腹痛(みぞおち・おへそ周り・右下腹部など)
お腹が痛い(腹痛)|場所別の原因チェックと受診の目安
「みぞおちがキリキリする」「おへそ周りが差し込む」「右下腹部がズキズキする」など、
腹痛は場所や痛み方によって原因が大きく異なる症状です。
消化器だけでなく、尿路・婦人科・心臓・血管などの病気が隠れていることもあります。
0th CLINIC 日本橋は、日本橋・茅場町・東京駅エリアの方を中心に、 総合内科の視点で腹痛の原因を整理し、必要に応じて専門医や救急への橋渡しを行います。
まずは「どこが痛いか」を整理しましょう|簡単・部位別チェック
一口に「お腹が痛い」といっても、痛む場所(部位)と痛み方で、疑う病気が変わります。
腹部はよく、
- 上:みぞおち・右上腹部・左上腹部
- 真ん中:おへそ周り・右側・左側
- 下:右下腹部・下腹部中央・左下腹部
の9ブロックに分けて考えます。
下の図で、ご自身の痛みが近い場所をイメージしてみてください。
イラストとぴったり一致しなくても構いません。
「だいたいこのあたり」と分かるだけでも、診察時の手がかりになります。
胃・腸・胆のう・膵臓・尿路・婦人科など、原因の目安を整理しやすくなります。
診察時には「右下腹部が痛い」「みぞおちが痛い」など、この図をイメージしてお伝えください。
部位×代表的な原因|ざっくり「何科の病気か」をイメージする
| 痛む場所 | 主に考える領域 | 代表的な病気の例(あくまで一例です) |
|---|---|---|
| みぞおち(上腹部中央) | 胃・十二指腸・食道/膵臓/心臓 | 急性胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、急性膵炎・慢性膵炎、心筋梗塞や狭心症の「みぞおち痛」など。 吐血・黒色便・冷や汗を伴う強い痛みは緊急性があります。 |
| 右上腹部 | 胆のう・胆管・肝臓 |
胆石症・胆のう炎・胆管炎、肝炎など。 脂っこいものの後に差し込む痛みや、発熱・黄疸(白目が黄色い)があれば早めの受診が必要です。 |
| 左上腹部 | 胃・膵臓・脾臓 | 胃炎・胃潰瘍・機能性ディスペプシア、膵炎、脾腫など。背中に抜けるような痛みや、強い吐き気を伴う痛みは要注意です。 |
| おへそ周り〜中腹部 | 小腸・大腸/一部の虫垂炎の初期 |
ウイルス性胃腸炎、感染性腸炎、腸閉塞の初期、虫垂炎の初期など。下痢・嘔吐・発熱の有無が手がかりになります。 → 下痢が目立つ場合は 下痢のページ もご参照ください。 |
| 右下腹部 | 虫垂・大腸・婦人科(右卵巣 など) |
典型的な虫垂炎(いわゆる盲腸)、大腸憩室炎、卵巣嚢腫茎捻転・卵巣出血など。 歩くと響く/押して離したときに痛む/発熱を伴う場合は早めの受診を。 |
| 左下腹部 | 大腸・婦人科(左卵巣 など) |
大腸憩室炎・大腸炎、婦人科疾患(月経関連の痛みなど)。 便秘を背景に悪化することもあります → 便秘のページ。 |
| 側腹部〜背中寄り | 腎臓・尿管・尿路 |
尿路結石・腎盂腎炎など。突然の疝痛発作や血尿・発熱を伴うことがあります。 → 尿路結石・腎盂腎炎は 側腹部痛のページ も参照。 |
| 下腹部全体/生理に関連 | 婦人科・泌尿器科・腸 |
月経困難症、子宮筋腫・子宮内膜症、膀胱炎・間質性膀胱炎、感染性腸炎など。 排尿痛・頻尿があれば 尿に関する症状ページ もご活用ください。 |
| お腹全体の激しい痛み | 腸閉塞・穿孔・大動脈解離など | 冷や汗が出る、まっすぐ伸ばせない、触ると板のように固く守る(板状硬)のような場合は、 救急レベルの腹痛 です。救急要請を含め、すぐ相談してください。 |
※上記はあくまで一例であり、「この場所=必ずこの病気」というわけではありません。
痛みが強い・繰り返す・他の症状(発熱・下痢・血便・嘔吐・体重減少など)を伴う場合は、受診をおすすめします。
こんな腹痛は救急レベル|すぐ受診を検討してください
- 突然の激しい痛み(脂汗が出る/動けない/体を伸ばせない)
- お腹を軽く押したり離したときに飛び上がるほど痛い・お腹が板のように固い
- 血を吐いた・黒いタール状の便が出た・真っ赤な血便が出た
- 高熱・悪寒・息苦しさ・胸の圧迫感を伴うお腹〜みぞおちの痛み
- 意識がぼんやりする・尿がほとんど出ない・顔色が真っ白/冷や汗
- 妊娠中・妊娠の可能性がある方の下腹部の強い痛みや性器出血
これらに当てはまる場合は、時間外であれば地域の救急外来・救急相談窓口もご利用ください。
当院受診を迷う場合も、まずはお電話やLINEからご相談いただけます。
0th CLINIC 日本橋での腹痛外来の流れ
-
問診・診察
痛みが始まったタイミング、場所、強さ、きっかけ(食事・お酒・運動・ストレスなど)、 下痢・便秘・嘔吐・血便・排尿異常・月経との関係、既往歴・内服薬を丁寧に伺います。 -
検査の選択
必要に応じて、- 血液検査(炎症反応、貧血、肝機能・膵酵素・腎機能 など)
- 尿検査(尿路感染・血尿の有無)
- 腹部超音波検査(胆のう・肝臓・膵臓・腎臓・大動脈・膀胱 など)
-
治療方針の決定
軽症の腸炎や機能性腹痛であれば、整腸薬・鎮痙薬・生活指導などを中心に、
胆のう炎・虫垂炎・婦人科疾患・大動脈などが疑われる場合は、専門科・救急への紹介を行います。 -
関連症状の評価
体重減少・食欲不振・便通異常・貧血などがあれば、
食欲不振・ 下痢・ 便秘 などのページも参考にしつつ、必要な検査をご提案します。
受診前にメモしておくと役立つポイント
- 痛みの場所(「みぞおち/右下腹部/おへそ周り」などの表現でOK)
- 痛みの性質(差し込む・キリキリ・鈍い・締め付けられる・波がある など)
- いつから/どのくらい続いているか、食事や飲酒との関係
- 発熱・下痢・便秘・血便・嘔吐・体重減少の有無
- 尿の変化(血尿・頻尿・排尿痛)や、女性の場合は月経・妊娠の状況
- 普段飲んでいる薬(痛み止め・血液をサラサラにする薬・糖尿病薬 など)
このページを見ながら、スマホのメモ機能に箇条書きしていただくだけでも構いません。
来院時に共有していただくことで、診断の近道になります。
日本橋・茅場町・東京駅周辺で腹痛が気になる方へ
「様子を見ていい腹痛か」「すぐ検査した方がよい腹痛か」を、ご自身で判断するのは簡単ではありません。
0th CLINIC 日本橋では、総合内科の視点で腹痛の背景を整理し、必要な検査と次の一歩をご提案します。
監修
「腹痛は消化器だけでなく、尿路・婦人科・心臓・血管など全身の病気のサインになりえます。
危険な腹痛を見逃さず、必要な検査と専門診療へつなぐことが、総合内科の役割だと考えています。」
0th CLINIC 日本橋では、腹痛で受診された方に対し、まずは全身を俯瞰した評価を行い、
必要に応じて消化器・泌尿器・婦人科・循環器などとの連携も視野に入れて診療します。
0th CLINIC 日本橋 院長/医学博士/日本病理学会認定 病理専門医/プライマリ・ケア認定医/日本医師会認定 産業医・健康スポーツ医
日本橋駅直結/東京駅・茅場町駅からもアクセス良好
