切り傷・すり傷|縫うべき?様子を見る?受診の目安
切り傷・すり傷|縫うべき?様子を見る?受診の目安
包丁で指を切った、転んでひざを強くすりむいた、ガラスで手を切ってしまった——。
「この傷、縫うべき?」「消毒だけで大丈夫?」と迷ったときの目安をまとめました。
日本橋・東京駅八重洲口・茅場町・京橋エリアから通院しやすい0th CLINICでは、
外科・皮膚科の視点から傷の深さ・汚れ・出血・場所を評価し、必要に応じて縫合・テーピング・破傷風ワクチンなどを提案します。
- 縫うほどかどうか判断してほしい
- 仕事・家事に支障が少ない処置を知りたい
- 子どものケガで様子見して良いか不安
- 破傷風ワクチンが必要か知りたい
まずは緊急度チェック
以下のような場合は、0th CLINICを含むクリニック受診ではなく、 救急外来や救急車の利用を検討してください。
🟥 今すぐ救急受診を検討
- 10分以上しっかり圧迫しても出血が止まらない
- 血が噴き出す/脈打つような出血が続く
- 指や手足が動かない・しびれる・色が悪い
- 顔面や頭部の深い切り傷(特に目の周り・口唇)
- 強い頭痛・嘔吐・意識がぼんやりするなど頭を打ったあとの症状
🟧 当日中の受診がおすすめ
- 傷がぱっくり開いている/脂肪のような白い組織が見える
- 関節の上(指・手首・ひざ・足首など)の大きな切り傷
- ガラス・金属・土などで汚れた傷
- 犬・猫などの咬み傷・ひっかき傷
- 転倒やスポーツでの広いすり傷(ヒリヒリして眠れない 等)
🟨 数日以内に相談・経過観察で良いことが多い例
- すでに出血は止まっている浅めの小さな切り傷
- 膝や肘の軽いすり傷で、少しヒリヒリする程度
- 見た目は落ち着いているが、治りが悪い/傷跡が心配
※迷う場合は、傷の写真とともにLINEからご相談いただくと、受診の目安をお伝えしやすくなります(診断は診察が必要です)。
自分でできる応急処置のポイント
受診の有無にかかわらず、「まず何をするか」で傷の治りや感染リスクが変わります。 ご家庭・職場でできる基本的なステップをまとめました。
① まずは流水でよく洗う
- 土・砂・ガラス片などの汚れを、流水でよく洗い流します(シャワーでも可)。
- 強くこすりすぎると皮膚を余計に傷つけるので、優しく洗います。
- 氷水で長時間冷やし続ける必要はありません。冷やすのは短時間で十分です。
② 清潔なガーゼやタオルでしっかり圧迫止血
- 清潔なガーゼやハンカチを当てて、その上からしっかり押さえます。
- 途中で何度もはがすと止まりにくくなるため、数分〜10分程度は続けて圧迫します。
③ 包帯・テープで固定して保護
- 出血が落ち着いたら、ガーゼや保護材をテープ・包帯で固定し、擦れを防ぎます。
- 受診予定があっても、当日は清潔を保つことが最優先です。
消毒薬・市販薬について
かつては「たっぷり消毒」が主流でしたが、現在は「洗浄+必要な薬を最小限」という考え方が基本です。
市販の消毒薬や軟膏を何種類も重ね塗りすることはおすすめしません。
かぶれや治りの遅れにつながることがあるため、診察のうえ薬を選びます。
縫うべき傷の目安と、0th CLINICでできること
「縫合(縫う)」を検討することが多い例
- 傷がぱっくり開いていて、離しても閉じない
- 関節の曲げ伸ばしで、大きく開いてしまう部位の切り傷
- 脂肪や筋肉が見える深い切り傷
- 顔面(特にまぶた・口唇)など、傷跡をできるだけ目立たせたくない箇所
- 受傷からあまり時間が経っていない(数時間程度)清潔な傷
※縫う・縫わないの判断は、傷の状態・時間経過・感染リスク・生活背景などを総合して行います。 「必ず縫うべき長さ」「絶対に縫わなくてよい深さ」といった一律の基準はありません。
0th CLINIC(総合外科・皮膚科)で対応できる主な処置
- 軽〜中等度の切り傷・すり傷の評価と処置
- 単純な皮膚縫合、テーピングによる創閉鎖
- 必要に応じた抗菌薬・外用薬の処方
- 破傷風トキソイドなどの予防接種の検討
- より重症が疑われる場合の、連携病院への紹介
▶ 外科的な検査・日帰り手術の体制については
総合外科ページもご覧ください。
▶ 皮膚のしこり・粉瘤などについては
粉瘤(アテローム)ページをご参照ください。
破傷風ワクチンについて
土・砂・さびた金属・動物に関連した傷などでは、破傷風という感染症への配慮が必要になります。 日本では乳幼児期に複数回ワクチンを受けるため、発症はまれですが、重い病気であることに変わりはありません。
- これまでの予防接種歴(母子手帳など)により、追加の接種が必要かどうかが変わります。
- 深い傷や汚れの強い傷の場合、予防接種歴を確認したうえで、破傷風トキソイドなどを検討することがあります。
- 接種の要否は、傷の状態と全身状態を踏まえて医師が判断します。
受診の際に、可能であれば母子手帳・予防接種記録をお持ちいただくと、より正確な判断ができます。
受診後の経過フォロー
傷は処置して終わりではなく、その後の経過観察も大切です。0th CLINICでは、以下のポイントを確認しながらフォローします。
- 赤み・腫れ・痛み・熱感など、感染のサインがないか
- 浸出液や出血が増えていないか
- 関節可動域やしびれの有無
- 抜糸のタイミングや、テーピング・保護材の使い方
- 傷跡が目立ちにくくなるための、テープ固定や紫外線対策の方法
傷の写真をLINEで共有していただくことで、来院前に経過の相談をしやすくなります(診断・処方には診察が必要です)。
関連ページ
切り傷・すり傷で受診を迷ったら
「救急に行くほどではなさそうだけれど心配」「この傷は縫ったほうがいい?」と迷うことは少なくありません。
0th CLINIC 日本橋では、総合外科・皮膚科・プライマリ・ケアの視点から、日常のケガの相談もお受けしています。
