不眠の症状|入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒・熟眠感低下

不眠の症状|入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒・熟眠感低下|0th CLINIC 日本橋

不眠の症状(Insomnia Symptoms)

「寝つけない」「夜中に何度も目が覚める」「早朝に目が覚めてしまう」「眠っても疲れが取れない」── こうした症状が続くと、日中の集中力・気分・仕事や学業のパフォーマンスに影響します。0th CLINIC では、原因の切り分けと、生活指導・行動療法・薬物療法の適正な組み合わせで改善を目指します。

代表的な症状

  • 入眠困難:寝つきに30分以上かかる状態が続く
  • 中途覚醒:夜間に何度も目が覚め、再入眠に時間がかかる
  • 早朝覚醒:予定よりかなり早く目覚め、その後眠れない
  • 熟眠感低下:睡眠時間のわりに回復感が乏しい・疲れが残る

これらが週3回以上・1か月超持続する/日中の不調が強い場合は、医療機関での評価をおすすめします。

セルフチェック(最近1〜2週間の状態)

  • 就床後、寝つくまで30分以上かかる日が多い
  • 夜間覚醒が2回以上、または再入眠に20分以上かかる
  • 予定より2時間以上早く目覚め、その後眠れない
  • 起床後のだるさ・集中力低下・眠気が続く
  • 日中のパフォーマンス(仕事・勉強・運転など)に支障
  • いびきが強い/日中強い眠気/朝の頭痛がある

複数該当する場合は原因評価が有用です。自己判断の長期的な市販薬・サプリ依存は推奨されません。

考えられる原因候補

  • 生活リズムの乱れ(就床・起床時刻の不規則、光曝露不足/過多)
  • 心理社会的要因(ストレス・不安・抑うつ)
  • 嗜好品・環境(カフェイン・アルコール・ニコチン、騒音・温度)
  • 身体疾患(疼痛、呼吸器・内分泌疾患、胃食道逆流など)
  • 睡眠関連疾患(睡眠時無呼吸、むずむず脚症候群 など)
  • 薬剤・サプリの影響(相互作用・賦活作用等)

セルフケアでできること/限界

まず取り組みたいこと

  • 起床時刻の固定(休日も±1時間以内)
  • 朝〜日中の十分な自然光・適度な運動/夜間は強い光を避ける
  • 就床前2〜3時間の刺激(スマホ・カフェイン・アルコール)を控える
  • 寝室環境の最適化(温度・湿度・騒音・照明)
  • 「眠れない時は一度ベッドを離れる」など刺激制御の実践

セルフケアの限界

長引く不眠の背景には複数の要因が絡み合うことが多く、自己流の対策では改善が頭打ちになる場合があります。漫然とした市販薬の継続は、原因の見逃しや相互作用のリスクにつながるため注意が必要です。

受診時の流れ

  1. 問診:睡眠習慣・日中の状態・服薬歴・基礎疾患・生活環境の確認
  2. 睡眠日誌・質問票:AIS/PSQI 等で重症度と影響を可視化
  3. 必要時の検査:睡眠時無呼吸が疑われる場合などに精査
  4. 治療計画:生活指導・CBT-I を軸に、必要に応じ薬物療法を短期・適正に併用

よくある質問(FAQ)

どんな症状が続いたら受診を検討すべき?

週3回以上の不眠が1か月超続く、日中の不調が強い、基礎疾患や服薬の影響が疑われる場合は受診をおすすめします。

市販薬やサプリで改善を待っても良い?

一時的な軽症なら短期間の併用もあり得ますが、長期使用や自己判断の継続は避けましょう。原因の見逃しや相互作用リスクがあります。

検査は毎回必要?

基本は問診と睡眠日誌・質問票で評価します。睡眠時無呼吸などが疑われる時に検査を追加します。

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アクセス

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※本ページは一般向け情報です。個別の診断・治療は診察に基づき判断します。医療広告ガイドラインに準拠し、断定的な効果表現は用いません。
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