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ニキビ跡の種類(ローリング/ボックスカー/アイスピック)と治療の組み立て方

ニキビ跡の種類(ローリング/ボックスカー/アイスピック)と治療の組み立て方|0th CLINIC 日本橋

ニキビ跡の種類(ローリング/ボックスカー/アイスピック)と
治療の組み立て方

このコラムは「タイプの見極め方」「治療の順序設計」に特化した“方針ガイド”です。
施術の詳しい方法・出力・料金などは、解説ページへご案内します(下部リンク)。

まずは3タイプの見分け方

ローリング

なだらかな凹みが広めに波打つタイプ。
指で皮膚を横に張ると浅く見えることが多い。

ボックスカー

エッジが比較的はっきりした“角張った凹み”。
浅いものはテクスチャ改善、深いものは追加手技を検討。

アイスピック

針穴のように深く、先細りに見えるピット。
単独治療より“組み合わせ”が鍵。

※自己判定は目安です。複合タイプ(例:ローリング+アイスピック)も多く、専門的評価を推奨します。

タイプ別:初期プランのアルゴリズム

  1. 炎症コントロール:活動性ニキビがある場合は先に沈静(角質・皮脂・摩擦・紫外線の是正)。
  2. 瘢痕の深さ/範囲を評価:広範囲の浅~中等度か、限定的な深いピットか。
  3. 面の質感 vs 点の深さを仕分け:面(テクスチャ・毛穴)から整えると全体の見え方が向上。
  4. 部位別の優先度:鼻・頬・こめかみで戦略を変える(皮脂・毛包密度・皮膚の厚み)。
  5. イベント逆算:赤みが残らない安全マージンを確保(初回は余裕を持つ)。
タイプ 初期のねらい ポイント 次の一手(例)
ローリング 面の質感とハリの底上げ 重ね打ち/刺激過多を避け、イベント逆算 仕上げに局所アプローチを追加検討
ボックスカー 縁を目立たなくし、段差感を減らす 浅深の混在に応じて段階的に 限定的な深部にはピンポイント手技
アイスピック “点”の深さ対策(安全第一) 部位・皮膚厚・色素リスクを厳重に評価 面の質感改善と並行し、局所に段階的介入

※具体的な施術名・出力・回数などの詳細は、ポテンツァ総合ピコレーザーピーリング等の解説ページをご参照ください(本コラムでは方針のみを扱います)。

併用の“順番”で仕上がりが変わる

  • まずは面(テクスチャ・毛穴):全体の印象を底上げ → 局所の深い凹みに移行。
  • 色調が気になる場合:色調ケアを適切にタイミング設計(季節・紫外線・イベントに応じて)。
  • 刺激管理:同時期の刺激(ピーリング・強い外用・日焼け)を重ねない。

※併用順は肌状態や目的で変わります。最適順序は診察時にご提案します。

ホームケア:やって良いこと/避けたいこと

◎ 良いこと
  • 摩擦レス洗顔・十分な保湿
  • 日中の紫外線対策と汗・皮脂の穏やかなコントロール
  • 睡眠・ストレス・食事(高GI/過剰乳製品の見直しなど)
△ 避けたいこと
  • 過度なスクラブ・こするケア
  • 強い日焼け直後の刺激的ケア
  • 自己流の強出力ガジェット使用

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よくある質問(本コラムの範囲)

Q. 自分でタイプ判定できますか?
A. 目安は可能ですが、複合型や見た目が似るケースも多く、医師の診断を推奨します。
Q. まず何回くらいを考えれば良い?
A. 肌状態やイベント予定により異なります。初回カウンセリングで計画をご提案します。
Q. 色素沈着が心配です。
A. 紫外線・摩擦・強い刺激の管理が大切です。季節や生活に合わせて順序を調整します。

* 本コラムは治療の“考え方”を解説しています。具体的な施術内容・出力・費用・回数・リスクは各解説ページでご確認ください。
* 効果・ダウンタイム・必要回数には個人差があります。

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