員に必要な基本治療とされています。
ローションを追加する前に、日常の光防御ができているかを確認します。
本製品では医薬部外品の美白有効成分として配合されています。医薬部外品としての目的は、メラニン生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐことです。
治療用の外用TXA研究と、本製品の有効性は区別して考えます。
セラミドは角層の細胞間脂質を構成する重要成分です。セラミド含有保湿剤は、角層水分量やTEWLなどバリア機能を改善した臨床試験があります。
「天然保湿因子」ではなく、主に角層細胞間脂質として肌バリアを支えます。
2025年の肝斑コンセンサスでは、光防御を基礎に、HQベースの治療を中心とした医療的治療が推奨されています。外用TXAは選択肢ですが、エビデンスは製剤によりばらつきます。
老人性色素斑、肝斑、ADM、PIHでは治療方針が異なります。
大切な区別:「トラネキサム酸という成分に研究がある」ことと、「インナーモイストTAローションで肝斑が治療できる」ことは同じではありません。本製品は医薬部外品としての範囲で日常ケアに位置づけます。
医薬部外品の美白有効成分を、日常の紫外線対策と合わせて継続したい方に。
レチノイドやHQ、施術中に乾燥しやすい方の保湿・支持療法として。
強い成分を追加するのではなく、刺激で治療を中断しないためのホームケアとして組み込みます。
「シミが気になるから美白化粧水」だけで終わらせない。 病変を見分け、日常ケアでよい部分と医療で治療すべき部分を分けます。
メーカー公式は「数回に分けて極力多くの量をなじませる」と案内していますが、回数を競う必要はありません。赤み・刺激・乾燥、併用治療、季節に応じて量・回数を調整します。
| 製品名 | GAUDISKIN インナーモイストTAローション |
|---|---|
| 分類 | 医薬部外品・美白化粧水 |
| 内容量 | 180mL |
| 価格 | 6,985円(税込) |
| 有効成分 | トラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウム |
| その他の特徴 | ヒト型セラミドを含む保湿設計 |
| 使用方法 | 朝・夕の洗顔後、適量を顔全体へ。数回に分けてなじませる。 |
| 販売方法 | 診察・カウンセリング後に院内でご案内。オンライン販売・通販なし。 |
2026年9月時点のメーカー公式価格です。公式では30mL 1,760円、180mL 6,985円、300mL 11,110円(税込)も案内されています。価格・仕様はメーカー改定等により変更される場合があります。
輪郭のはっきりしたスポット状のシミは、診断後に光・レーザー治療を検討します。
HQやアゼライン酸、適応を選んだ内服TXAなど、診断に応じた治療が中心です。
ニキビ、湿疹、摩擦などが続いている場合は、美白剤より原因治療を優先します。
自己判断で「肝斑」「シミ」と決めず、必要に応じてダーモスコピーや専門的評価を行います。
医薬部外品の「美白」は、メラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを防ぐことを指します。すでにある色素斑を消すことを保証する表現ではありません。シミの種類によっては医療的治療が適しています。
トラネキサム酸には肝斑に対する臨床研究がありますが、内服・外用・注入でエビデンスが異なります。外用でもRCTがありますが、濃度・基剤が様々です。本製品を肝斑治療薬としてそのまま位置づけることはしません。
現在のメーカー公式では特定の回数を固定せず、「数回に分けて」なじませる方法を案内しています。当院では乾燥の程度、季節、他の保湿剤との組み合わせで調整します。
併用することはあります。TAローションを保湿の土台として使い、レチノールやHQは別に適応・頻度を設定します。刺激がある場合は一度にすべてを強く使いません。
使用できる場合がありますが、エタノール等も含むため個人差があります。湿疹、強い赤み、びらんなどがある場合はスキンケアより診断・治療を優先します。
2026年9月時点のメーカー公式価格は180mL 6,985円(税込)です。価格はメーカー改定等により変更される場合があります。
当院ではオンライン販売・通販は行っていません。肌状態と現在のホームケアを確認したうえで、診察・カウンセリング後に院内でご案内します。
はい。施術を受けることを前提にせず、紫外線対策、洗顔、保湿、必要な外用だけを整えたい方にもご相談いただけます。
色素ケアは、何を塗るかだけではなく、何の色素なのかを見分けることが大切です。 毎日の光防御とバリアケアを土台に、必要な方だけ医療的治療を追加します。
当院では「トラネキサム酸配合だから何でも美白できる」とは考えず、 医薬部外品としてできることと、医療で治療すべきことを分けてご提案します。
監修:黒田 揮志夫 医師
0th CLINIC 日本橋 院長/医学博士/日本病理学会認定 病理専門医/プライマリ・ケア認定医
医学的エビデンスは主にトラネキサム酸・セラミドという成分または治療クラスに関する研究です。GAUDISKIN インナーモイストTAローションそのものについて同等のRCTがあることを意味しません。
色素治療の土台は、毎日の光防御とバリアケアです。 インナーモイストTAローションを使うこと自体が目的ではありません。 今あるシミの種類を見分け、ホームケアでできることと医療で治療すべきことを整理します。