咳が止まらない・長引く咳|

咳が止まらない・長引く咳|原因と受診の目安(咳・慢性咳)|0th CLINIC 日本橋(東京駅・日本橋・茅場町)

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咳が止まらない・長引く咳|原因と受診の目安

「かぜの後に咳だけ残る」「夜になると咳き込む」「3週間以上咳が続く」──多くはかぜ・気管支炎・鼻水が喉に落ちる後鼻漏が原因ですが、喘息・咳喘息・COPD・肺炎・結核・肺がんなどが隠れていることもあります。
日本橋・茅場町・東京駅周辺で咳や長引く咳が気になったときの「救急の目安」と「外来受診のタイミング」を整理しました。

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今すぐ救急を検討

  • 咳とともに息が苦しい・会話が続かない
  • ゼーゼー・ヒューヒューが強く、肩で息をしている
  • 高熱・悪寒・胸痛・ぐったりして動けない
  • コップにためるほどの大量の血を吐いた
  • 唇や顔色が紫っぽい・意識がもうろうとする

日本橋・茅場町・東京駅周辺にいても、これらに当てはまるときは119番通報や救急相談窓口を優先してください。

当日〜数日以内に受診

  • 咳が1週間以上続いている
  • 夜間・明け方に咳き込みやすい/横になると咳が悪化する
  • 咳とともに痰・微熱・息切れ・胸の違和感がある
  • 長引くかぜで、咳だけ残ってしまった
  • 少量の血が混じる咳が何度か出ている

多くは外来で評価できます。必要に応じて、呼吸器内科・専門施設と連携します。

予約で相談

  • 朝だけ少し咳が出る/季節の変わり目に咳が出やすい
  • 風邪をひくと毎回、咳だけ長引く傾向がある
  • タバコ歴があり、咳や痰が増えてきて気になる
  • 市販薬を飲み続けているがスッキリしない

「様子を見ていて良いのか不安」という相談もかかりつけ内科としてお受けします。

咳の主な原因と特徴

1) かぜ・ウイルス性上気道炎

のどの痛み・鼻水・発熱などに続いて出る数日〜2週間程度の咳です。多くは自然に改善しますが、だらだらと長引くと気管支炎や肺炎へ移行することもあります。

2) 急性・慢性気管支炎

胸のあたりで「ゴロゴロ」「ゼロゼロ」と音がし、痰を伴う湿った咳が続きます。喫煙・受動喫煙・粉じん曝露などが背景にあると、 咳・痰が慢性化し、COPD(慢性閉塞性肺疾患)へ進行することもあります。

3) 肺炎

発熱・悪寒・強いだるさ・息切れとともに、咳や痰が出ます。高齢の方や持病のある方では重症化しやすいため、「いつもと違うしんどさ」を感じるときは早めの受診が重要です。

4) 喘息・咳喘息

ゼーゼー・ヒューヒューする息苦しさや、夜間・明け方・運動時の咳き込みが特徴です。咳だけが長く続くタイプを「咳喘息」と呼び、 「風邪のあと、咳だけ何週間も続く」場合に多く見られます。

5) 後鼻漏(こうびろう)・上気道咳症候群

鼻や副鼻腔でたまった鼻水が喉の奥に流れ落ちることで、痰のような粘液と咳が続きます。アレルギー性鼻炎・花粉症・慢性副鼻腔炎が背景にあることも多いです。

6) 逆流性食道炎・胃酸逆流

胃酸が喉まで上がり、のどの違和感・声枯れ・咳を引き起こします。横になると咳が出やすい/胸やけがある場合に疑います。

7) COPD(慢性閉塞性肺疾患)

長年の喫煙で気道が傷み、朝方の咳・痰、階段や坂道での息切れが徐々に進行します。早期に気づくことで、進行をゆるやかにできる場合があります。

8) 薬剤性の咳(ACE阻害薬など)

高血圧の薬(ACE阻害薬など)で、乾いた空咳が続くことがあります。薬の変更で改善する場合があるため、内科でご相談ください。

9) 結核・非結核性抗酸菌症・間質性肺炎

長期間の咳・痰・微熱・体重減少などを伴う場合に考えます。胸部X線やCT、専門的な検査が必要になることが多く、呼吸器内科との連携が重要です。

10) 肺がん

「長く続く咳」や「血の混じる咳」が、肺がんの初期サインとなることがあります。必ずしもがんとは限りませんが、 喫煙歴や体重減少・だるさを伴う場合は、一度は検査を受けておくと安心です。

「長引く咳」(3週間〜)に注意したいポイント

目安として、咳の続く期間は以下のように考えます。

  • 3週間未満:多くはかぜ・急性気管支炎など
  • 3〜8週間:「遷延性(せんえんせい)咳嗽」──咳喘息・後鼻漏・気道過敏などが多い
  • 8週間以上:「慢性咳嗽」──喘息・COPD・逆流性食道炎・結核・肺がんなども含めて評価が必要

とくに、夜間・明け方の咳き込み/運動時の息切れ/血痰/体重減少・微熱が続くなどの場合は、早めに内科を受診しましょう。 日本橋・茅場町・東京駅エリアから通いやすいクリニックとして、必要に応じて呼吸器内科・専門施設とも連携します。

0th CLINIC 日本橋での受診の流れ

  1. 問診:咳の期間・時間帯・乾いた咳か湿った咳か、痰・熱・息切れ・体重変化・喫煙歴・内服薬などを丁寧にお伺いします。
  2. 診察:胸の聴診(肺の音)、のど・鼻の状態、全身状態をチェックします。
  3. 必要に応じて検査:酸素飽和度、採血(炎症反応など)、胸部X線やCTが必要な場合は近隣医療機関と連携します。
  4. 治療方針の説明:かぜ・気管支炎・喘息・後鼻漏・逆流性食道炎・薬剤性などを見極め、内服薬・吸入薬・生活調整を組み合わせます。
  5. フォローアップ:改善の目安と、再診・専門医紹介のタイミングを共有します。

「大きな病気かどうか知って安心したい」というニーズにも対応し、必要な検査の優先順位を一緒に考えます。

よくある質問

咳が3週間以上続いています。まだ様子を見ても大丈夫ですか?
3週間以上続く咳は、かぜだけでは説明できないことも多く、喘息・咳喘息・後鼻漏・逆流性食道炎・結核などの可能性もあります。 重症でなくても、一度内科で原因を確認しておくと安心です。
夜だけ咳がひどくて眠れません。喘息でしょうか?
「夜・明け方に悪化する咳」は、喘息・咳喘息の典型的なパターンの一つです。ただし、後鼻漏や逆流性食道炎でも似た症状がみられます。 問診と診察をもとに、必要に応じて吸入薬なども含めて治療を検討します。
市販の咳止めを飲み続けてもいいですか?
一時的なかぜであれば短期間の使用で問題ないこともありますが、長期間だらだら飲み続けると、原因の評価が遅れることがあります。 1〜2週間以上続く咳は、一度医療機関で相談することをおすすめします。
タバコを吸っています。咳が増えてきたのは年齢のせいですか?
喫煙による気道のダメージが進むと、COPD(慢性閉塞性肺疾患)や肺がんのリスクが高まります。「年齢のせい」と決めつけず、 早めの評価と禁煙支援を受けることで、将来の息切れや入退院を減らせる可能性があります。

ご予約・お問い合わせ

日本橋・茅場町・東京駅エリアで咳・長引く咳が気になるときは、仕事の前後やお昼休みにも通いやすい0th CLINIC 日本橋へご相談ください。

0th CLINIC 日本橋(医療法人社団悠鳳会)
東京都中央区日本橋二丁目16番9号 CAMCO日本橋ビル4階
日本橋駅直結/東京駅・茅場町駅・三越前駅から徒歩圏
咳が止まらない・長引く咳|

監修:黒田 揮志夫 医師(MD, PhD)

プライマリ・ケアと救急・呼吸器疾患の診療経験を活かし、「様子を見て良い咳」か「検査が必要な長引く咳」かを丁寧に見極めることを心がけています。 日本橋・茅場町・東京駅エリアの方が、気軽に相談できる内科として診療しています。

本ページは一般向けの解説であり、個々の診断・治療方針を直接指示するものではありません。 症状が強い・急に悪化した・少しでも不安が強い場合は、ためらわず医療機関へご相談ください。

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