自己導尿(自己カテーテル)|女性にやさしい Pur cath
自己導尿(自己カテーテル)のご案内
女性にやさしい Pur cath 12Fr を使用しています
0th CLINIC 日本橋では、残尿が多い方・排尿が出にくい方に対して、
医師の診察のもと自己導尿(Clean Intermittent Self-Catheterization)を提案することがあります。
当院では特に女性にやさしい自己導尿用カテーテル「Pur cath(パーカス)12Frハードタイプ」を採用し、
初回はトラブルに備えて予備用に2本を含めてお渡ししています。
ご自身の判断のみで自己導尿を開始・中止したり、手順を自己流に変えることは絶対にお控えください。
自己導尿とは?|どんなときに検討する治療か
自己導尿(自己カテーテル)は、ご自身で細いカテーテルを尿道から膀胱に一時的に挿入し、膀胱内の尿を外に出す方法です。
カテーテルは挿入のたびに交換し、使用後は捨てる「間欠的導尿」が基本です。
次のような状況で、自己導尿が選択肢になることがあります。
- 排尿してもいつも残尿が多い(エコー検査で確認される)
- 尿意を感じにくく、気づくと膀胱がパンパンになってしまう
- 神経の病気や手術の影響で、膀胱の収縮や尿道の開きがうまくいかない
- 鎮痛薬・向精神薬など、一部の薬の影響で尿が出にくくなっている
- 長期間の留置カテーテルを避けたい・減らしたい
関連する病気の例
- 糖尿病による神経障害(糖尿病性神経因性膀胱)
- 脊髄疾患・脳卒中後・パーキンソン病などの神経疾患
- 婦人科や泌尿器科手術の後、排尿機能がまだ安定していない時期
- 前立腺肥大症の治療後に残尿が多い男性 など
※男性・女性ともに自己導尿の対象になりますが、本ページでは特に女性の自己導尿で使用するカテーテルについて詳しくご説明しています。
当院で使用している自己導尿カテーテル
Pur cath(パーカス)12Fr ハードタイプ
0th CLINIC 日本橋の泌尿器科では、成人女性の自己導尿にはPur cath(パーカス)12Frハードタイプを基本に使用しています。
女性にやさしいポイント
- 太さ:12Fr…成人女性で一般的に使いやすいバランスの太さ
- ハードタイプ…ある程度コシがあるため、尿道の方向がイメージしやすく、挿入しやすい
- 先端形状・表面の滑り…挿入時の違和感を軽減しやすい設計
- 持ち運びしやすい長さ・パッケージ…外出先での自己導尿にも配慮
カテーテルの種類やサイズは、膀胱・尿道の状態、手の使いやすさ、ライフスタイルなどに応じて個別に調整します。
痛みが強い・どうしても合わない場合は、遠慮なくご相談ください。
初回のみ、予備用に2本お渡ししています
当院では、自己導尿を始めるにあたり、初回処方時のみ「予備用として2本」を含めてお渡ししています。
- 自宅での練習中にうっかり落としてしまった
- パッケージを開ける際に清潔を保てなくなってしまった
- 出先でカテーテルを紛失してしまった
こうした「あるある」のトラブルにも対応できるよう、安心して練習していただくための予備という位置づけです。
自己導尿を始めるまでの流れ
| 1. 受診・症状のご相談 |
「残尿感がある」「尿が出しにくい」「膀胱炎を繰り返す」など、気になる症状をお聞きします。 現在飲んでいるお薬や、過去のご病気・手術歴も確認します。 |
|---|---|
| 2. 検査(残尿・尿検査など) |
排尿後にエコー(超音波)で膀胱にどのくらい尿が残っているかを確認し、必要に応じて尿検査や血液検査も行います。 残尿の程度によって、治療方針が変わることがあります。 |
| 3. 医師からの説明 |
自己導尿が必要かどうか、ほかの選択肢(薬物療法・経過観察 など)も含めてご説明します。 メリット・デメリット・生活への影響をお話しし、患者さんご自身の意向を尊重して決めていきます。 |
| 4. 看護師による指導(院内での練習) |
導尿のタイミングや回数、清潔の保ち方などを説明し、個室の環境で、看護師が付き添いながら実際の操作を練習します。 不安や痛みが強い場合は、無理に進めずペースを調整します。 |
| 5. カテーテルの処方と予備の受け取り |
患者さんに合った本数・サイズのカテーテルを処方します。 初回は予備2本を含めてお渡しし、自宅での保管方法や扱い方もあわせて説明します。 |
| 6. フォローアップ |
実際に生活の中で自己導尿を続けてみて、痛み・出血・発熱・不快感・膀胱炎の頻度などを確認します。 必要に応じてカテーテルの種類や本数、導尿回数の調整を行います。 |
自己導尿の回数・タイミングの目安
自己導尿の回数やタイミングは、残尿量・尿の出方・生活リズムによって個別に調整します。一般的には、
- 1日 3〜5回程度(例:起床時・昼・夕方・就寝前 など)
- 「自然排尿+自己導尿」を組み合わせる場合もある
- 残尿が減ってくれば、回数を減らしていくこともある
※導尿の具体的な回数・タイミングは、必ず担当医の指示に従ってください。
体調の変化(発熱・血尿・腰背部痛など)がある場合は、導尿の有無にかかわらず、早めに受診をお願いします。
よくあるご質問(Q&A)
- Q. 自己導尿は一生続けないといけませんか?
-
A. 原因となっている病気や神経の状態によって異なります。
一時的に自己導尿を行い、その後やめられるケースもあれば、長期的に続ける必要があるケースもあります。
定期的にエコーで残尿量や腎機能を確認しながら、「もう減らしてよいか」「続けた方が安全か」を一緒に相談していきます。 - Q. 痛みがこわいのですが、大丈夫でしょうか?
-
A. 最初は不安に感じる方が多いですが、カテーテルのサイズ・硬さ・潤滑の工夫で痛みをかなり減らせることがあります。
当院では女性に使いやすい Pur cath 12Frハードタイプを基本に、実際の感覚をうかがいながら微調整しています。 - Q. 感染症(膀胱炎)が心配です。
-
A. 清潔な手技が保たれていれば、自己導尿そのものは比較的安全な方法とされていますが、膀胱炎のリスクがゼロになるわけではありません。
いつもと違う排尿時痛・発熱・血尿・腰の痛みなどがあれば、早めに受診してください。 - Q. 旅行や仕事の日も自己導尿が必要ですか?
-
A. 基本的には、残尿が多くなる状況を避けるため、旅行やお仕事の日も導尿を続けることが大切です。
持ち運びの方法や目立たない工夫なども一緒に考えますので、遠慮なくご相談ください。 - Q. 保険診療で自己導尿カテーテルの処方はできますか?
-
A. 自己導尿が必要と判断された場合には、保険診療の範囲でカテーテルを処方します。
本数や頻度は、残尿量・導尿回数などを参考に、医師が個別に決定します。
当院で自己導尿を検討されている方へ
自己導尿は、最初の一歩のハードルが高く感じられる一方で、膀胱を守り、腎臓を守り、生活の自由度を上げるための大切な選択肢でもあります。
0th CLINIC 日本橋では、「いきなり決める」のではなく、まずは情報を知っていただき、メリット・大変さの両方を正直にお話ししたうえで、一緒に考えていく姿勢を大切にしています。
「自己導尿という言葉を初めて聞いた」「他院で勧められたが、よくわからないまま不安が残っている」などのお悩みがあれば、
一度ご相談ください。日本橋駅・茅場町駅・東京駅八重洲口から通いやすい立地で、お仕事帰りにも通いやすいように診療時間を設定しています。
👨⚕️ 医師監修
荘子 万可 医師(泌尿器科専門医/日本抗加齢医学会専門医/テストステロン治療認定医)
0th CLINIC 日本橋 泌尿器科
本ページの医学的内容(症状の受診目安・検査・治療の考え方)を確認しています。
- 監修日:2025-10-31
- 最終更新日:2025-10-31
- 監修範囲:本文全体(FAQ・費用方針を含む)
自己導尿や残尿感・排尿トラブルについてのご相談は、
0th CLINIC 日本橋 泌尿器科までお気軽にお問い合わせください。
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