足のむくみ・ふくらはぎのだるさ|受診の目安と考えられる原因
Internal Medicine — 内科診療
足のむくみ、
何科に相談すればいいか
夕方に足が重い、靴下の跡がくっきり残る、片足だけ明らかに太い——足のむくみは、立ち仕事や塩分だけでなく、心臓・腎臓・血管のサインであることがあります。原因は多岐にわたるため、どなたでも、まずは一度ご相談いただければと思います。
First Check
受診先の目安
むくみの原因は複数の臓器にまたがることが多いため、迷ったときはまず一般内科で全身の状態を確認するのが近道です。血管の逆流や血栓が疑われる場合は、下肢静脈エコーによる評価へと進みます。
| こんな症状 | 受診の目安 |
|---|---|
| 片足だけ急に腫れた、赤い・熱い・痛い | 当日〜至急(血栓の除外が必要) |
| 両足のむくみ+息切れ、横になると苦しい | 当日受診(心臓の評価) |
| 顔や手もむくむ、尿量の低下や泡立ち | 近日中(腎臓の評価) |
| 夕方だけ足首がむくむ、立ち仕事が多い | 数日〜数週間のうちに(静脈の評価) |
強い症状がある場合は、下の「危ないサイン」を先にご確認ください。
LINEで予約する今すぐ受診を考える、危ないサイン
片足だけ・急に・痛みを伴う
片側のふくらはぎが急に太くなる、赤み・熱感・押すと痛む。長時間の移動や脱水、手術のあとなどがきっかけになることがあります。深部静脈血栓症の可能性があり、時間が重要です。ためらわずご相談ください。
息切れを伴う
階段で息が切れる、横になると苦しい、数日で体重が増えた、夜間に何度もトイレに立つ。心臓の機能低下が背景にあることがあり、早めの確認をおすすめします。
これらのサインがある場合は、夜間でも救急受診を優先してください。
足のむくみの主な原因
むくみとは、水分が血管の外にしみ出し、組織にたまった状態です。背景にあるものは、大きく次のように分けられます。
| 分類 | 内容 |
|---|---|
| 静脈・血流 | 静脈瘤(逆流)、深部静脈血栓症、慢性静脈不全など |
| 内臓の疾患 | 心臓のポンプ機能低下、腎臓の水分排出低下、肝臓の機能低下など |
| 体質・生活習慣 | 長時間の立位・座位、運動不足、塩分の摂り過ぎ、加齢、ホルモンの変動など |
| お薬の影響 | 一部の降圧薬や鎮痛薬、ステロイドなど(自己判断で中止せず、医師にご相談ください) |
静脈瘤について詳しくは下肢静脈瘤の総合ガイドをご覧ください。
受診までにできること
まず確認してみてください
左右差はあるか、押すとへこむか、皮膚の色に変化はないか、息切れ・動悸・尿量の変化はないか、最近長距離の移動や手術、感染はなかったか。
日々でできる工夫
就寝前など、足を心臓より少し高く上げる。同じ姿勢を長く続けず、ふくらはぎを動かす。塩分を見直し、水分は摂り過ぎず不足させずに。むくみが続く場合は、原因を確かめる検査へ進みます。
片足の急な腫れや、息切れ・胸痛がある場合は、セルフケアより受診を優先してください。
当院での診察・検査の進め方
まず一般内科で全身の状態を確認し、必要に応じて血管の評価へ進みます。
内科での確認
採血(腎機能・肝機能・炎症・貧血・電解質)、尿検査(蛋白尿や血尿の有無)、心電図・胸部X線、必要に応じて心不全マーカー(BNPなど)を確認します。
血管(静脈)の評価
下肢静脈エコーで、血栓の有無や静脈瘤の逆流を確認します。慢性的な静脈のうっ滞や皮膚の変化との関連もあわせて見ていきます。
Since Feb 2026
下肢のむくみ専門外来
毎週金曜午前、下肢のむくみに特化した専門外来を行っています。慢性的なむくみ、静脈瘤、皮膚の色素沈着、足のだるさが続く方は、より専門的な評価をご相談いただけます。
よくあるご質問
足のむくみは何科を受診すればいいですか
片足だけむくむのは危ないですか
足のむくみでは、どんな検査をしますか
受診までに自宅でできることはありますか
LINEで症状の詳しい内容を相談できますか
Reviewed By
監修医
遠藤 大介
順天堂大学 心臓血管外科(成人心臓血管外科)
筑波大学 医学専門学群 医学類(2010年)卒業 順天堂大学大学院(2017年)修了 日本外科学会 外科専門医/心臓血管外科専門医・修練指導者 腹部・胸部ステントグラフト実施医・指導医/TAVR実施医 ロボット支援下心臓手術認定術者
本ページは一般的な医学情報の提供を目的としており、個別の診断・治療は診察のうえで判断します。
ご予約
0th CLINIC 日本橋(医療法人社団悠鳳会)東京都中央区日本橋二丁目16番9号 CAMCO日本橋ビル4階
日本橋駅より徒歩3分、茅場町駅より徒歩5分
ご来院時は1階入口で部屋番号「401」を押してお入りください
