ヒアルロン酸注入|唇・口周り(リップ・口角・人中)

ヒアルロン酸注入|唇・口周り(リップ・口角・人中)|日本橋の皮膚科 0th CLINIC

ヒアルロン酸注入|唇・口周り(リップ・口角・人中)

「形は大きく変えず、上品なふっくら感うるおいを」。縦ジワや乾燥によるひび割れを改善し、M字リップ形成口角アップで自然な若見えを目指します。国内承認品のみを正規流通から採用し、溶解薬(ヒアルロニダーゼ)を常備する安全体制です。

こんなお悩みに

  • 唇のボリュームダウン・縦ジワ・乾燥が気になる
  • 輪郭のにじみ(リップラインの不明瞭化)
  • 口角が下がって不機嫌に見える
  • M字リップ(キューピッドボウ)を上品に出したい
  • 人中を短く見せる錯視効果を狙いたい

適応外・注意が必要なケース

  • 活動性の口唇ヘルペスや傷がある
  • 抗凝固薬内服中・重度出血傾向(個別判断)
  • 過去の充填材によるしこり・異物感(要診察)
  • 妊娠・授乳中は原則見合わせ

※ 医師が問診・診察のうえ、安全性を最優先に判断します。

デザイン方針と注入の考え方

  • 自然さ重視:唇中央~赤唇の“高さ”と“厚み”のバランスを微調整。過度な前突や“アヒル口”は避けます。
  • 口角アップ:口角周囲を少量ずつ丁寧に支え、笑顔時の下がりを改善。
  • M字形成:上唇の弓状ライン(Cupid’s bow)を繊細に強調。
  • リップライン定義:輪郭を薄くなぞり、にじみを抑えて口紅が映える口元に。
  • 縦ジワ改善:軟らかめの製剤を表層に微量分割で。

針・カニューレを部位により使い分け、浅層~深層での安全域を守ります。

安全対策(血管塞栓リスクに対する取り組み)

  • 解剖学に基づいた血管走行の回避と層の選択
  • 少量・分割注入と圧の管理、必要に応じてアスピレーション
  • カニューレの適切な活用
  • 施術直後~後日のフォロー体制

緊急時対応:ヒアルロニダーゼ(溶解薬)を常備し、万一の症状に迅速対応します。

塞栓が疑われる症状(急な強い痛み・蒼白・紫斑・視覚異常など)があれば、すぐにご連絡ください。

施術の流れ

  1. 問診・デザイン相談(仕上がりイメージの共有)
  2. 写真撮影・同意説明(リスクと代替案の確認)
  3. 麻酔(表面麻酔/笑気麻酔:希望に応じて)
  4. 注入(少量ずつバランスを確認しながら)
  5. 仕上がり確認・アフターケア説明

ダウンタイム・経過目安

腫れ・むくみ当日〜数日(個人差あり)
内出血〜1〜2週間で自然軽快(メイク可)
持続期間数か月〜1年前後(製剤・部位・代謝で変動)
メイク/洗顔当日から可能(強い圧迫・摩擦は避ける)

当日の注意

  • 過度なマッサージ・サウナ・激しい運動・飲酒は24時間控える
  • 針孔は清潔に保ち、リップスクラブ等は一時中止
  • 気になる腫れ・痛みが続く場合はご連絡を

料金

詳細は 料金ページ をご確認ください。麻酔オプション(表面/笑気)もご用意しています。

よくある質問

不自然になりませんか?

当院は「自然さ」を重視し、少量ずつバランスを確認しながら注入します。輪郭のにじみや縦ジワを改善しつつ、過度な前突を避ける設計です。

痛みは強いですか?

表面麻酔や笑気麻酔の併用で負担を軽減できます。短時間で終了するケースがほとんどです。

どれくらい持ちますか?

一般に数か月〜1年前後です。製剤の性質、注入層、個人の代謝や生活習慣により差があります。

溶かすことは可能ですか?

ヒアルロニダーゼで溶解が可能です(適応は医師判断)。他院施術後のご相談も承ります。

イベントに合わせたいのですが、いつ受ければ良い?

むくみ・内出血の可能性を考慮し、少なくとも2週間以上前の施術をおすすめします。

使用製剤と当院の方針

  • 国内承認品のみを正規ルートで採用
  • 無理な販売や大量注入の提案なし(必要量を医師が見積もり)
  • 解剖学に基づく安全域の徹底・緊急対応体制
  • 他治療(ボトックス、ジェネシス、スキンブースター等)との適切な併用提案

※ ヒアルロン酸は体内で徐々に分解される充填材です。効果・持続・ダウンタイムには個人差があります。施術の適応・リスクは診察時に医師がご説明します。

まずはLINEでご相談ください

空き枠確認、ダウンタイムのご相談、他院施術後の溶解相談も承ります。

ヒアルロン酸注入|唇・口周り(リップ・口角・人中)

【自由診療および使用製剤に関するご案内】

  • 本治療は自由診療です(保険適用外)
  • 当院では、国内で承認されているヒアルロン酸製剤(ジュビダームビスタⓇシリーズ、レスチレンⓇ)を使用しております。
  • また、一部施術においては、国内未承認のヒアルロン酸製剤「ビエンフィル(Bienfill)」を使用することがあります。
    この製剤は韓国MFDS(食品医薬品安全処)の基準を満たしており、安全性・品質が認証された製品です。
  • 国内未承認医薬品の使用については、医師の責任において輸入・管理しており、日本国内における同一成分・効能を有する代替製剤は存在しません。

※未承認医薬品に関する詳細は、厚生労働省の公式情報をご参照ください:
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/healthhazard/

信頼できる公的機関の参考リンク

【監修医師について】

本ページの内容は、0th CLINIC 院長 黒田 揮志夫(くろだ きしお)
[病理専門医/皮膚病理医]が監修しています。

すべての治療情報は、国内外の医療文献・臨床ガイドライン・承認情報に基づき、医学的エビデンスに即して正確かつ中立的に記載しています。
情報は随時、最新の知見に基づいて更新・確認を行っております。

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