手汗（手掌多汗症）のボトックス

ボトックスは、ボツリヌス菌が作り出した神経毒を精製して作られた薬剤です。正式名称は「ボツリヌス毒素」ですが、アラガン社製の薬剤名が「ボトックス」として広く知られています。

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ボトックスは、ボツリヌス菌が作り出した神経毒を精製して作られた薬剤です。正式名称は「ボツリヌス毒素」ですが、アラガン社製の薬剤名が「ボトックス」として広く知られています。

手汗（手掌多汗症）のボトックス

ボトックスは、ボツリヌス菌が作り出した神経毒を精製して作られた薬剤です。正式名称は「ボツリヌス毒素」ですが、アラガン社製の薬剤名が「ボトックス」として広く知られています。

手汗（手掌多汗症）のボトックス｜痛み対策まで丁寧に｜0th CLINIC 日本橋

手汗（手掌多汗症）のボトックス

「握手・スマホ・資料が濡れる」「ピアノやPC操作に支障」…
手汗に悩む方へ、“効かせ方”と“痛み対策”まで考えた設計でサポートします。

効果・持続・間隔の目安

  • 効き始め：2〜7日、ピーク：約2週間
  • 持続目安：4〜6か月（個人差。最長12か月の報告も）
  • 再注入の検討：3〜6か月を目安に

副作用・注意点

  • 注射部位の痛み・内出血・赤み
  • 一時的な握力低下・細かな作業のしづらさ
  • まれにしびれ感・違和感（多くは一過性）

重症度（HDSS）と診断の流れ

当院では、問診・診察とともに、日常生活への影響を4段階で評価するHDSS（Hyperhidrosis Disease Severity Scale）を用いて治療方針を整理します。

  • HDSS 1：気にならず生活に支障なし
  • HDSS 2：許容範囲だが時に支障
  • HDSS 3：頻繁に支障（重症）
  • HDSS 4：常に支障（重症）

まずは外用（制汗）・イオントフォレーシス等の保存療法を検討し、
重症例や保存療法で不十分な場合にボトックスを選択します。

※ 原因疾患がある続発性多汗症が疑われる場合は、採血等の評価を行います。

ボトックス（手汗）の特徴

作用機序・効果の実感

  • 汗腺を支配するコリン作動性神経の伝達を一時的にブロック
  • 多くの方で数日〜2週間で発汗が低下
  • 持続は4〜6か月が目安（個人差・用量差あり）

用量と配置の考え方

片手あたり50〜100単位を目安に、掌の発汗分布に合わせて微小量を面状に配置します。
細かな作業やスポーツなど生活背景に合わせ、まずは最小限から調整する方針です。

痛み対策（麻酔オプション）

  • 表面麻酔クリーム＋冷却
  • 手関節での末梢神経ブロック（正中・尺骨）
  • 状況によりBierブロック（静脈麻酔）を検討

※ 既往歴や当日の体調により実施可否・方法が変わります。

リスク・禁忌

  • 注射部位の痛み・内出血・赤み
  • 一時的な握力低下・巧緻性低下（通常は数日〜数週間で軽快）
  • 稀にしびれ感・違和感、アレルギー反応
  • 妊娠/授乳、重症筋無力症など神経筋疾患、過去の重篤なアレルギーは原則回避

適応・保険の枠組み（日本）

日本の医療保険でA型ボツリヌス毒素が適用されるのは重度の原発性腋窩多汗症などに限られます。
手汗（手掌）のボトックスは保険適用外（自費）です。十分な説明と同意のうえで実施します。

※ 投与は講習修了医師が適正使用の範囲で行います。

他治療との比較

  • 外用（制汗）：まず試す選択。軽症〜中等症に。
  • イオントフォレーシス：通院/在宅機で反復管理。習慣化できる方向け。
  • ボトックス：効果・満足度が安定。痛み対策と生活動作に配慮して設計。
  • ETS（胸腔鏡下交感神経遮断術）：重症例で最終選択。代償性発汗リスクに注意。

施術の流れ

  1. 診察・評価（既往・内服・HDSS・発汗分布）→治療計画・麻酔方法の相談
  2. 準備（洗浄、マーキング、必要に応じ末梢神経ブロック/表面麻酔/冷却）
  3. 注入（極細針で微量を面状配置。左右差・生活動作を考慮）
  4. 直後〜（冷却・圧迫止血。日常生活は多くが当日から可能）
  5. 評価・次回計画（2週間〜で効果を評価、再注入は3〜6か月目安）

よくある質問

どのくらいの痛みですか？痛み対策は？
掌は感受性が高いため、表面麻酔に加え、手関節での末梢神経ブロックやBierブロックを組み合わせることで多くの方が許容可能です。
握力が落ちると聞きました
一時的に握力・巧緻性が低下することがありますが、多くは数日〜数週間で自然に軽快します。初回は最小量から設計し、生活動作に配慮します。
効果はどれくらい続きますか？
目安は4〜6か月です（個人差あり）。状況により最長12か月の報告もあります。再注入は3〜6か月を目安に検討します。
保険は使えますか？
日本では重度の原発性腋窩多汗症に対してのみA型ボツリヌス毒素が保険適用です。手汗は保険適用外（自費）となります。
他の治療と併用できますか？
外用やイオントフォレーシス等と組み合わせることで、効果や快適さの最適化を図れます。ライフスタイルに合わせて設計します。

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まずはご相談ください

お仕事・演奏・スポーツなど、生活動作に合わせて“最小で効かせる”設計も可能です。

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ボトックス治療の流れ

手汗（手掌多汗症）のボトックス<br><p style="font-size: 0.25em;">ボトックスは、ボツリヌス菌が作り出した神経毒を精製して作られた薬剤です。正式名称は「ボツリヌス毒素」ですが、アラガン社製の薬剤名が「ボトックス」として広く知られています。 </p> <style>span.post.post-page.current-item p { display: none; } .ja p {font-size: 10px;line-height: 1.6;"}</style>

1. カウンセリング

お悩みやご希望を伺い、治療内容をご説明します。効果・リスク・費用・施術方法について理解いただいたうえで、治療を受けるかどうかご判断いただきます。

手汗（手掌多汗症）のボトックス<br><p style="font-size: 0.25em;">ボトックスは、ボツリヌス菌が作り出した神経毒を精製して作られた薬剤です。正式名称は「ボツリヌス毒素」ですが、アラガン社製の薬剤名が「ボトックス」として広く知られています。 </p> <style>span.post.post-page.current-item p { display: none; } .ja p {font-size: 10px;line-height: 1.6;"}</style>

2. 医師の診察

医師が診察を行い、健康状態・体質・アレルギーの有無を確認します。治療部位の状態をチェックし、注入量や注入箇所を含めた最適な治療計画を提案します。

手汗（手掌多汗症）のボトックス<br><p style="font-size: 0.25em;">ボトックスは、ボツリヌス菌が作り出した神経毒を精製して作られた薬剤です。正式名称は「ボツリヌス毒素」ですが、アラガン社製の薬剤名が「ボトックス」として広く知られています。 </p> <style>span.post.post-page.current-item p { display: none; } .ja p {font-size: 10px;line-height: 1.6;"}</style>

3. 洗顔・麻酔（希望制）

治療部位のメイクを落とし、必要に応じて麻酔クリームを塗布します。

手汗（手掌多汗症）のボトックス<br><p style="font-size: 0.25em;">ボトックスは、ボツリヌス菌が作り出した神経毒を精製して作られた薬剤です。正式名称は「ボツリヌス毒素」ですが、アラガン社製の薬剤名が「ボトックス」として広く知られています。 </p> <style>span.post.post-page.current-item p { display: none; } .ja p {font-size: 10px;line-height: 1.6;"}</style>

4. 施術・注射

ボトックスを注射します。所要時間は5～10分程度です。

手汗（手掌多汗症）のボトックス<br><p style="font-size: 0.25em;">ボトックスは、ボツリヌス菌が作り出した神経毒を精製して作られた薬剤です。正式名称は「ボツリヌス毒素」ですが、アラガン社製の薬剤名が「ボトックス」として広く知られています。 </p> <style>span.post.post-page.current-item p { display: none; } .ja p {font-size: 10px;line-height: 1.6;"}</style>

5. クーリング・止血

注射部位を冷やして止血し、赤みや腫れを最小限に抑えます。

手汗（手掌多汗症）のボトックス<br><p style="font-size: 0.25em;">ボトックスは、ボツリヌス菌が作り出した神経毒を精製して作られた薬剤です。正式名称は「ボツリヌス毒素」ですが、アラガン社製の薬剤名が「ボトックス」として広く知られています。 </p> <style>span.post.post-page.current-item p { display: none; } .ja p {font-size: 10px;line-height: 1.6;"}</style>

6. アフターケアのご説明

施術後の注意点や副作用、効果の現れ方についてご説明いたします。必要に応じてご質問もお受けします。

手汗（手掌多汗症）のボトックス<br><p style="font-size: 0.25em;">ボトックスは、ボツリヌス菌が作り出した神経毒を精製して作られた薬剤です。正式名称は「ボツリヌス毒素」ですが、アラガン社製の薬剤名が「ボトックス」として広く知られています。 </p> <style>span.post.post-page.current-item p { display: none; } .ja p {font-size: 10px;line-height: 1.6;"}</style>

7. メイクしてご帰宅・次回予約のご案内

メイクをしてそのままお帰りいただけます。効果の持続期間は約3〜6ヶ月のため、3か月後を目安に次回のご予約をご案内しています。

ボトックス料金表

💉 顔のボトックス（1部位）

  • 韓国製（ボツラックス）：11,000円（税込）
  • アラガン社製：22,000円（税込）

🎁 併用価格（スキン施術と同日）

  • 初回：顔1部位 5,500円（税込）
  • 2回目以降：顔1部位 7,700円（税込）

🧍‍♀️ 部位別料金

  • 肩（80〜120単位）：33,000円〜49,500円（税込）
  • 脇（60〜100単位）：27,500円〜46,200円（税込）
  • エラ（40〜80単位）：16,500円〜33,000円（税込）

※使用単位数は医師の診察により決定します。

💧 スキンボトックス

製剤 内容 料金（税込）
韓国製（ビエノックス／ボツラックス） スキンボトックス 50単位（麻酔代込み） 49,500円
29,800円（税込・キャンペーン価格）
韓国製（ビエノックス／ボツラックス） スキンボトックス 25単位（麻酔代込み） 通常 33,000円
21,800円（税込・キャンペーン価格）
アラガン スキンボトックス（麻酔代込み） 79,800円

※キャンペーン価格は予告なく終了する場合があります。

製品名 製造会社・国 国内承認の有無 入手経路 リスク説明 法的注意事項
ボトックス
（Botox®）		 アラガン社（アメリカ） あり
（厚生労働省承認）		 正規流通（国内代理店経由） 国内での品質・安全性が確認済み 医師が厚労省承認薬として使用可能
コアトックス
（Coretox®）		 メディトックス社（韓国） 未承認 医師個人輸入 厚労省未承認のため副作用リスクや品質に差がある可能性 以下の法的表記が必要：
・「国内未承認医薬品であること」
・「医師が個人輸入して使用」
・「国内に同等の承認薬がある旨」
・「外国での承認状況（例：MFDS承認）」
・厚労省・個人輸入に関する説明リンク
ボツラックス
（Botulax®）		 ヒューゲル社（韓国） 未承認 医師個人輸入 使用実績は多いが、国内では未承認 上記と同様の表記義務あり
ビエノックス
（Bienox®）		 BNCコリア社（韓国） 未承認 医師個人輸入 新しい製剤であり、安全性や効果に関する長期データは限定的 上記と同様の表記義務あり

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