話しづらい・言葉が出にくい・ろれつが回らない
話しづらい・言葉が出にくい・ろれつが回らない
「急にろれつが回らなくなった」「言葉がうまく出ない」「かんだり、聞き返されることが増えた」──。
とくに急に起こった話しづらさは、脳卒中(脳梗塞・脳出血)など、命にかかわる病気のサインのことがあります。
一方で、声帯や口の病気、ストレス・不安、認知症の一症状として現れることも。
日本橋・茅場町・東京駅エリアの0th CLINIC 日本橋では、総合内科として全身+神経症状を一緒に確認し、必要に応じて脳神経領域の専門医療機関と連携します。
すぐ救急受診(119番)を考えてほしいサイン
- 突然、ろれつが回らない・言葉がはっきり出ないようになった
- 話しづらさと同時に、片側の手足の力が入りにくい/しびれる
- 顔の片側が下がる・ゆがんで見える(顔面麻痺)
- 急に片目が見えにくい・ものが二重に見える・視野の一部が欠ける
- 今までにない、突然の激しい頭痛(雷に打たれたような痛み)
- 意識がぼんやりする・呼びかけに反応しづらい・立てない・ふらつきが強い
これらは脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血など)の典型的なサインです。
時間との勝負になるため、迷ったら救急車(119番)で脳卒中対応可能な医療機関への受診を検討してください。
「少し良くなったから様子をみる」は、後遺症を重くしてしまう原因になります。
セルフチェック|どのタイプの「話しづらさ」ですか?
1) 音の問題? 言葉の意味の問題?
- 舌がもつれて、はっきり発音できない
- しゃべろうとしても言葉がうまく出てこない
- 自分の言っていることが、自分でもうまくまとまっていない感じがする
- 相手の話が、いつもより理解しにくい気がする
2) いつから・どのくらい続いていますか?
- 数分〜数十分だけだったが、今はほぼ元通り
- 数時間以上続いている/繰り返している
- 数ヶ月〜数年かけて、少しずつ進んできた
- かぜ・声の使いすぎの後から、声がかすれて話しづらい
併せて、以下も確認しておくと診察がスムーズです。
- 頭痛・しびれ・力が入りにくい・ふらつき・視力の変化がないか
- 不整脈(心房細動)・高血圧・糖尿病・脂質異常症・心臓病の既往があるか
- 最近始めた薬・サプリ・向精神薬の有無
- ストレス・不眠・パニック症状(動悸・息苦しさ)などの有無
「いつから」「どんな場面で気づいたか」「どのくらいの時間続いたか」「一緒に出た症状」を、メモやスマホに記録しておくと、診察・必要な検査の判断に役立ちます。
原因と鑑別|緊急のものから、そうでないものまで
1) 脳の血管のトラブル(脳卒中・TIA)
脳梗塞
脳出血
くも膜下出血
一過性脳虚血発作(TIA)
脳の言語領域や運動をつかさどる部分に血流障害が起こると、
- ろれつが回らない(構音障害)
- 言葉が出にくい・言葉がつまる(失語症)
- 片側の手足のまひ・しびれ
- 顔のゆがみ・視野障害・ふらつき
などが組み合わさって現れます。症状が一時的におさまるTIA(脳梗塞の前触れ)でも、原因評価と再発予防が非常に重要です。
2) 慢性的な脳・神経の病気
脳腫瘍・慢性硬膜下血腫
パーキンソン病など神経変性疾患
認知症に伴う失語
数ヶ月〜数年かけてゆっくりと「話し方が変わってきた」「言葉が出にくい」「理解力が落ちてきた」場合、脳の慢性的な病気が隠れていることがあります。
3) のど・声帯・口腔の病気
急性声帯炎・声の使い過ぎ
声帯ポリープ・声帯結節
口内炎・舌炎・歯のかみ合わせの不具合
声がかすれる・出しづらい、のどに違和感がある、舌や口が痛いといった場合は、耳鼻咽喉科・歯科領域の病気が中心となります。
4) 代謝・内科的な原因
低血糖
電解質異常
重い感染症・敗血症
糖尿病治療中の低血糖や、電解質(Na・Kなど)の乱れ、重い感染症などでは、「意識がぼんやりする」「ろれつが怪しい」「会話がちぐはぐ」といった状態になることがあります。
5) ストレス・不安・心因性
緊張・パニック発作
心因性失声・どもり
緊張の場面やストレスが強い状況では、息が詰まるように感じて言葉が出にくくなったり、声が出ない・震えることがあります。
ただし、心因性と決めつける前に、脳や内科の重大な病気がないかを確認することが重要です。
6) 薬の影響・アルコールなど
向精神薬
抗てんかん薬
アルコール
一部の薬は、眠気・ふらつき・構音障害などを副作用として起こすことがあります。アルコールの飲み過ぎでも、一時的にろれつが回らなくなることがありますが、頭のケガや低血糖を伴うこともあるため注意が必要です。
何科を受診?|総合内科を入り口に、必要に応じて連携
| 症状・状況 | まず相談したい診療科 | ポイント |
|---|---|---|
| 突然のろれつ障害+片側まひ・しびれ・激しい頭痛など | 救急外来(119番) | 脳卒中の疑いが高いため、時間をあけずに救急車で脳卒中対応可能な病院を受診してください。 |
| 数分〜数十分の言葉のもつれが、ときどき起きては完全に戻る | 内科(総合内科・循環器内科) | 一過性脳虚血発作(TIA)の可能性があります。高血圧・糖尿病・心房細動などの有無に応じて、心臓や頸動脈の評価を含めて検査を検討します。 |
| かすれ声・のどの違和感を伴う話しづらさ | 内科 or 耳鼻咽喉科 | まず内科で全身状態を確認し、声帯やのどに原因が疑われる場合は耳鼻咽喉科への受診を検討します。 |
| 数ヶ月〜数年かけて徐々に言葉が出にくい・物忘れもある | 内科(総合) | 認知症・神経変性疾患などを疑い、必要時に脳神経内科・もの忘れ外来などとの連携を視野に入れます。 |
「どこに行けば良いか分からない」「まず相談したい」という場合は、日本橋駅直結の総合内科として0th CLINIC 日本橋をご利用ください。
問診・診察・必要な血液検査・心電図などを行い、緊急性を判断したうえで、地域の脳神経医療機関と連携します。
0th CLINICで行う検査と評価の流れ
-
問診・神経学的診察
いつから・どのような場面で気づいたか、どのくらい続いたか、頭痛・しびれ・まひ・視力の変化・ふらつきなどの有無、既往歴(高血圧・糖尿病・脂質異常症・心房細動など)を丁寧に確認し、顔・手足の力・感覚・言語・歩行などの神経学的診察を行います。 -
血液検査・尿検査
血糖・HbA1c・電解質・腎機能・肝機能・炎症反応・脂質などをチェックし、代謝異常や内科的な背景を評価します。 -
心電図・血圧・脈拍の確認
心房細動などの不整脈は脳梗塞の大きなリスクとなるため、心電図や血圧測定で心血管リスクを確認します。 -
高次医療機関との連携
脳卒中が疑われる場合や画像検査(CT・MRI)が必要と判断した場合には、連携先の病院への紹介状を作成し、速やかな受診につなげます。 -
再発予防・生活習慣の調整
高血圧・糖尿病・脂質異常症などが見つかった場合は、高血圧外来・糖尿病外来などで、脳卒中・心血管病の予防も含めた治療計画を立てます。
時間帯や混雑状況によって検査の一部を別日に分けることがあります。
緊急性が高いと判断される場合は、その場で救急搬送や高次医療機関受診を優先します。
受診前に準備しておくとよいもの
- 症状が起きた日時と、どのくらい続いたかのメモ
- 一緒に出た症状(頭痛・しびれ・まひ・ふらつき・見えにくさなど)
- これまでの病気・手術歴、高血圧・糖尿病・脂質異常症・心臓病の有無
- お薬手帳・内服中の薬(とくに血液をさらさらにする薬・不整脈の薬)
- できれば、ご家族や周囲で様子を見ていた方からの情報
言葉が出にくい方ご本人の代わりに、ご家族が症状の経過をメモにして持参していただけると、診察が大変助かります。
よくある質問
Q. 日本橋・茅場町・東京駅周辺で、まず相談できるクリニックを探しています。
0th CLINIC 日本橋は、日本橋駅直結・東京駅八重洲口・茅場町駅からも徒歩圏内にあり、総合内科・循環器内科を中心とした外来を行っています。
「様子を見るべきか」「どの病院に行けばよいか」を一人で悩まず、まずはご相談ください。必要に応じて、脳神経外科・脳神経内科など、地域の医療機関をご紹介します。
Q. 一度だけの短い症状でも、受診したほうがいいですか?
とくに片側の手足の症状を伴う一時的な言語障害は、脳梗塞の前触れ(TIA)のことがあり、放置すると本格的な脳梗塞を起こすリスクが高くなります。
「一度だけだから大丈夫」とは言い切れないため、できるだけ早いタイミングでの受診をおすすめします。
Q. 自宅でできるチェックや対策はありますか?
「顔・腕・言葉」を簡単に見る方法として、FASTという考え方があります。
F(Face):顔のゆがみはないか/A(Arm):両腕を上げたとき片方だけ下がらないか/S(Speech):言葉がはっきり話せるか/T(Time):いつから始まったか。
一つでも当てはまれば、様子を見ずに医療機関への相談を検討してください。
話しづらさ・ろれつのもつれが気になったら|日本橋の内科にご相談ください
言葉は、日常生活・仕事・ご家族とのコミュニケーションの土台となる大切な機能です。
「年齢のせいかな」「緊張のせいかも」と自己判断せず、一度全身を俯瞰してチェックしておくことが、将来の脳卒中や心臓病の予防にもつながります。
日本橋・茅場町・東京駅近くで、話しづらさ・言葉の出にくさが気になる方は、0th CLINIC 日本橋へお気軽にご相談ください。
監修
「急な“ろれつのもつれ”や“言葉の出にくさ”は、早く動けるかどうかで、その後の人生が大きく変わることもあります。
0th CLINICでは、脳卒中をはじめとした全身の病気を念頭に、総合内科としての視点で評価し、必要に応じて専門医療機関と連携しています。」
0th CLINIC 日本橋 院長/医学博士
日本病理学会認定 病理専門医/日本プライマリ・ケア連合学会認定 プライマリ・ケア認定医
日本医師会認定 産業医・健康スポーツ医/総合診療・救急での診療経験 10年以上
日本橋駅直結/東京駅・茅場町駅からも徒歩圏内
