潰れた・においがする粉瘤(アテローム)|破裂後のケアと再発予防の根治切除
潰れた・においが強い粉瘤でお困りの方へ
潰れた・においがする粉瘤(アテローム)
潰れた・においがする粉瘤(アテローム)
破裂後のケアと、時期を見た日帰り根治切除|0th CLINIC 日本橋
強いにおいは、袋の中の角質(ケラチン)や皮脂が外に出たサインです。
当院は当日の創部ケア・抗菌薬・必要時の切開排膿で症状を抑え、炎症が落ち着いた段階で袋ごと切除して再発を予防します(原則病理検査)。

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潰れた・破裂を疑うサイン
- 強いにおいのある白〜黄土色の内容物が出た
- 皮膚が破れて滲出液や膿が続く
- 赤く腫れて痛い・熱い(感染のサイン)
- 繰り返し同じ場所から内容物が出る
内容物が出ても袋(被膜)は残るため再発します。押し出す・潰すは感染・瘢痕の原因に。
来院前の注意(応急)
- 清潔に保ち、無理に絞らない・触り過ぎない
- ガーゼで軽く被覆(テープは皮膚刺激の少ないもの)
- 強く温めない(腫れが増すことあり)
- 内服薬は自己中断せず、来院時に申告
発熱・広範な赤み・強い痛みがある場合は、早めの受診を。
当日の対応と、根治切除のタイミング
① 当日の症状ケア
- 診察・評価:破裂部位・感染の有無・周囲の炎症を確認
- 創部洗浄・被覆:適切な洗浄とガーゼ交換の指導
- 薬物療法:抗菌薬・鎮痛薬など
- 切開排膿(必要時):溜まった膿を出して痛みを緩和
炎症が強い状態で袋ごと切除すると、創合併症や取り残しリスクが上昇します。
なぜにおうの?(においの理由)
粉瘤の袋の中は角質(ケラチン)と皮脂が主体で、これが皮膚表面に出ると独特のにおいを感じます。感染や長期間の貯留でにおいが強くなることがあります。においだけを抑えても袋が残ると再発するため、被膜を含めた切除が根本解決になります。
よくある質問(潰れた・においがする粉瘤)
内容物を出し切れば治りますか?
一時的に小さくなっても袋(被膜)が残ると再発します。炎症が落ち着いたら袋ごと切除が基本です。
においが気になります。自宅でできることは?
無理に圧出せず、シャワーでやさしく洗浄し、清潔なガーゼで被覆してください。強い香料や刺激物は避けましょう。
今すぐ手術した方がいい?
炎症が強い場合はまず痛み・感染のコントロールを優先し、時期を見て根治切除を行います。
におい=がんのサインですか?
多くは角質・皮脂によるにおいです。紛らわしい腫瘍との鑑別のため、切除標本は原則病理検査を行います。
保険適用と費用は?
保険適用です。初診料・手術料・病理検査料などの合計は症例により変動します。費用の目安をご参照ください。
関連:赤く腫れた粉瘤(炎症性) / 再発した粉瘤 / 症例紹介
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