ボライト後のアフターケア(保湿・入浴・運動・メイク・再開目安)
ボライトは形を変えず“保湿(=水分保持)”を底上げする注入治療です。
施術後は摩擦を避けた保湿と生活動作の調整で、赤み・内出血などのダウンタイムを最小化します。
時系列ガイド(当日〜1週間以降)
当日
- 冷却・保護:帰宅後も必要に応じてクーリング(保冷剤は直肌NG)。
- 入浴:短時間のシャワーは可。長風呂・サウナは不可。
- 運動:激しい運動は不可。発汗は内出血・腫れを助長します。
- 飲酒:不可(腫れ・内出血を助長)。
- メイク:原則翌日から。当日は摩擦回避。
- 保湿:低刺激保湿を中心に(ワセリン/敏感肌用など)。
翌日〜3日
- 赤み/点状跡:多くは数日で改善(個人差)。
- メイク:再開可。スポンジ・ブラシのこすりに注意。
- 入浴:短めの入浴は可。サウナ/岩盤浴はまだ控える。
- 運動:軽い運動から再開。高強度は48–72h様子見。
- 紫外線:摩擦少ない日焼け止め+帽子等で保護。
4日〜1週間
- 生活:ほぼ通常。軽い色残りはメイクでカバー。
- スキンケア:刺激アイテム(AHA/BHA/レチノール等)は医師指示で段階再開。
- マッサージ・エステ:1週間は施術部の摩擦・圧迫を避ける。
1週間以降
- 刺激再開:角質ケア/高濃度レチノール/美容医療の併用は順番・間隔を医師設計。
- イベント:写真撮影や挙式などは7–14日前実施が安心。
再開目安の早見表
項目 |
目安 |
ポイント |
メイク |
翌日から |
こすらない・清潔なツール使用 |
洗顔/入浴 |
当日シャワー可/入浴は翌日から |
ぬるめ・短時間、サウナは48–72h控える |
運動 |
軽め:翌日〜/高強度:48–72h以降 |
発汗・血流亢進で内出血が増えることあり |
飲酒 |
当日不可/翌日以降に様子見で |
腫れ・内出血を助長 |
スキンケア(保湿) |
当日からOK |
低刺激保湿中心。押さえ塗り |
ピーリング/スクラブ |
目安1週間後〜(医師指示) |
赤みが残る場合は延期 |
レチノール/レチノイド |
目安3–7日後に段階再開 |
反応を見ながら頻度↑ |
医療脱毛/レーザー等 |
目安1–2週間後(部位により) |
順番・間隔は医師設計 |
フェイシャル/マッサージ |
施術部は1週間回避 |
摩擦・圧迫を避ける |
スキンケア再開のコツ
- 当日〜3日:低刺激の保湿を中心に。化粧水はパッティングせず、手のひらで押さえる。
- 3〜7日:レチノール/AHA/BHAなどは少量・低頻度から。反応が出たら間隔を空ける。
- 1週間以降:ピーリング系再開は医師と相談。順番=保湿ベース→刺激が基本。
- 花粉/汗/マスク:摩擦と付着物で不調が出やすい時期は、クレンジング~保湿の簡素化が有効。
禁忌・控えること(期間目安)
- 当日:飲酒、長風呂、サウナ、激しい運動、強いマッサージ、施術部のメイク。
- 48–72時間:サウナ/岩盤浴/長時間の入浴、高強度運動、強い摩擦。
- 1週間:施術部のマッサージ・エステ・強いピーリング。
- 炎症が強い部位:注入回避。悪化の恐れがあるため、まずは経過観察と標準治療を優先。
※個人差があります。医師指示が最優先です。
LINE配布導線(来院後フォロー)
来院後、下記ボタンから当日の注意点と1週間の再開目安をLINEで受け取れます。画像保存してご活用ください。
(参考)自動返信テンプレ案
【ボライト後のアフターケア要点】
・当日:シャワー短時間/飲酒×/激しい運動×/メイクは翌日から
・翌日〜3日:こすらないメイク/低刺激の保湿中心
・3〜7日:レチノール/ピーリングは少量で試す、問題あれば中止
・1週間:フェイシャル/強いマッサージ再開可(医師指示に沿って)
質問はこのトークでどうぞ。写真添付OKです。
困ったとき(連絡目安)
- 内出血が広い/増える、強い腫れ・痛み:写真を添えてご連絡ください。
- 発熱・発疹・呼吸苦など:速やかに医療機関へ。営業時間外は各案内に従ってください。
- 炎症性ニキビ・接触皮膚炎が悪化:刺激を中止し、標準治療の優先を相談。