コンビニで“減塩”を選ぶなら|おにぎり/麺/汁物の選び方|0th CLINIC
コンビニで“減塩”を選ぶなら
おにぎり / 麺 / 汁物の選び方と置き換え術
目標は1食あたり食塩2g以下(1日6g未満の目安)。
ラベルの“食塩相当量”を見て、味の濃い具・汁・ドレッシングを賢くコントロールしましょう。
このページの狙い
本コラムは「買い物の選び方」に特化。医学的背景や薬の話は総論・副作用ページに譲り、1URL=1主題でカニバラ回避します。
まず覚える3ルール
- 食塩相当量は1食2gまで(“100gあたり”表示に注意。1包装あたりで確認)
- 汁は残す・別添ソースは半量(味は“最後に足す”がコツ)
- 味の濃い具は1点まで(昆布/明太/ツナマヨ等は重ねない)
食品別:NG→OKの置き換え例
おにぎり
“具の塩分”で差が大きい。海苔やご飯は控えめな味。
- NG例:明太子・ツナマヨ・昆布の複数買い
- OK例:梅/鮭/たまご/赤飯など1個+具は淡味
- コツ:サンドおにぎり/混ぜご飯は味が複数重なりやすい
麺(うどん/ラーメン/パスタ)
汁・ソースが塩分の大半。選び方で大きく変わる。
- NG例:ラーメン+スープ完飲、濃い味の和風パスタ
- OK例:つけ麺は麺を軽くくぐらせる、和風パスタは海苔/具を半分残す
- コツ:スープは残すだけで1〜2g削減できることも
汁物(味噌汁/スープ)
温かい汁は満足度UPだが塩分は高め。
- NG例:カップスープ+カップ麺など汁×汁の重ね
- OK例:具だくさん味噌汁を半分だけ飲む、甘味系ポタージュ
- コツ:粉末は7〜8割溶かす/お湯を少し多めに
惣菜・サラダ
ドレッシング/タレが塩分源。別添は半量が基本。
- NG例:唐揚げ+タルタル+ポテサラ
- OK例:蒸し鶏サラダ+ノンオイル/レモン
- コツ:タレはかけずにつける(付けダレ方式)
お弁当
主菜・副菜・漬物で塩分が分散。選択と残し方で調整。
- NG例:漬物・塩昆布・明太ポテサラの全部食べ
- OK例:魚の照り焼き弁当→漬物を残す・ソース半量
- コツ:“味の濃い副菜”は1つだけに
飲料・おやつ
甘味と塩味の“背徳コンボ”に注意。
- NG例:ポテチ+カップスープ
- OK例:素焼きナッツ/ヨーグルト/チョコ少量
- コツ:スポーツドリンクは薄めて飲む(発汗時のみ)
1食の“食塩相当量”めやす
カテゴリ |
OK目安 |
注意(超えやすい) |
おにぎり |
1個で0.5〜1.2g |
具が濃い×2個で2g超え |
パスタ/焼きそば |
1.5〜2.0g(ソース控えめ) |
濃い味+追いソース |
ラーメン/うどん |
スープを残して1.5〜2.5g |
完飲で3.5g以上 |
味噌汁/スープ |
0.7〜1.3g(半分なら〜0.6g) |
汁×汁の重ね飲み |
惣菜/サラダ |
ドレッシング半量で0.3〜0.8g |
タレ全量+漬物 |
※ 表は商品・量で変わります。必ずラベルの“食塩相当量”をご確認ください。
今日から使えるチェックリスト
- 食塩相当量 1食2gまで(できれば1.5g以下)
- 汁・ソースは半量、つけて食べる
- 味の濃い具は1つだけ
- 麺はスープを残す/お湯を多めに
- ドレッシングは野菜にかけず器でつける
腎臓病・心不全など厳格な制限が必要な方は、医師の指示に従ってください。