脇腹・側胸部のしこり・粉瘤(アテローム)|ベルト・バッグ摩擦に配慮した日帰り切除
ベルト・バッグが当たって痛む方へ
脇腹・側胸部のしこり・粉瘤(アテローム)
脇腹・側胸部のしこり・粉瘤(アテローム)
摩擦に配慮した切開と再発予防設計で日帰り切除|0th CLINIC 日本橋
脇腹〜側胸部はベルト・バッグ・服の縫い目が当たりやすく、炎症や破裂を繰り返しがち。
当院はテンションラインと当たり位置を考慮した切開と、被膜を含めた摘出(原則病理検査)で、見た目と再発抑制の両立を目指します。

スマホでQRを読み取っても予約できます。
脇腹・側胸部の粉瘤に多い症状
- 肋骨ライン・脇腹に丸いしこり(ゆっくり大きくなる)
- ベルト・バッグ・ブラ/下着・服の縫い目の当たりで痛む
- 中央に黒い点/押すと白〜黄色の内容物や臭い
- 赤く腫れて熱い(感染・炎症のサイン)
- 潰れて小さくなっても同じ場所に再発する
自己処置で押し出す・潰すと感染・瘢痕の原因になります。早めの受診を。
受診の目安
- 通勤・育児・スポーツで擦れて痛い
- リュック/ショルダー/シートベルトで悪化しやすい
- イベント・旅行前に治療計画を立てたい
- 確定診断が欲しい(原則病理検査)
混雑時に当日切除が難しい場合は、短期の手術枠をご提案します。
脇腹のしこり:粉瘤と紛らわしい病態
病態 | 特徴 | 対応 |
---|---|---|
粉瘤(表皮嚢腫) | 皮膚の袋に角質がたまる。黒点(開口部)や臭い内容物。感染で赤く痛む。 | 袋ごと日帰り切除(再発予防)。炎症時は抗菌薬・切開排膿+時期を見た根治切除。 |
脂肪腫 | やわらかく可動性あり。通常は無痛。 | 経過観察 or 切除。 |
線維腫・皮膚線維腫 | 小硬結でつまむとくぼむ所見など。 | 経過観察 or 切除。 |
表在性膿瘍 | 急な疼痛・腫脹・発赤。 | 切開排膿・抗菌薬の上、後日評価。 |
肋間神経痛由来の痛み など | 皮膚より深部の痛みで腫瘤は触れないこと。 | 適切な診療科と連携評価。 |
当院は原則病理検査で確定診断(紛らわしい腫瘍との判別)を行います。
摩擦に配慮した創設計
ベルト・バッグ・下着・縫い目の当たりを読み、目立ちにくくケアしやすい切開と縫合を設計。
再発予防を重視
袋(被膜)を取り残さない切除。破裂歴や炎症後でも形態を読み再発を抑えます。
原則・病理検査
紛らわしい腫瘍の鑑別のため、切除標本は原則病理提出。医療的な安心を担保します。
来院から手術までの流れ(脇腹・側胸部)
- 診察:症状・既往・服装/ベルト/バッグの使い方・運動習慣を確認。必要に応じエコー評価。
- 方針決定:日帰り切除の可否・タイミング、切開線設計・創ケア、当たり対策(パッド・位置調整)を説明。
- 局所麻酔下切除:袋を含めて摘出。縫合の有無は部位・サイズ・皮膚テンションで判断。
- 病理検査:標本提出。結果は再診またはオンライン説明(希望制)。
- アフターケア:洗浄・ガーゼ/テープ交換・抜糸時期・入浴/就業/運動の再開目安。
よくあるご相談
- 「バッグが当たる」→ 持ち替え・肩当てパッド・位置調整で軽減
- 「ブラ/下着で擦れる」→ 素材・サイズ・縫い目位置の見直しを提案
- 「運動再開は?」→ 腫れ・摩擦が落ち着いてから段階的に再開
- 「費用は?」→ 保険診療の目安 を参照