臀部・太もものしこり・粉瘤(アテローム)|座ると痛い・繰り返す腫れに日帰り切除

臀部・太もものしこり・粉瘤(アテローム)|座ると痛い・繰り返す腫れに日帰り切除|日本橋の皮膚科 0th CLINIC
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臀部・太ももの粉瘤に多い症状

  • おしり・太ももに丸いしこり(ゆっくり大きくなる)
  • 座る・こする・体重負荷で痛みが増す
  • 中央に黒い点/押すと白〜黄色の内容物臭い
  • 赤く腫れて痛い・熱い(感染のサイン)
  • 潰れて小さくなってもまた同じ場所にできる

症状が当てはまる場合は粉瘤の可能性があります。まずは診察で評価します。

受診の目安

  • 座る・自転車・ランニングで痛い/支障がある
  • 赤み・痛み・膿・発熱を伴う
  • 仕事復帰・運動再開の目安を知りたい
  • 悪性の不安がある・確定診断をつけたい

当日切除が難しい混雑時は、短期で手術枠をご案内します。

おしり・太もものしこり:粉瘤と紛らわしい病態

病態特徴対応
粉瘤(表皮嚢腫) 皮膚の袋に角質がたまる。黒点(開口部)や臭い内容物。感染で赤く痛む。 袋ごと日帰り切除(再発予防)。炎症時は抗菌薬・切開排膿+時期を見て根治切除。
坐骨部の膿瘍 長時間の座位や圧迫で化膿。強い痛み・発熱も。 切開排膿+原因評価。必要に応じ抗菌薬。
毛嚢炎・せつ・癤 摩擦・発汗で悪化する赤い丘疹〜結節。 外用・内服・切開排膿(必要時)。衛生と摩擦対策。
脂肪腫 やわらかく可動性あり。通常は無痛。 経過観察 or 切除。

当院は原則病理検査で確定診断(紛らわしい腫瘍との判別)を行います。

座位・運動を想定した創設計

テンションラインと圧迫点(坐骨・サドル接触部など)を考慮し、目立ちにくくケアしやすい切開と縫合を設計。

再発予防を重視

袋(被膜)を取り残さない切除。破裂歴や炎症後でも形態を読み再発を抑えます。

原則・病理検査

紛らわしい腫瘍の鑑別のため、切除標本は原則病理提出。医療的な安心を担保します。

来院から手術までの流れ(臀部・太もも)

  1. 診察:症状・既往・座位時間・スポーツ(自転車・ラン等)を確認。必要に応じエコー評価。
  2. 方針決定:日帰り切除の可否・タイミング、切開線設計・創部管理を説明。
  3. 局所麻酔下切除:袋を含めて摘出。縫合の有無は部位・サイズ・皮膚テンションで判断。
  4. 病理検査:標本提出。結果は再診またはオンライン説明(希望制)。
  5. アフターケア:洗浄・ガーゼ交換・抜糸時期・座り方やクッション使用の目安。

よくあるご相談

  • 「座ると痛い」→ ドーナツ型等のクッション併用をご案内
  • 「自転車はいつ再開?」→ サドル圧を避け、段階的に再開
  • 「再発が不安」→ 被膜を含めた切除でリスク低減
  • 「費用は?」→ 保険診療の目安 を参照

臀部・太ももLP専用:よくある質問

いつから座って仕事・運転ができますか?
創部の状態によりますが、クッション併用で当日〜翌日から可能なこともあります。長時間座位は数日控えめに。
自転車・ランニング・筋トレはいつ再開?
擦れや圧迫が落ち着いてから段階的に。再開時期は部位・縫合有無で個別に調整します。
再発はありますか?
袋(被膜)が残ると再発しやすいです。当院は被膜を含めた切除で再発リスク低減に努めます。
保険適用ですか?費用は?
保険適用です。初診料・手術料・病理検査料などの合計は症例により変動します。費用の目安をご参照ください。
膿が出て潰れてしまいました。どうしたら?
自己処置は感染・瘢痕を悪化させる恐れがあります。清潔を保ち、できるだけ早めに受診ください。必要に応じ切開排膿と、時期を見た根治切除を行います。

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受診・手術のご予約

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症例や費用は:症例紹介費用の目安病理コラム