コラム
PSA高値を指摘|“慌てず最短”で妥当性を確認
PSAが高い/要精査と言われたら
PSAは前立腺の“刺激”でも上がります。まずは再検の条件を整えることが重要。
0th CLINICは、再検→リスク層別→必要な検査までムダなくご案内します。
まず“再検”。この3つを避けてから採血
- 発熱/排尿時痛など炎症が疑わしい時期(前立腺炎)
- 射精・激しい自転車/長時間の座位の直後
- 尿閉・カテ留置直後など前立腺刺激イベントの直後
※ 数日〜1〜2週間空けて再検すると、過大評価を避けられます。
リスク層別 → 検査の最短ルート
- 症状・直腸診・残尿の確認+PSA再検
- 前立腺体積(エコー)とPSA密度の参考化
- MRI連携(必要時)→PI-RADSに基づく評価
- 総合判断で生検の適応を検討
よくある質問
- Q. PSAはどの数値から“心配”ですか?
- A. 年齢や前立腺体積で解釈が変わります。まずは再検で変動の有無を確認します。
- Q. いきなり生検になりますか?
- A. 多くはMRI評価など段階を踏みます。過不足ない検査選択を心がけています。
- Q. 抗生剤でPSAを下げてから測るのは?
- A. 前立腺炎が疑わしい場合に限定的に検討します。自己判断の内服は避けましょう。
持ち物:健診結果、常用薬、既往歴(肥大症治療・感染症)