ゼップバウンド(チルゼパチド)|肥満症の保険適用の条件・用量と当院の対応(紹介/自費はマンジャロ)
ゼップバウンド(チルゼパチド)肥満症|保険診療の薬
「ゼップバウンド」「チルゼパチド 肥満症 保険適用」でお探しの方へ。適応条件・用量・注意点を整理し、当院の対応(紹介/自費はマンジャロ)を明確にご案内します。
ゼップバウンドは肥満症に対する注射薬(週1回)。
保険適用はBMI・合併症・生活療法など条件が厳密。
当院は保険のゼップバウンド処方を行いません(適応の方は提携機関へ紹介)。
当院の肥満症外来(自費)は、同成分の糖尿病製剤マンジャロを用いて設計します(適応外使用は説明と同意のうえで個別判断)。
アクセス
東京都中央区日本橋二丁目16番9号 CAMCO日本橋ビル4階(東京駅八重洲口・日本橋駅徒歩3分)
概要
- 一般名:チルゼパチド
- 製剤:ゼップバウンド 皮下注(2.5/5/7.5/10/12.5/15 mg など)
- 投与:週1回 皮下注(自己注射)
- 位置づけ:肥満症の薬物療法(食事療法・運動療法と併用)
当院では保険のゼップバウンド処方は行いません。適応が見込まれる方は、提携医療機関へ紹介します。
一方、肥満症外来(自費)では、同成分の糖尿病製剤マンジャロを用いた体重管理を行います(適応外使用は説明・同意の上で個別判断)。
保険適用の条件(肥満症)
添付文書(インタビューフォーム)に基づく要点です。該当するかどうかは最終的に医師が判断します。
| 条件 | 要点 |
|---|---|
| 肥満症の診断 | 単なる体重増加ではなく、医学的に「肥満症」と判断されること。 |
| 合併症 | 高血圧/脂質異常症/2型糖尿病のいずれかを有する。(※適応条件に含まれます) |
| BMI |
|
| 生活療法 | 食事療法・運動療法を行っても、十分な効果が得られない場合。(薬だけに頼らない設計が前提) |
マンジャロとの違い(よくある誤解の整理)
| 項目 | ゼップバウンド | マンジャロ |
|---|---|---|
| 有効成分 | チルゼパチド | チルゼパチド |
| 主な適応 | 肥満症(保険) | 2型糖尿病(保険) |
| 当院での扱い | 保険処方は行いません(適応の方は提携機関へ紹介) | 肥満症外来(自費)で使用 ※体重管理目的は適応外使用となり得るため、説明・同意のうえで個別判断 |
成分が同じでも「保険で使える条件」「運用(施設要件など)」が異なります。
当院は、自費の体重管理(マンジャロ)と、保険適用が見込まれる方の紹介を明確に分けています。
当院の対応(紹介/自費)
保険でゼップバウンドが必要な方(紹介)
- 初回相談:体重推移、食行動、既往歴、併用薬、合併症を整理
- 適応の見込み確認:BMI・合併症・生活療法の状況を確認
- 必要に応じ検査:採血など(安全性・合併症評価)
- 提携機関へ紹介:保険での導入・継続が可能な施設へ
ただし、適応整理・紹介状作成・導入前後の生活設計の相談は可能です。
肥満症外来(自費):マンジャロで設計
- 「保険の条件に当てはまらないが体重管理をしたい」
- 「忙しく通院回数を抑えたい」
- 「副作用が不安で、増量設計を丁寧にしてほしい」
※体重管理目的での使用は適応外使用となり得るため、診察でリスク・代替案を説明し、同意のうえで個別判断します。
用法・用量(添付文書ベースの要点)
週1回、同じ曜日に皮下注射。開始は2.5mgから段階的に増量します。
| 段階 | 用量(週1回) | 期間の目安 | メモ |
|---|---|---|---|
| 開始 | 2.5 mg | 4週間 | 忍容性(吐き気など)を見ながら慣らす |
| 増量 | 5 mg | 4週間 | 以後も2.5mgずつ、4週間以上あけて増量 |
| 維持(基本) | 10 mg | 継続 | 患者の状態により減量/増量を検討 |
| 調整 | (必要に応じて) | 個別 | 患者の状態により5mgずつ減量、または2.5mgずつ増量して最大15mgも検討 |
増量は「早いほど良い」ではありません。吐き気・便秘などが生活に支障なら、増量延期/据え置き/減量も含めて安全側に調整します。
副作用・禁忌(安全に使うために)
主な副作用(頻度が高いもの)
- 悪心(吐き気)
- 下痢
- 便秘
- 嘔吐
- 腹痛・消化不良(胃もたれ)
- ドカ食いを避け、少量に分ける
- 脂っこい・甘い食事は控えめに
- 水分と電解質をこまめに(脱水対策)
- 「我慢して増量しない」
すぐ相談/受診してほしいサイン
- 強い腹痛が続く
- 嘔吐が止まらない/水分が摂れない
- 強い脱水(ふらつき、尿が極端に少ない など)
典型的な副作用に見えても、別の病態が隠れることがあります。迷ったら受診・相談を優先してください。
禁忌(投与しない方)
- 本剤成分に対する過敏症の既往
- 糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡/前昏睡、1型糖尿病
特に糖尿病治療薬を使用中の方は、低血糖を含めた調整が必要になることがあります。必ず併用薬を申告してください。
よくある質問(FAQ)
Q. 当院でゼップバウンド(保険)は処方できますか?
当院では保険のゼップバウンド処方は行いません。適応が見込まれる方は、条件整理のうえで提携機関をご紹介します。
Q. ゼップバウンドとマンジャロは何が違うのですか?
有効成分は同じチルゼパチドですが、主な適応が異なります。ゼップバウンドは肥満症(保険)、マンジャロは2型糖尿病(保険)です。当院の自費肥満外来ではマンジャロを用いて設計します(適応外使用は説明・同意の上で個別判断)。
Q. 保険適用になるBMIの目安は?
BMI27以上で肥満に関連する健康障害が2つ以上、またはBMI35以上が要点です。加えて、合併症(高血圧/脂質異常症/2型糖尿病)や生活療法の状況も条件に含まれます。
Q. 吐き気が不安です。減らせますか?
増量を急がない、食事を少量に分ける、脂っこい食事を控える、水分をこまめに、などで軽くなることがあります。つらい場合は「据え置き/延期/減量」も含めて調整します。
Q. 相談したら、必ず注射を勧められますか?
いいえ。体重管理は、生活療法・内服・注射・紹介など選択肢があります。ご希望と安全性を踏まえて一緒に方針を決めます。
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