精巣腫瘍(精巣がん)かも?陰嚢の腫れ・硬いしこりの見分け方|検査(エコー/腫瘍マーカー/CT)と治療
陰嚢の腫れ・硬いしこりが気になる方へ:Testicular Tumor(精巣腫瘍)の初期評価
精巣腫瘍(精巣がん)は若年〜中年男性に多い一方、早期発見・適切治療で高い治癒率が期待できます。
当院では触診・陰嚢エコー・腫瘍マーカー(AFP/β-hCG/LDH)で初期評価し、必要時は胸腹部CT(連携)で病期評価へ進めます。
- 陰嚢エコーで「精巣内のしこり」か確認
- 採血で腫瘍マーカー(AFP/β-hCG/LDH)
- CT(連携)で転移評価(必要時)
※治療前マーカーが、治療設計とフォローの土台になります。
- 突然の激痛・陰嚢の急な腫れ(捻転など)
- 発熱・強い圧痛(感染)
- 息切れ・強い腰背部痛など全身症状
迷う場合でも、まずは早めの評価が安全です。
※本ページは一般的な医療情報です。症状が強い・急激に悪化する場合は、ためらわず早急に受診してください。
症状:よくあるサインと受診の目安
よくある(多い)
- 陰嚢の無痛性腫大(片側が大きくなった)
- 硬いしこり・左右差
- 重だるさ・違和感、軽い鈍痛
早めに評価したい
- しこりが大きくなる、硬さが増す
- 腰背部痛・咳・息切れなど全身症状
- 痛みが強い/発熱(捻転や感染の可能性)
精巣腫瘍は「痛くない腫れ」が典型ですが、痛みや違和感を伴うこともあります。 一方で突然の強い痛みは精巣捻転など別の緊急疾患のこともあるため、時間を置かずに評価が必要です。
急な痛み・赤みがある時:見逃したくない鑑別
| 精巣捻転(緊急) | 突然の激痛、陰嚢の腫れ。時間勝負のことがあり、強く疑う場合は迅速な専門対応が必要です。 |
|---|---|
| 精巣上体炎 | 痛み+腫れ、発熱を伴うことも。尿検査や症状から感染を評価し、治療を検討します。 |
| 陰嚢水腫/精索静脈瘤 | ぷよぷよした腫れ、立位での違和感など。エコーで評価できます。 |
| 精巣腫瘍 | 硬いしこり、無痛性腫大が典型。エコーと腫瘍マーカーで早期に評価します。 |
※鑑別は症状と診察所見、エコーで行います。自己判断での経過観察は避けてください。
検査の流れ:初期評価→病期評価までを最短で
1)診察・触診
左右差、硬結、圧痛の有無、陰嚢の所見を確認します。
2)陰嚢エコー(超音波)
精巣内の充実性腫瘤か、炎症/嚢胞/血腫などかを見分ける中核検査です。
3)腫瘍マーカー(採血)
AFP/β-hCG/LDH。治療前の値が治療方針と術後フォローに直結します。
4)胸腹部CT(連携)
後腹膜リンパ節・肺などの転移評価。必要に応じて追加検査を検討します。
治療の考え方:手術が第一歩、その後は病理と病期で最適化
初期治療(基本)
- 高位精巣摘除術(診断確定+治療)
追加治療(病理・病期により)
- セミノーマ:経過観察/放射線/化学療法 など
- 非セミノーマ:経過観察/化学療法/後腹膜リンパ節郭清(選択的)など
| なぜ早めが良い? | 病期が進むと治療が複雑化することがあります。早期発見ほど選択肢が整理され、治癒率も高い傾向です。 |
|---|---|
| 術後フォロー | 腫瘍マーカーと画像を組み合わせ、再発の見落としを減らすよう計画的に行います。 |
| 治療先 | 手術・抗がん治療は専門施設での対応が標準となることが多く、当院は初期評価から速やかに紹介調整します。 |
※治療内容は病理と病期、全身状態、希望(妊孕性など)で変わります。個別に説明し、連携先と同じ方向を向けるよう調整します。
妊孕性(精子凍結)と生活への影響:不安を先回りして整理
精子凍結を考えるタイミング
- 手術前〜治療開始前に検討するのが一般的
- 化学療法・放射線の可能性がある場合は特に重要
長期フォローで見る点
- 腫瘍マーカーと画像の推移
- ホルモン・性機能・メンタル面
- 仕事・運動復帰の目安(治療内容により調整)
当院でできること:初期評価を「迷わず前に進める」設計
初期評価
- 診察・触診
- 陰嚢エコーの手配(状況により調整)
- 腫瘍マーカー(AFP/β-hCG/LDH)採血
病期評価と専門連携
- 胸腹部CT(連携)を迅速に調整
- 手術・抗がん治療が必要な場合は実績ある施設へ紹介
- 治療後はマーカー・画像フォローの伴走
よくある質問
硬いしこりです。まず何をするのが最短?
痛みが強いのですが、精巣腫瘍でしょうか?
腫瘍マーカーはいつ測るべき?
生検(針で組織を取る)はしますか?
妊孕性(将来の子ども)が心配です。
当院でどこまで対応できますか?
※強い痛みや急な腫れ、発熱を伴う場合は緊急性が高いことがあります。ためらわず早めに受診してください。
最短で相談・予約
「いつから」「右/左」「痛み」「大きさの変化」「発熱の有無」をLINEで送ってください。受診当日の流れを最適化します。
LINEで24時間予約0th CLINIC 日本橋 アクセス情報
〒103-0027
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※1F入口で部屋番号「401」を押してお入りください。
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アクセス(地図)
東京都中央区日本橋二丁目16番9号 CAMCO日本橋ビル4階(東京駅八重洲口・日本橋駅から徒歩3分)
医師からのコメント・監修
荘子 万可 医師(日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医/日本抗加齢医学会専門医/テストステロン治療認定医)
0th CLINIC 日本橋 泌尿器科
「精巣のしこり・無痛性の腫れは、精巣腫瘍の可能性を考えて早めに評価することが大切です。初期は触診と精巣エコー、腫瘍マーカー(AFP・β-hCG・LDH)が重要で、必要に応じてCTで病期を確認し、専門施設の治療へつなげます。」
- 監修日:2026-02-05
- 監修範囲:症状の受診目安・検査・治療の考え方・FAQ
黒田 揮志夫 医師(医学博士/日本病理学会認定 病理専門医 ほか)
0th CLINIC 日本橋 院長|
医師紹介
「精巣腫瘍は治療設計のための“治療前情報”が重要です。腫瘍マーカーと画像で病期を把握し、専門施設の治療につなげ、治療後は再発チェックを計画的に行うことが安全につながります。」
※当院は初期評価と連携調整、治療後フォローを重視しています。
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