動悸(どきどき・脈の乱れ)|不安を感じたらまずこちら
動悸(どきどき・脈の乱れ)
「このドキドキ、ほっておいて大丈夫?」――不安を感じたら、まずは簡単チェック。
緊急性の目安と、受診後の流れをわかりやすくご案内します。
30秒セルフチェック
発作の“はじまり方”
- 突然始まり突然止まる
- 運動・ストレス・カフェインで誘発
- 脈がバラバラに乱れる感じ
→ 発作性上室頻拍や心房細動が隠れていないか確認。
“一緒に出る症状”
- 胸の痛み・圧迫感、息切れ
- めまい・ふらつき・気が遠くなる
- 冷汗、吐き気
→ 虚血や徐脈・重症頻拍は要評価。
“背景”に心当たり
- 高血圧・糖尿病・甲状腺の病気
- 睡眠不足・過度なカフェイン/アルコール
- 貧血・脱水・発熱
→ 生活要因・血液異常も丁寧にチェック。
この場合は迷わず相談・受診を
緊急受診を検討
- 強い胸痛・圧迫感、息切れ、冷汗
- 失神・意識消失、けいれん
- ろれつが回らない・片麻痺・視野異常
- 激しい動悸が20〜30分以上続く/頻回に再発
できるだけ早めに受診
- 新たに始まった反復する動悸
- 脈が非常に速い/遅い、バラバラに感じる
- めまい・ふらつきを伴う
- 心疾患の既往・家族歴がある
受診の流れ(所要の目安)
- 問診・診察(約10〜15分):症状のタイミング、持続、誘因、既往・内服・家族歴を整理。
- 検査(約15〜40分):12誘導心電図、必要に応じて採血(電解質・甲状腺など)、心エコー。発作が散発ならHolter(24時間)をご提案。
- 説明・計画(約10分):生活調整、薬物治療の是非、カテーテル治療検討の要否などをお話しします。
※混雑状況で時間は前後します。検査内容は症状に応じて調整します。
よくある原因と詳しい解説
生活要因(睡眠不足・カフェイン/アルコール・脱水)や甲状腺・貧血も原因になり得ます。診察で背景から整理します。
よくある質問
- 受診の前に、記録しておくと良いことは?
- 発作の「始まり方・続いた時間・止まり方」、誘因(運動・カフェインなど)、同時に出た症状(胸痛・息切れ・めまい)をメモしておくと診断に役立ちます。
- 検査は痛い?どのくらい時間がかかる?
- 心電図は数分で終了し痛みはありません。血液検査や心エコーは症状に応じて追加し、全体で30分前後が目安です(混雑で前後)。
- 症状が治まったら受診は不要?
- 発作が短時間で消えても評価が必要な不整脈が潜む場合があります。繰り返す・初発・強い症状を伴った場合はご相談ください。
アクセス
東京都中央区日本橋二丁目16 番9 号 CAMCO日本橋ビル4階(東京駅八重洲口・日本橋駅から徒歩3分)
まずはご相談ください
動悸は“心臓由来”に限らず、複数の要因が重なることもあります。症状と生活背景を一緒に整理し、あなたに合った検査・対処をご提案します。
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本ページは一般的な情報提供です。個別の診断・治療は診察にてご案内します。
