コラム
形は変えずに若見え=ツヤと透け感
“形は変えずに若見え”の正解はツヤと透け感
「顔の形は変えたくない。でも、若く見える質感は手に入れたい」。
答えは、ツヤ(光を均一に返す)と透け感(厚塗りしない透明感)です。
当院では、ボライト(保湿特化ヒアルロン酸)を中心に、形は変えず“保湿”で質感を底上げする方針を採っています。
なぜ“形”ではなく“質感”が若見えを決めるのか
実年齢の印象は、輪郭よりも肌の光り方と透明感で決まる場面が多いです。
水分保持(保湿)が整い、キメが揃うと、光は面で返りツヤが出ます。厚塗りせず色ムラだけを整えると、肌の透け感が残り若見えに。
ツヤは「均一な保湿×キメ」で決まる
- 均一保湿:角層の水分が満ちるほど光の乱反射が減り、面でつやっと返る。
- キメ整え:凹凸が減ると反射のムラが減少。毛穴の“にじみ”感も緩和。
- メイクより土台:ハイライトで作るツヤは一時的。土台の保湿ベースを整えると自然な持続が狙えます。
透け感は「薄膜+色ムラ調整」で作る
- 薄膜ファンデ:厚塗りは“のっぺり”見えの原因。薄く均一に。
- 色ムラ補正:赤み・くすみを部分用コンシーラーで点で整える。
- 摩擦レス:スポンジは押さえ置き。横スライドは崩れ・くすみの元に。
形は変えずに底上げ:ボライト=保湿という選択
ボライトは、形を変えず“保湿”を底上げするヒアルロン酸。
表皮〜真皮浅層の水分保持・弾力・キメを整えることで、ツヤと透け感の土台を育てます。
- 向いている悩み:乾燥・ちりめん・毛穴の“にじみ”・ツヤ低下
- 仕上がり:輪郭は変えず、質感だけがそっと上向く自然派
- 持続目安:6〜9か月(個人差)
- 安心運用:国内承認・正規品(アラガン社ジュビダーム ボライト)
今日からできるセルフケア(摩擦レス・薄膜メイク)
- 洗う:泡で包んで30秒以内。こすらない。
- 保湿:入浴後3〜5分以内にたっぷり。手のひらで押さえ塗り。
- 下地:薄く面で。毛穴は叩き込まず、置いてなじませる。
- ファンデ:薄膜+部分補正。スポンジはスタンプ塗り。
- 仕上げ:粉は最小量。ツヤの面を残す。
イベント逆算:撮影・挙式の2週間前が安心
- ボライト:7〜14日前に実施が安心。点状の赤み・内出血は多くが数日で改善(個人差)。
- スキンケア強刺激:レチノール/AHA/BHAは撮影1週間前から控えるor頻度ダウン。
- 睡眠・塩分:最終週は“むくみ回避”を最優先。
よくある間違いと回避法
- × ツヤ=ラメ:表面のラメでは日中ヨレやすい。保湿ベースから作る。
- × 厚塗りカバー:透け感が消え“年相応以上”に。薄膜+部分補正へ。
- × 摩擦過多:擦るほどキメ乱れ→くすみ。押さえ塗り・スタンプ塗りへ。
