コラム

単位の決め方:少なすぎ/多すぎの境目

ボトックスの「単位の決め方」:少なすぎ/多すぎの境目と安全な微調整

Q. 何単位が正解?

A. 初回は安全側の“最小有効量”から始め、14日後に効き具合・左右差・表情を評価。必要なら1–4Uの微量追加、フル再注入は8–12週以降が安全です(部位と拮抗筋の関係で調整)。

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初回は弱め→14日で再評価→必要時のみ微調整。イベント前の逆算もご相談ください。

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単位の決め方:少なすぎ/多すぎの境目
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“少なすぎ/多すぎ”の境目は、筋活動とイベントの両軸で決める

単位の“正解”は人によって変わります。表情筋の強さ・左右差・皮膚の厚み、そしていつ・どのシーンで見せたいか(面接/撮影/挙式など)で最小有効量は変動します。当院では次の手順で決めます。

  1. 初回は安全側(最小有効量)から開始(例:部位レンジの下限〜中間)。
  2. 14日後に再評価:効き・左右差・目の開き・発音/嚥下等をチェック。
  3. 必要なら1–4Uの微量追加(部位と拮抗筋のバランスを見て点数を分散)。
  4. 表情が「弱い/不自然」なら次回は単位・ポイントを減量/移動(拮抗筋を活かす)。

イベント前の“逆算”もサポート

撮影・面接・披露宴などは、21日前を目安に設計。直前は微調整や代替施術の方が安全な場合があります。

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初回の“当院目安レンジ”〔要点のみ〕

※個別設計が前提。詳細レンジ・症例・禁忌は単位・間隔・回数の考え方(辞書)をご参照ください。

部位 初回の目安 備考
眉間 8–16U 表情強めなら上限寄り。頭痛歴・眉下圧の変化も確認。
6–12U 目の開き/眉位置を優先し、強く下げない設計。
目尻 4–12U 笑顔の質感を保つため微量多点が基本。
バニーライン 4–8U 鼻翼の動きと発音変化を評価。
ガミースマイル 2–6U 笑顔バランス重視。写真イベントは21日前目安。
口角リフト 4–10U オトガイ・上口唇との連動を考慮。
オトガイ(梅干し) 6–12U 過抑制で「平板」になり過ぎないように微量多点。
リップフリップ 2–6U 発音/飲水の違和感を事前説明。短持続を前提に設計。

※大筋群(咬筋・肩・ふくらはぎ等)は個人差が大きく、診察時に筋量・咬合・既往を踏まえて個別設計します(詳細は院内で)。

効きすぎたと感じたら:戻し方と自然回復

  • 基本は自然回復:時間経過で徐々に可逆。写真イベントはメイク/ライティング/表情コーチングで補正。
  • 設計で緩和:次回は単位を減量し、ポイント/層/分散を調整。拮抗筋の活かし方を再設計。
  • 機能面の違和感(発音・飲水など)は早めにご連絡ください。診察のうえ対応を相談します。

効かないと感じる時:見直すべき3ポイント

  1. 拮抗筋/ターゲットの選定:原因筋が違うと効果が薄い。筋マッピングを再評価。
  2. 単位と分散:総量不足だけでなく、点数の置き方で発現が変わる。
  3. 評価タイミング:ピークは多くの部位で7–14日。早すぎる判断は禁物。

再注入の“最短安全ライン”とフォロー

  • 微量追加(微調整)14日以降に1–4Uを上限の目安に検討。
  • フル再注入:同部位は8–12週以降が安全(過多抑制と耐性懸念を避ける目的)。
  • イベント前の逆算:大切な予定は21日前を基本に。直前は別メニューを提案することがあります。
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