コラム

スポーツと筋・関節痛:強度を下げる合図5つ|CK採血の考え方/中止の目安

スポーツと筋・関節痛:強度を下げる合図5つ|CK採血の考え方/中止の目安|0th CLINIC 日本橋
コラム|スポーツと筋・関節痛:強度を下げる合図5つ

結論:痛みは“我慢しない”。合図が出たら強度を下げる→相談が安全です。

イソトレチノイン中でも運動は可能。ただし、乾燥や筋・関節の違和感が出やすく、早めの調整がパフォーマンスと安全を両立します。

要点(3行)
① 強い痛み/腫れ/可動域制限/尿色の異常などはサイン
② 改善乏しければ一旦中止→受診。必要時にCK検査を検討。
③ 本番前は無理をしない設計(逆算は/event-planning参照)。

強度を下げる合図5つ

  1. 刺すような鋭い痛みや、踏み込み・着地で“ズキッ”とくる痛み。
  2. 48時間以上続く筋肉痛や関節痛(休養・保湿で改善しない)。
  3. 関節の腫れ・熱感・可動域の低下(曲げ伸ばしがつらい)。
  4. 全身だるさや脱力感が強い/発熱を伴う。
  5. 尿の色が濃い茶色に感じる、あるいは筋肉の異常な腫れがある。

上記が当てはまる場合は無理をせず中止し、LINEで状況をお知らせください。必要に応じて診察・検査(CK等)を検討します。

CK採血の考え方/中止・受診の目安

CK(クレアチンキナーゼ)とは

筋肉の負荷や損傷で上がる酵素。症状が強い時や持続する時に、医師が必要に応じて検査を提案します。数値だけでなく、痛みの経過・尿色・全身症状とあわせて評価します。

  • 強い筋痛・筋張り/腫れ・熱感がある
  • 尿が濃い・茶色っぽい、排尿量が少ない
  • 発熱や強い倦怠感を伴う

運動の再開目安

  • 軽快して24–48時間たち、日常動作で痛みがない
  • 可動域が戻り、腫れ・熱感がない
  • 医師指示がある場合はそれに従う(検査結果を反映)

復帰は強度60%→80%→100%の段階的に。屋外競技は紫外線対策(SPF30+、帽子、サングラス)も継続。

大会や本番に合わせるなら

重要試合の2–4週間前は強度を落として、皮むけや筋肉の張りを整えるのが無難。具体例は イベント逆算(運動TIPS) をご覧ください。

👨‍⚕️ 医師からのコメント・監修

スポーツと筋・関節痛:強度を下げる合図5つ|CK採血の考え方/中止の目安
「皮膚疾患や感染症治療では、適切な薬剤選択と正しい使い方の指導が最も大切です。
再発を防ぎ、症状を早く抑えるために、丁寧に診療と説明を行っています。

0th CLINICでは、肌トラブルや感染症に対しても、患者さまごとに最適な治療を組み立て、必要に応じて漢方や生活指導も含めて多面的にサポートしています。

監修:黒田 揮志夫 医師(病理専門医/消化器病理医)
0th CLINIC 日本橋 院長
医学博士/日本病理学会認定 病理専門医/プライマリ・ケア連合学会認定 プライマリ・ケア認定医
  日本医師会認定 産業医/健康スポーツ医 総合診療・救急科での診療歴10年以上

注意とお願い

本コラムは一般情報です。症状や数値の解釈は個別に異なります。強い痛み・発熱・尿色の異常などがある場合は運動を中止し、すみやかにご相談ください。

最終更新日:2025-09-25

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