急な発疹・赤いブツブツ|考えられる原因と受診の目安
急な発疹・赤いブツブツ(Rash)
「急に赤いブツブツが出てきた」「かゆみが強くて眠れない」「ピリピリ痛む発疹が片側に出てきた」──。
発疹は、蕁麻疹・湿疹・ウイルス性発疹・薬疹・帯状疱疹・細菌感染・性行為感染症など、非常に多くの病気でみられる“サイン”です。
日本橋・茅場町・東京駅のオフィス街では、仕事中に突然の発疹に悩まれる方も少なくありません。0th CLINIC 日本橋では、内科+皮膚科の視点で原因を整理し、必要な検査と治療につなげます。
すぐ受診・救急も検討してほしい発疹
- 発疹と同時に 呼吸が苦しい・唇やまぶたが腫れる・声がれ(アナフィラキシーの可能性)
- 高熱・ぐったり・首すわりが悪い・頭痛 など全身状態が悪い+点状出血のような発疹
- 唇・口の中・目・陰部などの粘膜にもただれが出ている(重症薬疹・SJS/TENの可能性)
- 急に広範囲の赤みと皮むけ・水ぶくれが出ている
これらに当てはまる場合は、時間帯に応じて救急外来や救急相談窓口(#7119 など)への連絡も検討してください。
迷う場合も、まずはお電話・LINEでご相談いただければ受診の優先度を一緒に判断します。
セルフチェック|発疹をチェックするときのポイント
1. どんな見た目?
- 赤い点々/地図のように広がる赤み
- 蚊に刺されたように盛り上がる(みみずばれ)
- 水ぶくれ・膿をもったブツブツ
- かさつき・フケのような白い皮むけ
- 紫っぽい点々・青あざのようなもの など
2. どこに・どう広がる?
- 左右対称か、体の片側だけか
- 顔・首・手の甲など露出部か、服で隠れる部分か
- 陰部・おしり・口の中などデリケートゾーンに限局しているか
- 触ると痛い/チクチク・ピリピリする など
「発疹の写真」をスマホで撮っておき、LINE予約から送付いただくと、受診前のイメージ共有や経過確認(増えているか・引いているか)に役立ちます。
パターン別にみる「よくある発疹の原因」
1) かゆみが強い・場所が移動する「みみずばれ」タイプ
- 蕁麻疹(じんましん):数時間〜1日で形が変わる・消える/また別の場所に出る。
- 食べ物・薬・感染症・ストレス・寒冷・圧迫などがきっかけになることも。
2) 発熱+全身の細かい赤い発疹
- ウイルス性発疹症(いわゆる「ウイルス性の発疹」「子どもの発疹症」など)
- 溶連菌感染症・風疹・はしか などの可能性もあり、流行や接触歴に注意。
高熱・のどの痛み・関節痛を伴う場合は、感染症内科的な評価が必要です。
別途整備されている インフルエンザ などの疾患ページと役割が重ならないよう、ここでは「症状の入り口」としての説明にとどめます。
3) 片側に帯状・線状に並ぶ水ぶくれ+ピリピリする痛み
- 帯状疱疹 の典型的なパターンです。
- 顔・胸・背中・お腹・腰など、体の片側に沿って発疹が出てきます。
帯状疱疹は早期に抗ウイルス薬を開始するほど後遺症(神経痛)のリスクを減らせるとされています。
→ 詳しくは:帯状疱疹ページ をご覧ください。
4) 新しく飲み始めた薬のあとに出た発疹
- 薬疹(薬による発疹) の可能性があります。
- かゆみだけの軽いものから、前述のような重症薬疹(SJS/TEN)まで幅広く、自己中止や市販薬だけでの対応は危険な場合もあります。
5) じゅくじゅく・かさかさ・境界がはっきりしない赤み
- 湿疹・接触皮膚炎(かぶれ)・アトピー性皮膚炎など。
- 時計・指輪・マスク・化粧品・ヘアカラー・洗剤などが原因になることも。
6) ニキビのような膿をもったブツブツ・毛穴の周りの赤み
- 尋常性ざ瘡(ニキビ)・毛嚢炎・細菌・真菌(カビ)・ダニなど、さまざまな原因があります。
- 「ニキビだと思っていたら別の病気だった」というケースもあるため、繰り返す場合は一度評価を。
7) 陰部・おしり・口のまわりの発疹
- カンジダ・ヘルペス・梅毒・淋菌・クラミジアなど、性感染症(STI)が隠れていることもあります。
- デリケートゾーンの発疹は市販薬で悪化することもあるため、性病・泌尿器関連の外来での評価がおすすめです。
どの科にかかる?|内科・皮膚科・性病外来の目安
| 症状・状況 | まず相談する診療科 | ポイント |
|---|---|---|
| 発疹+発熱・だるさ・のどの痛みなど全身症状が強い | 内科 | 感染症や全身疾患の有無を評価し、そのうえで皮膚科的な治療も組み合わせます。 |
| かゆみが強い・慢性的に続く・湿疹・かぶれが主 | 皮膚科 | 原因となる刺激やアレルゲンの推測、保湿・外用・内服を含めたスキンケア計画が中心になります。 |
| 片側に帯状・線状の水ぶくれ・ピリピリする痛み | 皮膚科・内科 | 帯状疱疹の疑い。できるだけ早く抗ウイルス薬を検討します。→ 帯状疱疹 |
| 陰部・肛門まわり・口の中の発疹・潰瘍 | 性病・泌尿器関連外来 | 性感染症や自己免疫疾患の可能性も。パートナー問題も含めて相談できる外来がおすすめです。→ 性病外来 |
| 新しい薬を飲み始めて数日〜数週間後の発疹 | 内科+皮膚科 | 薬の中止可否・代替薬を含め、全身状態を確認しながら慎重に判断します。 |
受診科に迷う場合も、まずは総合内科としての窓口として当院へご相談ください。
院内で皮膚科・性病関連外来・泌尿器科と連携し、1つの発疹から必要な診療科へスムーズに橋渡しします。
日本橋・茅場町・東京駅エリアで発疹が出たときに
仕事中に急に発疹が出ると、「このまま商談や会議に出て大丈夫か」「感染力はないか」と不安になる方も多くいらっしゃいます。
- 日本橋駅・茅場町駅・東京駅から歩いて通えるアクセスの良さ
- LINEからの当日予約・事前相談に対応
- 内科と皮膚科が同じクリニック内にあり、一度の来院で原因をまとめて評価
「まずは診てもらって大丈夫かだけ知りたい」「オンラインで相談してから行きたい」といったニーズにも、MEO(マップ検索)・LLVO(音声検索)・AIO(AI検索)で見つけていただきやすいよう、症状ベースのページとして設計しています。
0th CLINICでの診療の流れ
- 問診・視診
発疹が出たタイミング・きっかけになりそうな食品や薬・化粧品・日焼け・虫さされ・旅行歴・性行為歴などを丁寧に伺い、発疹の写真や経過も確認します。 - 必要に応じて検査
血液検査(炎症反応・アレルギー関連・肝腎機能など)、必要に応じてウイルス・細菌・真菌検査や性病検査などを行います。 - 治療方針の決定
原因に応じて、外用薬・内服薬(抗ヒスタミン薬・抗生物質・抗ウイルス薬・ステロイドなど)を組み合わせ、生活上の注意点もお伝えします。 - 再発予防・スキンケアの提案
仕事・家事・育児と両立できるよう、現実的に続けられるスキンケア・生活調整を一緒に考えます。
病状や混雑状況により、検査の一部を別日に分けて行うことがあります。
よくある質問
Q. 発疹だけで熱がなくても受診した方がいいですか?
はい。かゆみが強い・人から見て目立つ・数日で良くならない・広がっているといった場合は受診をおすすめします。
発疹は原因が多岐にわたるため、内科・皮膚科で原因を整理してもらうと安心です。
Q. 市販の塗り薬で様子を見ても大丈夫ですか?
虫さされ程度の軽い発疹なら、短期間の市販薬も選択肢ですが、以下の場合は自己判断を控えてください。
- 顔・首・陰部・口の中などデリケートな部位の発疹
- 薬を飲み始めた/変えた後に出た発疹
- 発熱・全身倦怠感を伴う発疹
Q. 帯状疱疹かどうか自分で見分けられますか?
正確な診断は診察が必要ですが、体の片側に沿って帯状に並ぶ水ぶくれ+ピリピリした神経痛のような痛みが特徴です。
少しでも疑わしい場合は、できるだけ早く受診してください。
→ 帯状疱疹ページ
発疹が気になる方へ|日本橋の内科・皮膚科にご相談ください
「まずは原因だけでも知りたい」「仕事の合間に相談したい」という方も歓迎です。
0th CLINIC 日本橋は、日本橋駅・茅場町駅・東京駅から通いやすい内科・皮膚科として、発疹・かゆみ・ピリピリする痛みなどの症状にワンストップで対応します。
監修
「発疹は、『少し様子を見よう』と我慢されがちな症状ですが、その陰にアレルギー・感染症・薬の副作用・全身疾患などが隠れていることもあります。
気になる発疹が出たときは、早めに原因を整理し、生活に合わせた治療とケアの方法を一緒に考えましょう。」
0th CLINIC 日本橋 院長/医学博士
日本病理学会認定 病理専門医/日本プライマリ・ケア連合学会認定 プライマリ・ケア認定医
日本医師会認定 産業医・健康スポーツ医/総合診療・救急での診療経験 10年以上
日本橋駅・茅場町駅・東京駅から通院しやすいクリニックです
