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【保存版】ポテンツァ後のホームケア|再生期に相性が悪い/良い成分(時期別)

【保存版】ポテンツァ後のホームケア|再生期に相性が悪い/良い成分(時期別)|0th CLINIC 日本橋

ホームケア:再生期に相性が悪い成分・良い成分(時期別)

本コラムは“成分とタイミング”だけに絞って解説します。施術の仕組み・適応・回数・料金などの総合案内は ポテンツァ総合ページをご覧ください(重複を避けています)。

再生の3フェーズと基本姿勢

  • 炎症期(Day 0–1):赤み・ほてり。鎮静・保湿・遮光に専念。攻めの成分は避ける。
  • 増殖期(Day 2–7):ザラつき/微小痂皮。バリア回復と水分保持を最優先。低刺激アクティブは少量から。
  • 再構築期(Week 2–4+):ハリ回復の土台作り。目的に合わせて段階的に攻める(色調・毛穴・にきび体質など)。

※個人差があります。医師の指示がある場合はそちらを優先してください。

時期別 成分マトリクス(OK/注意/NG)

成分/カテゴリー 炎症期
Day 0–1
増殖期
Day 2–7
再構築期
Week 2–4+
セラミド/コレステロール/脂肪酸(バリア補修) ◎ 推奨(ローション→クリーム) ◎ 継続 ◎ 継続
ヒアルロン酸(保水)/グリセリン/アミノ酸 ◎ 推奨(しみない処方) ◎ 継続 ◎ 継続
パンテノール/アラントイン/ツボクサエキス(鎮静) ◯ 推奨 ◯ 継続 ◯ 継続
ビタミンC誘導体(APPS/VC-IP等) △ 刺激出やすく原則見送り ◯ 低濃度・隔日から ◎ 目的に応じて濃度UP可
ナイアシンアミド △ 敏感肌は刺激あり得る ◯ 低濃度から(2–5%目安) ◎ 目的に応じ調整
レチノール/レチナール/トレチノイン ✕ 完全回避 △ 低濃度を週1〜2回から ◯ 徐々に頻度/濃度UP*
AHA/BHA/スクラブ/ピーリングソープ ✕ 回避 △ ごく低濃度・短時間 ◯ 肌に合わせて再開
ハイドロキノン/トラネキサム酸/アルブチン等 △ 原則見送り ◯ 低頻度で試験再開 ◯ 色調目的で調整
日焼け止め(SPF30–50/PA+++〜) ◎ 必須(ノンケミカル推奨) ◎ 継続(こまめに塗り直し) ◎ 継続(外出時マスト)

*レチノイド類は赤み・乾燥・落屑を強めるため、週1→隔日→毎日と段階的に。刺激が続く場合は一段階戻します。

主要成分は「いつから」再開?(Q&A)

レチノール/トレチノインは?
目安はWeek 2以降に低濃度・低頻度から。赤み/ほてり/落屑が強い日は中止。
ビタミンCは?
Day 2–7から低濃度・短接触で。刺激が出る場合は誘導体やバッファ型へ。
AHA/BHAは?
原則Week 2以降。まずは低濃度/短時間/部分使いから。
ハイドロキノン/トラネキサム酸は?
Day 2–7に低頻度で試験再開→問題なければ週2–3回へ。
日焼け止めは?
当日から。摩擦が少ないミルク/クリームタイプ推奨。2–3時間おきに塗り直し。

回復を速める生活Tips(摩擦/熱/紫外線)

  • 摩擦ゼロ:タオルは押さえるだけ。クレンジングは短時間で。
  • 熱/血流アップを控える:当日はサウナ・長風呂・激しい運動・飲酒NG
  • UV回避:日傘/帽子/メガネ、屋外は日焼け止めの塗り直し徹底。
  • 寝具:清潔な枕カバー/フェイスタオル交換で摩擦と接触刺激を低減。

ご予約・ご相談

ご予約はLINEのみで承っています。医師が状態を拝見し、あなたに合う“時期別ホームケア”までご提案します。

👨‍⚕️ 医師からのコメント・監修

【保存版】ポテンツァ後のホームケア|再生期に相性が悪い/良い成分(時期別)
「皮膚疾患や感染症治療では、適切な薬剤選択と正しい使い方の指導が最も大切です。
再発を防ぎ、症状を早く抑えるために、丁寧に診療と説明を行っています。

0th CLINICでは、肌トラブルや感染症に対しても、患者さまごとに最適な治療を組み立て、必要に応じて漢方や生活指導も含めて多面的にサポートしています。

監修:黒田 揮志夫 医師(病理専門医/消化器病理医)
0th CLINIC 日本橋 院長
医学博士/日本病理学会認定 病理専門医/プライマリ・ケア連合学会認定 プライマリ・ケア認定医
  日本医師会認定 産業医/健康スポーツ医 総合診療・救急科での診療歴10年以上

* 本コラムは一般的な目安であり、個別の指示がある場合は医師の方針を優先してください。
* 成分の相性・刺激性には個人差があります。初回はパッチテスト、低濃度/低頻度からの再開を推奨します。

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