コラム
イソトレチノイン中の屋外イベント対策
屋外イベント(フェス・運動会)のUV/乾燥対策
フェスも運動会も楽しみたい。
イソトレ中のUV/乾燥対策と塗り直し計画
光線過敏と乾燥は予測&準備でコントロールできます。
持ち物・時間帯別の過ごし方・受診の目安まで“一目で”確認。
要点(3行)
① SPF30+を基本に2–3時間ごと塗り直し。
② 唇・目・鼻は乾燥ケアを携行(リップ/人工涙液/生食スプレー)。
③ 迷ったら屋外の長時間を避ける日程調整も手段。
① SPF30+を基本に2–3時間ごと塗り直し。
② 唇・目・鼻は乾燥ケアを携行(リップ/人工涙液/生食スプレー)。
③ 迷ったら屋外の長時間を避ける日程調整も手段。
塗り直し計画(滞在時間・活動強度に応じて)
滞在 2〜4時間(午前の運動会など)
| 開始前 | 顔:保湿→日焼け止め(顔用SPF30+)→薄化粧/唇:リップバーム。 |
|---|---|
| 途中 | 日陰で1回塗り直し。汗は押さえ拭き→保湿→日焼け止め。 |
| 終了後 | やさしく洗顔→保湿。赤み・ヒリつきは冷却し、悪化時は受診。 |
滞在 6時間〜終日(屋外フェス)
| 開始前 | 首・耳・うなじ・手背まで広めに。帽子/サングラス必携。 |
|---|---|
| 日中 | 2–3時間ごとに塗り直し。汗→保湿→日焼け止めの順。唇もこまめに。 |
| 夕方以降 | 赤みやヒリつきは早めに冷却。帰宅後は洗顔→保湿→早めの就寝。 |
持ち物チェック(最低限セット)
ケア用品
顔用日焼け止め(SPF30+)/リップバーム/セラミド乳液(小分け)/人工涙液/生理食塩水スプレー。
顔用日焼け止め(SPF30+)/リップバーム/セラミド乳液(小分け)/人工涙液/生理食塩水スプレー。
UV対策
帽子/サングラス/長袖やアームカバー/日傘(会場規定に注意)。
帽子/サングラス/長袖やアームカバー/日傘(会場規定に注意)。
衛生・快適
汗拭きシート(擦らず押さえる)/ハンカチ/飲料水/携帯用ミラー。
汗拭きシート(擦らず押さえる)/ハンカチ/飲料水/携帯用ミラー。
メイク
クッションファンデ or ミネラルパウダー(薄く)/綿棒/ティッシュ(擦らず)。
クッションファンデ or ミネラルパウダー(薄く)/綿棒/ティッシュ(擦らず)。
時間帯別の過ごし方(フェス/運動会)
午前
- 入場列・観覧席は日陰側を選ぶ。
- 開会前に一度、保湿→日焼け止めを塗り直し。
日中
- 汗は押さえ拭きが基本。擦らない。
- 水分+電解質。トイレでの手洗い後に保湿を。
夕方
- 赤み・ヒリつきは早めに冷却。続く場合は予定短縮も。
- 帰宅後は低刺激洗顔→保湿。ヒリつきは受診相談。
メイク&スキンケアのコツ
ベースは薄く
保湿下地→薄づきファンデ。皮むけ部は重ね塗りより保湿を優先。
保湿下地→薄づきファンデ。皮むけ部は重ね塗りより保湿を優先。
唇ケア
こまめにリップ+日焼け止め成分配合も検討。荒れが強ければ色物はオフ。
こまめにリップ+日焼け止め成分配合も検討。荒れが強ければ色物はオフ。
目・鼻の乾燥
人工涙液と生食スプレー。鼻孔には薄くワセリン。
人工涙液と生食スプレー。鼻孔には薄くワセリン。
中止/受診のサイン(赤信号)
- 強い日焼け痛・水疱・広範な赤みが持続
- 視力の急な変化・強い頭痛・吐き気
- 激しい筋肉痛・関節痛が続く
無理をせず、予定を短縮・中断して医師へ相談を。迷ったらLINEでご連絡ください。
監修
👨⚕️ 医師からのコメント・監修
「皮膚疾患や感染症治療では、適切な薬剤選択と正しい使い方の指導が最も大切です。
再発を防ぎ、症状を早く抑えるために、丁寧に診療と説明を行っています。」
0th CLINICでは、肌トラブルや感染症に対しても、患者さまごとに最適な治療を組み立て、必要に応じて漢方や生活指導も含めて多面的にサポートしています。
監修:黒田 揮志夫 医師(病理専門医/消化器病理医)
0th CLINIC 日本橋 院長
医学博士/日本病理学会認定 病理専門医/プライマリ・ケア連合学会認定 プライマリ・ケア認定医
日本医師会認定 産業医/健康スポーツ医 総合診療・救急科での診療歴10年以上
0th CLINIC 日本橋 院長
医学博士/日本病理学会認定 病理専門医/プライマリ・ケア連合学会認定 プライマリ・ケア認定医
日本医師会認定 産業医/健康スポーツ医 総合診療・救急科での診療歴10年以上
よくある質問(このテーマ)
屋外フェスで一番大事なことは?
塗り直しの「段取り」。汗→保湿→日焼け止めの順で2–3時間ごとが鉄則。
曇りの日は日焼け止め不要?
不要ではありません。UVは雲を通ります。SPF30+を毎日。
赤くヒリヒリが続く時は?
冷却し予定短縮。改善しなければ受診。水疱・強い痛みは早めに相談。
